以下の点を質疑。
Ⅰ新生児等訪問指導事業
その実績は?全数の指導ができているか。
区回答:4月実績86件、昨年50件。毎年60%の訪問の実績であった。
出生通知をもらうひとだけの訪問から、出生全数把握に努めている。
4ヶ月までに全数訪問する。
新生児が生まれると、保健師が訪問するものという意識付けがなるようなまで、告知に努めていく。
Ⅱ病児保育事業 6/1より聖路加国際病院で開始。
医師連絡票を用いることで、聖路加病院でなくても、かかりつけ医でも入室前診断が可能なようにできないか。
区回答:急性期の子どもも預かる。感染症も預かる。
医師が、日に一回往診する。
責任問題や感染症の場合の部屋割りのことで、聖路加病院で、入室前診断をすることにしている。
小坂要望:聖路加病院での入室前診断と、どこか内科・小児科のかかりつけの入室前診断と、本質的に変わりはない。
江東区では、「医師連絡票」を用いて、かかりつけ医での入室前診断を可能にしており、その方向で考えていくべきである。
Ⅲ待機児童対策
①子育て支援対策本部の本年の動向は。
区回答:第一回の会合を開き、進捗状況を確認。
特に、0,1歳児の待機児童問題が深刻。
②休園中の常盤、昭和、坂本の幼稚園舎を使って、認定子ども園を開いては。
この子どもたちが、そのまま同小学校(常盤小、城東小、坂本小)にそのままあがれば、将来の小学校教室数不足の改善につながる施策となる。
区回答:認定子ども園設置は、給食施設配置などスペース的に無理。年齢的にも、3,4,5歳を受け入れる施設をつくるメリットがあるか
小坂要望:空きスペースを有効に使用すべき。認定子ども園をつくり、3、4、5歳児の受け入れを認定子ども園や幼稚園で行うこととし、保育園はその分、0,1,2歳受け入れを重点的に受け持つ住み分けを行うことで、待機児童の解消につながるかもしれない。
Ⅳ晴海児童館開設に向けて、ソフト面の充実を。そのためのタイムテーブルは?
平成22年度9月区や都の都市計画審議会 平成23年度建設、平成24年度12月開設
区回答:他区の施設の視察もし、実施設計を行っていく
12月までにまとめていく。
分析:12月までにソフト面の内容がまとまるゆえ、今が、どのような児童館であるべきかの声を積極的に区に届けていくべき時期である。
Ⅴ子宮頸がんワクチンについて
①区民周知のリーフレット作成 資料請求
区回答:届ける
②親が同伴でなくても接種をうけることができる同意署名欄を、予診票につけるべき
区回答:親同伴で接種を行うべきとの考えで、同意署名欄は、設けない
③保健体育の指導要領では、性感染症の指導内容があるゆえ、教育の中で、ワクチンの重要性を伝えるべきでは
区回答:保健所とも連携し出前授業や保健所での説明会を行う。
性教育は、人権教育としてのアプローチも行う。
小坂要望:教育と保健所が連携して、性の健康に関して伝えて行ってほしい。
中学生といっても、子どもから大人までの幅のある年代であり、伝えるに当たっての配慮をお願いする。
④今は、HPV16型と18型に対してのサーバリックス(グラクソ・スミスクライン社)だけだが、今後、HPV16型と18型及び6型、11型のガーダシル(メルク社、日本では万有)が出る。その対応は。
区回答:出てからの状況を見ながら対応
⑤この度の早い措置を高く評価するが、予算措置はどうしたか。
区回答:がん検診の費用をこちらでも用いた。今後、必要なら、9月議会で補正予算を組む。
7月末に実施し、夏休みを利用しての接種率上昇を目指したかったので、早く施策を行った。
小坂要望:予防接種の観点で言えば、ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンがある。助成をするだけではなく、国へ定期予防接種に入れることの働きかけを、現場の小児科医らも行っているが、区からも行っていただきたい。
日本脳炎ワクチンの積極的接種の勧奨の情報を早く流していただきたい。
区回答:日本脳炎ワクチンの接種票を近日中に送る。
以上、
(質問時間切れゆえ、積み残しの質問)
*介護保険認定調査員が区で何人依頼しており、認定調査件数依頼は月に何件あるか。
*夜間対応型訪問介護が24時間対応になって、利用が伸びたか。