「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

日本の新しい時代の幕開けとともに

2009-08-31 22:38:51 | シチズンシップ教育
 2009年8月30日は、歴史に残る日となりました。
 1955年の結党以来続いた自民党第一党体制が崩壊し、政権交代が実現した日です。
 「一票では何も変わらない」と、今まであきらめていた多くの方々が、「変えることができる」ということを実感できたのではないでしょうか。

 31日未明、300議席超の結果を受けて民主党鳩山代表は、この第45回総選挙を契機として、『三つの交代』がなされる旨のことを記者会見で発言なさいました。
 ひとつは、『政権の交代』、長く続いた自民党政権から新たな政権を国民が選択しました。
 二つ目は、『古い政治から新しい政治への交代』、政官業の利権にまみれた政治から市民が中心となる政治への交代です。
 三つ目は、『主権の交代』官僚主権の政治から国民主導の政治への交代です。

 これら三つの交代をうけて、新しい政権の選択をした私たちは、何をすべきでしょうか。
 選挙が終わったから、あとは、政治家にまかせるでは、いままでと同じ轍をふまないとも限りません。民主党圧勝のお祭り騒ぎの一日で終わらしては決してなりません。
 鳩山代表のインタビューにある『市民が中心となる政治』『国民主導の政治』を真に実現するために、私たち自身ひとりひとりが、できる時、できる形で、政治に参加していく時代が来たのだと私は考えます。「政治家に任せておけばそれで済んだ。官僚に任せておけばそれで済んだ。」という時代は終わったのだと思います。政治参加、それは、大それたことではなく、みなさまのお考えを議員に伝えていくことだけでも参加です。ぜひ、お近くの議員に、みなさまのお考えや思いを声として届けてください。
 
 中央区の最大の問題のひとつ、築地市場の移転問題について、鳩山代表は、「築地は世界の言葉である。築地はいのちの源である。東京都の暴挙を絶対に許すわけには行かない。」と都議会議員選挙初日の第一声で明言されています。民主党が都議会だけでなく、国会でも政権与党となった今、豊洲土壌汚染地への移転を中止し、現在地再整備を実現する時がやってまいりました。
 みんなで力を合わせれば出来ないことはないのです。大阪の市場も、札幌の市場も営業をしながら、現在地で再整備を立派に成し遂げることが出来ました。
 日本橋魚河岸から数えて400年にも及ぶ食文化の拠点築地市場をしっかりと守り、歌舞伎座、銀座、日本橋の街並みを守り、世界に誇れる首都東京のまちが築かれていくことを願ってやみません。

 日本の歴史の大きな転換にあたり、みんなで力を合わせ、なんとしても日本再生を成し遂げて行きたいと思います。


平成21年8月31日
中央区議会議員、小児科医師
文責 小坂 和輝
 
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鹿児島1区川内博史代議士 おめでとうございます。

2009-08-31 01:49:33 | 仲間・先生
 日本の歴史が動きました。

 その瞬間に立ち会うことができたことをとても感謝しています。

 鹿児島1区では、築地市場を守ることに力を注いで下さっている恩人、そして尊敬する政治家川内博史氏を応援させていただきました。
 川内氏は、築地市場の移転問題に関連して鍵となる質問を、国会でいくつもなさってこられました。
 今回は、税金の無駄を省き、財源を生み出すその先頭にたたれていらっしゃいます。

 なんでも、4回の衆院選すべて、小選挙区では負けて、比例復活されました。今回が、五度目の衆院選で、五期目を目指します。

 川内氏は、山形屋の前に立ち、「政権交代」を17年間訴え続けて来られました。

 訴えられたことは、とてもわかりやすいメッセージでした。

 「政治は、誰のためにあるのか。それは、自民党のためにあるのでも、民主党のためにあるのでも、官僚のためにあるのでもなく、国民のためにあるのです。
 財源があるのかと聞かれます。あります。無駄をなくし、天下りをなくすことでつくることができます。
 今回が、最後のチャンスかもしれません。みなで力を合わせて政権交代しましょう。みなで力を合わせれば、できないことなんかないのです。」

 
 辻立ちや選挙カーの遊説、電話では、とてもよい反応が返ってきました。鹿児島の皆さんが、川内氏に握手を求めてきました。川内氏が語りかけると、握手をされていきました。
 鹿児島の市民の皆様が、車から手を振ってくださり、お店から出てきてくださり、マンションのベランダから手を振って応援くださいました。

 ある農家のご婦人は、報道でみると今回の衆院選は中傷合戦のようであり、信用なさらないと申していました。
 川内氏は、選挙カーを止めて、でも信じてほしい、またお電話をくださいと、その方のお話をじっくりとお伺いされていました。
 実際、川内氏の遊説では、相手陣営の中傷は一切ございませんでした。
 選挙カーから降りて、足をとめて、じっくりと、誰のお話もお伺いしながらの遊説でした。

 多くの支持者が集まってこられました。
 最終日は、集まられてこられた支持者が、天文館の商店街を埋め尽くすほどでした。

 みなでやれば、やれないことなんかない。

 ぜひとも、政治を国民のためにとりもどしていただきたいと思います。
 川内博史代議士は、将来の首相にふさわしい方であると、私は、信じています。

 偶然の出会いから、川内氏とつながりました。その偶然に感謝したいです。築地市場仲卸の野末氏が議員会館を歩いていて、足を止めた事務所、築地市場の話の重要性を強く感じ川内氏につなげてくださった秘書様がいらっしゃったこと、そこから始まりました。そして私も築地市場移転問題と取り組むうちに川内氏とつながっていきました。偶然でもあり、必然でもあったのかもしれません。
 そしてこのたびも、新たな出会いに感謝します。
 川内氏を支える事務所の皆様や、支援者の皆様、大学生ボランティアの皆様、そして鹿児島市議会議員森山博行氏、座間市議会議員おきなが明久氏、今後とも連携をとらせていただきたく考えています。
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政権交代と国民の生活第一の政治

2009-08-31 01:23:35 | 国政レベルでなすべきこと
 民主党が300議席以上を確保しました。

 今、鳩山代表の会見が終わりました。

 今回の選挙は、三つの交代であるということです。

一、政権の交代
 自民から民主へ。

一、古い政治から新しい政治へ
 市民中心の政治へ。

一、主権の交代
 官僚主権から、国民主導の政治へ。


 歴史が変わる一日でした。

*****記者会見の冒頭発言全文***** 
民主党の鳩山代表が31日未明に行った記者会見の全文は以下の通り。

 ●冒頭発言

 ご案内の通り、今回、国民の皆さんが、日本の憲政史上初めての政権選択選挙というものをおこなって、勇気を持って、政権交代を選んでいただいた。そのことに、国民の皆さんに対して、民主党の代表として心から感謝を申し上げたいと思います。

 すべてはこれからだと思っておりますし、単なる民主党の勝利だと思っておりません。やはり、国民の皆さんにとって、お暮らしが大変厳しくなっている。今の政治、何やっているんだとのお怒りが、民主党への期待感に結びついたということも間違いないことだと思っております。その意味では、謙虚に私どもとしては、いかにして国民の皆さんの方向を向いた政治というものを作り上げていくかということがすべてだと思います。

 私はある意味で三つの交代ということを申し上げたいと思います。一つは言うまでもありません、政権の交代であります。長く続いた自民党の政権に対して、国民が新たな政権の選択をしたということであります。それは、とりもなおさずこれまでの野党というものが非力だったということが、むしろ自民党に対して反省を求めるよりも、野党が非力だったということが、国民の皆さんに不幸を招いた原因だと理解しております。それだけに、このような状況のなかで、政権交代をできたというのが大変大きな意味があると思います。

 二つ目の交代は、これは古い政治から新しい政治への交代だということも言えると思います。いわゆる政官業の利権にまみれた政治というものにさよならして、新しい、市民が中心となる政治を作り出していこうということの表れたと思っています。民主党としては新人がたくさん登場するわけでありますが、同窓生というと語弊があるかも知れませんが、経験のあるもの、そして、新人がいかに協力して融和の中で新しい政治を興すかということが我々の大きな課題だとも思います。

 三つ目の交代、これはいわゆる主権の交代でありまして、今日まで官僚任せ、いわゆる官僚主導、官僚主権の政治だと言われて参りました。それに対して「そうじゃないよ」と、国民が主役となる政治だと、国民主導の政治というものを作り上げていかなければならない。政治主導が必ずしも、国民の皆さんの主導になりきるかどうかということが逆に問われることだと思っておりまして、私どもとすれば、政治主導を国民主導の政治に変えていく、主権が明らかに国民の手に戻ったぞという国民主権の選択を国民の皆さんが自身の手でおこなっていただいたということであろうかと思います。

 その意味で、三つの交代の意義というものをしっかりとつかみ取って、国民の皆様方の期待に応える政治というものを興していきたいと思っております。

 前置きはこのぐらいにいたしたいと思いますが、いわゆる、新型のインフルエンザとか、台風が近づいておりますし、災害対策もおこなわなければならないと思っております。野党で現在はありますけれども、これから政権を担っていく政党として、自民党と民主党、これは大いに戦うべきところは戦いながら、継承したり、あるいは協力するべきところは、大いに協力してこれからおこなっていく必要があるかと思っておりますので、そのようなことも決して数におごることのない政治をおこなって参りたいと言うことを冒頭申し上げておきたいと思います。
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