6/2第一回中央区生活安全協議会 （次回第二回は、来年２月）

　今、第一回中央区生活安全協議会に傍聴の形で、出席してきました。町会、防犯ボランティア、商店街、小中学校、警察、消防そして、中央区が一堂に会する協議会です。
　安心・安全を総合的に、緊密な連携の下、子どもから高齢者までを対象に、取り組んでおります。

　議事として、中央区、警察、消防からの安心・安全の取り組みの報告と意見交換。


　中央区からは、
①防災危機管理室長より
地域パトロールの資機材現物支給
地域の防犯カメラ設置助成
住まいの防犯カメラ設置助成
安心安全メール
こども安心安全メール
出前相談
防犯講習会
防犯アドバイザー派遣
銀座のまちの安全の取り組み
防災危機管理センターの運営

②区民生活課長より
消費生活センターの区役所一階の設置
消費者専門相談
出前講座・訪問相談
未公開株取引の詐欺対応

③高齢者福祉課長より
地域見守り団体　現在区内9団体、協力員１００人、見守り２００人
高齢者安心コール　６月１日開始、登録３７件

④教育委員会次長より
学校危機管理マニュアル（震災、風水害、防犯、新興感染症）
子どもの安心・安全メール

　警察署の方から、中央区の犯罪動向の報告がありました。一年間の犯罪数が、平成２１年度が3377件（比較平成１０年　4987件）　１０年前から１６１０件、32％の減少です。数は少ないものの、文京区に負けているそうです。
　「犯罪者対もの」の犯罪は、減るが、「犯罪者対ひと」の犯罪は、増えています。
　防犯意識の向上に向けた取り組みの大切さを強調されていました。

　消防署の方から、
＊火災の死者数がここ３年で、中央区は一人
＊災害時要援護者対策
＊放火
＊こどもの火遊び
＊総合防災教育
＊応急手当・ＡＥＤの知識の啓発
＊事故をなくすための情報発信
＊家具転倒防止
＊家庭での発災時の行動の取り決め
などについての説明。

　意見交換では、
＊まちは自分たちで守る意識の啓発を
＊地域の声かけを
＊ＡＥＤの知識を学ぶ場を
＊あいさつから
＊こどもには、命を大切にする教育からはじめた防災教育
＊教員には、発災時の役割をきちんと認識し、地域との協力体制を築く
＊中学生には、「危険の予知と回避」を教育している
　
　などが出されました。

　たいへん貴重な場です。

　このようなネットワークの広がり、取り扱う内容の広がりと深まりを、今後とも見守って行きたいと思います。
　意見交換で出されました貴重なご意見は、区政に反映させていただきます。

築地市場現在地再整備案公募に４５件！！

　都議会民主党は、５月３１日、一般公募した築地市場現在地再整備案の応募結果を発表いたしました。

　応募総数は、４５件。

　４５件のうち、１３件がコンサルタントなど専門家。残り３２件が、一般、市場関係者が半々。

　６月１日の各紙で、５月３１日同日の会見とともに、報道されていました。

　報道によりますと、今後、アイデアが集約化され、工費や実現性などを模索しながら絞り込まれ、都議会の「築地市場の移転・再整備に関する特別委員会」に提示されるとのことです。
　そして、秋までに、民主党は、現在地再整備案をまとめて提出するといいます。
　再整備案の提出では、市場関係者に意向調査を行う可能性もあるそうです。

　都議会では、予算審議のときに出された付帯決議が忠実に守られ、現在地再整備の検討がなされることを見守って行きたいと思います。

　同時に、中央区も、現在地再整備において、どのような支援・協力を東京都に対して行っていけるかを提示していかねばならないと思います。

　公募は以下のページで見ることができます。
　⇒　http://www.tukijisaiseibi.com/