豊洲新市場予定地で東京都が実施した土壌汚染状況のボーリング調査で採取した、コアサンプルの廃棄差し止め請求を、8/11に、「市場を考える会」や消費者である都民の皆さんら14名が東京地方裁判所に提訴いたしました。
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本日8/25付けの『日刊食料新聞』によりますと、東京都の岡田至市場長は、このほど、「廃棄の方針に変わりはないが、提訴を受けて当分の間作業は保留にする考えを示した」と掲載されていました。
廃棄差し止めの提訴を受けている中であっても、東京都にとってみれば、廃棄をさせない法的拘束力はないわけであり、廃棄を進めることは可能であるところですが、「廃棄保留」に至った考えは妥当であると考えます。
提訴をうけた状態で捨てることを強行すれば、道義的に見て問題であります。
いまだに廃棄の方針であることに関し、今後法廷で、豊洲土壌汚染に関連した諸問題も含め、明らかにされることを期待いたします。