この8月に中央区は、子育て支援対策本部を設置いたしました。
私も、保育園・幼稚園・学童などの待機児童の解消や、子ども家庭支援センターのサービスの充実など、子育て支援策の充実をすべきことを申し述べてまいりました。
設置には大賛成です。
とくに、教育と福祉の連携が深まればよいと考えます。
設置に先駆けて、7月の少子高齢化対策特別委員会の場で、設置することで、何を目指すかについてきちんと事前に説明することはございませんでした。
ぜひとも、今後の少子高齢化対策特別委員会では、対策本部での協議内容を随時ご報告いただき、議会ー行政一丸となって、子育て支援対策の充実を図って行きたいと考えます。
下線は、小坂による。
***以下、区のホームページより***
中央区子育て支援対策本部の設置について
1 設置の背景
わが国社会が人口減少時代を迎えた今日、合計特殊出生率は著しく低下したままであり、少子化対策は国民的課題であります。とりわけその傾向が顕著に現れている大都市には、早急に少子化に歯止めをかける積極的な取組が求められています。
都心である本区においては、子育て支援策をはじめとした住み良い環境づくりに向けた総合的な施策の展開により、一時は7万人を切るのではないかと思われた定住人口は、今では11万を突破し、特に子育て世代は力強く増え続けています。
その一方で、保育所待機児童が急増し、その解消は本区にとって喫緊の課題となっています。
現在、国や都においても待機児童の解消をはじめ総合的な子育て支援策の強化が検討されていますが、本区の子育て世代が増加している今こそ、都心中央区にふさわしい支援策の更なる拡充が求められています。
2 設置目的
保育所待機児童を解消する緊急対策はもとより、更なるサービスの充実や環境整備などの総合的な子育て支援策を全庁挙げて積極的に展開し、安心して子どもを産み、育てることができる中央区を実現します。
3 本部の構成
⑴ 本部長 区長
⑵ 副本部長 副区長、教育長
⑶ 本部員 部長級職員、関係課長
※ 本部の下に、幹事会を設ける。
4 所掌事項
⑴ 急増する保育所待機児童を解消するための緊急対策に関すること。
⑵ 今後の国や都の施策を踏まえた総合的な子育て支援策の拡充に関すること。
5 設置時期
平成21年8月1日
****掲載終わり****
先にもご案内させていただいております。
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/e1d87577e0849cf37e435e20fff7896e
今日、明日と、亀島川の水辺空間の創造の展示がされております。
明日、午後一時からは、シンポジウムもあるそうです。
必見です。
写真は、ひとつの構想です。遠くにリバーシティが見えています。
まちづくりは、区民・住民の提案からなされていくべきものです。
先にご案内した、亀島川の水辺の空間づくりの展示を、合間をぬって本日見学してきました。
亀島川をまなぶ講座で区民がグループを作り、どのような水辺空間をつくるべきかを一枚の地図の上に表現していました。
すばらしい提案でした。
とても夢があり、実現するときっと街が活気付く提案の数々でした。
形式的ではない、思いのこもったまちづくりの提案でした。
亀島川のある新川地域は、私は、思いで多き地域です。
私が大学を卒業し、中央区へ引っ越してきたとき最初に住み始めた場所なのです。
亀島川を眺めながら、毎日、通勤していました。
提案の内容をご紹介させていただきます。。
*まず、目を引いたものは、水門の緑化です。
これは、先の案内の中の写真にあります。
これだけで、亀島川の見え方、風景がまったく異なってみえるようになるでしょう。
*堤防、壁面、川に向いた側の壁面緑化を行います。
緑化には、目黒川が参考になるとおっしゃっていました。
*亀島川周辺の新川エリアには、昔、酒問屋があったといいます。お酒にちなんだイベントが、整備した水辺空間でおこなうことができるでしょう。
*バリアフリーのウッドデッキをつくり、水に親しみ、お茶を飲みながら、高齢の方々、障がいのある方々、地域の人、いっしょになって語らいのスペースをつくります。
*川沿いの空き空間(特に桜川屋上公園近く)には、伝統芸能の舞台をつくり、川から見ることができます。
*亀島川には、船着場を設け、ちいさなボートが行きかいします。
*東京駅から続く桜の並木を、明正通り(区立明正小学校と区立越前堀児童公園にはさまれた通り)を経て隅田川まで延長させます。
などなど、楽しい提案の数々でした。
明日のシンポジウムがとても楽しみになってきました。
中央区には、日本橋川、隅田川、朝潮運河をはじめ豊かな水辺の空間がたくさんあります。
これらの空間を区民の憩いの空間として、観光資源として活用していくことが、中央区の発展のためにはとても大切であると考えます。
市民の手による提案がなされるということで、たいへん楽しみです。
****中央区ホームページより****
区民による「亀島川の再生と街づくり」パネル提言 展示会
5月から6回にわたり「中央区民カレッジ まなびの講座」におきまして、ワークショップ型式による「亀島川の再生と街づくり」を学んでまいりました。講演型のカリキュラムが多い区民カレッジでは、初めての試みでしたが、30代から80代までの受講生の方々がグループを組み、川や街について考えていることをテーマに喧々諤々議論し、提言に組み立ててパネルにまとめました。
この度、標記のように亀島川の畔の内田洋行新川オフィスの1階にて作品の展示会を行ないますので、ご覧いただければ幸甚に存じます。
日時 8月7日(金曜日)午後3時から6時
8月8日(土曜日)午前10時から午後3時
会場 株式会社内田洋行
(中央区新川2-4-7新川オフィス ユビキタス協創広場 CANVAS1階)地図はこちら
※8日は午後1時から会場にて公開シンポジュウムを行います。自由参加ですので奮ってお集まりください。夏休みですから子どもさんたちの参加もお待ちしています。
亀島川の水門(現在)
もし水門がグリーンシャワーで変身したら
主催 中央区民カレッジ「亀島川の再生と街づくり」展示会実行委員会
共催 中央区
協力 株式会社内田洋行
後援 法政大学大学院エコ地域デザイン研究所
日本建築家協会 関東甲信越支部 中央地域会
水辺空間とまちの再生研究会
水の都中央区をつくる会
協賛 地域交流センター/今田酒店
コーディネーター
阿部 彰(建築家・都市環境プランナー、法政大学大学院エコ地域デザイン研究所)
講座担当講師
高松 巌(八丁堀八代目東京都公園協会公益事業部長、
法政大学大学院エコ地域デザイン研究所)
仲光克顕(中央区主任文化財調査指導員)
ワークショップ協力 日本建築家協会関東甲信越支部中央地域会
展示会運営協力 株式会社 内田洋行
事務局 中央区区民部文化・生涯学習課生涯学習係
【問合せ先】
文化・生涯学習課生涯学習係
電話 03-3546-5524 ファクス 03-3546-9556
****転載終わり****
核兵器の廃絶を訴えて行かねばなりません。
広島への原爆投下から64年の月日が経つも、いまだに核兵器廃絶には、遠い道のりが続いています。
******平和記念資料館ホームページから****
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/declaration/Japanese/index.html
2009年平和宣言
人類絶滅兵器・原子爆弾が広島市民の上に投下されてから64年、どんな言葉を使っても言い尽くせない被爆者の苦しみは今でも続いています。64年前の放射線が未(いま)だに身体を蝕(むしば)み、64年前の記憶が昨日のことのように蘇(よみがえ)り続けるからです。
幸いなことに、被爆体験の重みは法的にも支えられています。原爆の人体への影響が未だに解明されていない事実を謙虚に受け止めた勇気ある司法判断がその好例です。日本国政府は、「黒い雨降雨地域」や海外の被爆者も含め高齢化した被爆者の実態に即した援護策を充実すると共に、今こそ省庁の壁を取り払い、「こんな思いを他(ほか)の誰にもさせてはならぬ」という被爆者たちの悲願を実現するため、2020年までの核兵器廃絶運動の旗手として世界をリードすべきです。
今年4月には米国のオバマ大統領がプラハで、「核兵器を使った唯一の国として」、「核兵器のない世界」実現のために努力する「道義的責任」があることを明言しました。核兵器の廃絶は、被爆者のみならず世界の大多数の市民並びに国々の声であり、その声にオバマ大統領が耳を傾けたことは、「廃絶されることにしか意味のない核兵器」の位置付けを確固たるものにしました。
それに応えて私たちには、オバマ大統領を支持し、核兵器廃絶のために活動する責任があります。この点を強調するため、世界の多数派である私たち自身を「オバマジョリティー」と呼び、力を合わせて2020年までに核兵器の廃絶を実現しようと世界に呼び掛けます。その思いは、世界的評価が益々(ますます)高まる日本国憲法に凝縮されています。
全世界からの加盟都市が3000を超えた平和市長会議では、「2020ビジョン」を具体化した「ヒロシマ・ナガサキ議定書」を、来年のNPT再検討会議で採択して貰(もら)うため全力疾走しています。採択後の筋書きは、核実験を強行した北朝鮮等、全(すべ)ての国における核兵器取得・配備の即時停止、核保有国・疑惑国等の首脳の被爆地訪問、国連軍縮特別総会の早期開催、2015年までの核兵器禁止条約締結を目指す交渉開始、そして、2020年までの全ての核兵器廃絶を想定しています。明日から長崎市で開かれる平和市長会議の総会で、さらに詳細な計画を策定します。
2020年が大切なのは、一人でも多くの被爆者と共に核兵器の廃絶される日を迎えたいからですし、また私たちの世代が核兵器を廃絶しなければ、次の世代への最低限の責任さえ果たしたことにはならないからです。
核兵器廃絶を視野に入れ積極的な活動を始めたグローバル・ゼロや核不拡散・核軍縮に関する国際委員会等、世界的影響力を持つ人々にも、2020年を目指す輪に加わって頂きたいと願っています。
対人地雷の禁止、グラミン銀行による貧困からの解放、温暖化の防止等、大多数の世界市民の意思を尊重し市民の力で問題を解決する地球規模の民主主義が今、正に発芽しつつあります。その芽を伸ばし、さらに大きな問題を解決するためには、国連の中にこれら市民の声が直接届く仕組みを創(つく)る必要があります。例えば、これまで戦争等の大きな悲劇を体験してきた都市100、そして、人口の多い都市100、計200都市からなる国連の下院を創設し、現在の国連総会を上院とすることも一案です。
被爆64周年の平和記念式典に当たり、私たちは原爆犠牲者の御霊(みたま)に心から哀悼の誠を捧(ささ)げ、長崎市と共に、また世界の多数派の市民そして国々と共に、核兵器のない世界実現のため渾身(こんしん)の力を振り絞ることをここに誓います。
最後に、英語で世界に呼び掛けます。
We have the power.
We have the responsibility.
And we are the Obamajority.
Together,we can abolish nuclear weapons.
Yes,we can.
2009年(平成21年)8月6日広島市長 秋葉忠利
(注)英語部分の訳は次の通り。
私たちには力があります。私たちには責任があります。そして、私たちはオバマジョリティーです。
力を合わせれば核兵器は廃絶できます。絶対にできます。
*****以上******