「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

中央区でも、子宮頸がんワクチン接種公費負担が実現!! 対象者:中学生女子

2010-06-09 16:31:53 | 医療
 いよいよ、中央区でも、子宮頸がんワクチン接種の公費負担が実施されます!!

 小児科と産婦人科の連携、医療と教育の連携がとても大切になってきます。

****以下、本日開催、福祉保健委員会資料より****
Ⅰ趣旨
若い女性に増加している子宮頸がんを予防するため、中学1年生から3年生までの生
徒を対象にワクチン接種の公費負担を行う。

Ⅱ実施内容
1)対象者
中学1年生から3年生までの女性 約960人

2)実施方法
医師会の医療機関で個別接種

3)開始時期
平成22年7月末から

4)必要接種回数
3回(初回、1ヵ月後、6ヵ月後)

5)公費負担
全額助成

Ⅲ所要経費(概算)
29,000千円(初年度接種者40%想定)

Ⅳ周知方法
1)区立中学校で「出前講座」を開催
2)保健所で私立中学校に通うお子さんの保護者等を対象に「説明会」を開催
3)7月21日号の区のおしらせ中央、区のホームページへの掲載
4)対象者全員に案内文と予診票を郵送
*あわせて、子宮頸がんワクチン接種と女性のがん検診の普及啓発を図るためのリー
フレットを同封する。

以上
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最小不幸社会 

2010-06-09 08:44:26 | 国政レベルでなすべきこと
 本日、東京新聞の一面、「最小不幸」が目にとまった。菅首相の会見でのことば。

 最小不幸を実現すること自体、行政の役割だと思いますが、「継続可能な」「最大公約数」のサービスを提供するという性格上の限界も考えられます。
 「新しい公共」が、限界を超えるひとつの有効な手立て。
 NPO、ボランティア、町会・自治会など地域や住民が、知恵を出し、力を出し合って「新しい公共」を担うことにより「最小不幸」実現に近づくものと考えます。

*****東京新聞ウェブ*****
鳩山「友愛」路線を転換 「不幸の要素ひとつずつ除く」
2010年6月9日 07時04分

 「最小不幸社会」。ちょっと聞き慣れない言葉だが、菅首相が目標とするその社会は、高校生のころ、父親から薦められたという一冊の本との出会いにまでさかのぼる。

 自著「日本大転換」によると、その本は、一九三二年に英国の作家オルダス・ハクスリーが出した「すばらしい新世界」。同国の作家ジョージ・オーウェルの「1984年」と並び、全体主義や共産主義の到来を予言した近未来小説の傑作だ。

 小説の舞台は、科学文明が高度に発達した社会。人間は試験管の中で製造され、階級ごとに体格も知能も決まる。政府が秩序安定のためにすべてをコントロールし、個人は人間性を持たず、自分の階級や環境に何の疑問も持たない世界を描いた。

 そんな世界に決してしてはならない。「幸福を政治が強制的に用意しようとすれば、非人間的な世界にならざるを得ない。では政治とは何か」。自問自答を繰り返し、「人を不幸にする要素をひとつずつ取り除くことが政治の仕事」という考えにたどりついた。

 こうした政治観は「友愛」を基本理念とした鳩山由紀夫前首相とは、ある意味で対照的かもしれない。

 鳩山氏は、教育や福祉など身近な問題の解決に住民自身が取り組む「新しい公共」の実現を掲げたが、理念偏重で具体性に欠くという批判がつきまとっていた。

 NPO法人もやい事務局長で「年越し派遣村」の村長を務めた湯浅誠さんは「最小不幸社会は、政治ができることの限界を意識した考え方。もっと高い理想を掲げるべきだという批判もあるが、市民運動に携わってきた菅さんの現実主義的な面が表れている」と指摘する。

 その上で「菅さんの発想は、政府の所得再分配機能を高めるなど、失業などですべり落ちた人がやり直せる社会をつくる政策につながる。腰を据えて、政策を積み上げていってほしい」と期待する。

(東京新聞)
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6月8日(火)のつぶやき

2010-06-09 01:47:40 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
09:14 from web
0時-6時の救急当直の帰りに、久松小学校のラジオ体操に参加。20数名程度の地域の方が参加されていました。ご高齢の方が多かったですが、同じ年代の方もちらほら。健康づくりに一番よいことのひとつだと思います。毎日参加されている皆様のきびきびとした体の動きに、あらためて感動。
10:39 from web
『裁判員ネット』が、裁判員経験者を交え市民の視点から裁判員制度について意見交換をする『フォーラム「検証・裁判員制度の1年~市民から見た裁判員裁判」』を企画。6月12日(土)15時~17時半大東文化大学/大東文化会館ホール(板橋区徳丸2-4-21)東武東上線「東武練馬駅」徒歩3分
15:51 from web
所用があり、京橋築地小学校へ。体育館では、ちょうど、救命救急の講習中でした。消防署の方が、PTAの皆様に実技指導しておりました。一年に一度は、このような講習を受けとかねば、いざというときに、体が動かないと思います。皆様、お疲れ様でございました。
16:01 from web
一年に一度の中央区の検診(検尿、検便、喀痰、X線、心電図、採決、VDT検診、視力、聴力、内科診察)を受けてきました。採決する側には、慣れているのに、採決されるのはとても苦手。おかげで、その後の血圧測定で、血圧が上昇。アンケートに記載すると、改めて改善すべきことが明らかになります。
by kosakakazuki on Twitter
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