いよいよ来週月曜日、12月20日に開催です。
ご参加をお待ち致しております。
復興小学校をはじめ、歴史的建造物をいかに次の時代に継承していくべきか、皆様のお考えを是非ともお聞かせください。
*****ご案内*****
講演会『地域のなかの小学校と災害復興-復興小学校と京都・番組小学校の比較からー』
東京の復興小学校と京都の番組小学校は、それぞれ高い理想が込められた教育内容・校舎をもち、また、地域との関連が深い小学校として知られています。
今回の報告では、地域のなかの小学校と災害復興のあり方について、東京の復興小学校と京都の番組小学校との比較検討を行います。
これまで両者はさまざまな角度から分析され、語られていますが、比較はほとんど行われてきませんでした。
それぞれの特徴と共通点、相違点を検討することで、これまで地域社会において果たした役割、そして、今後のあり方について考えます。
記
開催日時:平成22年12月20日月曜日
開場:18時30分
開会:19時00分
場所:月島区民館3F 大会議室
(中央区月島2-8-11)
有楽町線・大江戸線月島駅すぐです。
http://mappage.jp/S/S04.php?L=12&X=2.4397582200009&Y=0.62238395999932
講師:国立歴史民俗博物館 研究部 機関研究員
高野 宏康 氏
会費:無料
企画者からひとこと:
重要文化財相当という評価を日本建築学会から受けるとともに、中央区文化財保護審議会委員からも保存活用を求める異例の要望書が出され、地元内外から多くの保存を求める声がある中、現在、明石小・中央小の両校は取り壊しの工事中です。今夏、報道において、復興小学校である明石小・中央小学校の改築問題が大きく取り上げられましたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
それら復興小学校は、関東大震災後の復興事業で、RC造により再建・新築されたたいへん堅牢な建物です。その存在は、わが国の近代建築史上貴重なだけでなく、地域住民の個人史の中に溶け込み、心のよりどころとして存在してきました。校庭や隣接する復興小公園等のオープンスペースと併せて、地域コミュニティの「核」として今後も地域の結節性を保つため不可欠な存在となっています。歴史と伝統、風格ある学び舎は、その地域独自の校風を醸し出し、子どもたちの豊かな情操をはぐくんでいます。
そのもともとの堅牢なつくりゆえ、耐震性・耐久性の面から、現存のままでも子どもたちの安全が確保されている以上は、安直な解体は慎み、賛否両論を、子どもたちの目線を忘れることなく十分検討したうえで、今後の教育の需要に合わせた更新を図っていくべきであると考えます。
明石小、中央小は現在取り壊しが進められておりますが、今後改築が計画される明正小、将来的に検討課題にのぼるであろう残された現役の復興小学校(泰明・常盤・城東・坂本小)の今後の更新のあり方を考えるために、この講演会を企画いたしました。
中央区に多くの貴重な歴史的建造物が存在しております。
参加された皆様と、歴史的建造物の保存・活用のあり方、中央区の街づくりのあり方について一緒に考えて行きたいと思います。
以上、
ご参加をお待ち致しております。
復興小学校をはじめ、歴史的建造物をいかに次の時代に継承していくべきか、皆様のお考えを是非ともお聞かせください。
*****ご案内*****
講演会『地域のなかの小学校と災害復興-復興小学校と京都・番組小学校の比較からー』
東京の復興小学校と京都の番組小学校は、それぞれ高い理想が込められた教育内容・校舎をもち、また、地域との関連が深い小学校として知られています。
今回の報告では、地域のなかの小学校と災害復興のあり方について、東京の復興小学校と京都の番組小学校との比較検討を行います。
これまで両者はさまざまな角度から分析され、語られていますが、比較はほとんど行われてきませんでした。
それぞれの特徴と共通点、相違点を検討することで、これまで地域社会において果たした役割、そして、今後のあり方について考えます。
記
開催日時:平成22年12月20日月曜日
開場:18時30分
開会:19時00分
場所:月島区民館3F 大会議室
(中央区月島2-8-11)
有楽町線・大江戸線月島駅すぐです。
http://mappage.jp/S/S04.php?L=12&X=2.4397582200009&Y=0.62238395999932
講師:国立歴史民俗博物館 研究部 機関研究員
高野 宏康 氏
会費:無料
企画者からひとこと:
重要文化財相当という評価を日本建築学会から受けるとともに、中央区文化財保護審議会委員からも保存活用を求める異例の要望書が出され、地元内外から多くの保存を求める声がある中、現在、明石小・中央小の両校は取り壊しの工事中です。今夏、報道において、復興小学校である明石小・中央小学校の改築問題が大きく取り上げられましたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
それら復興小学校は、関東大震災後の復興事業で、RC造により再建・新築されたたいへん堅牢な建物です。その存在は、わが国の近代建築史上貴重なだけでなく、地域住民の個人史の中に溶け込み、心のよりどころとして存在してきました。校庭や隣接する復興小公園等のオープンスペースと併せて、地域コミュニティの「核」として今後も地域の結節性を保つため不可欠な存在となっています。歴史と伝統、風格ある学び舎は、その地域独自の校風を醸し出し、子どもたちの豊かな情操をはぐくんでいます。
そのもともとの堅牢なつくりゆえ、耐震性・耐久性の面から、現存のままでも子どもたちの安全が確保されている以上は、安直な解体は慎み、賛否両論を、子どもたちの目線を忘れることなく十分検討したうえで、今後の教育の需要に合わせた更新を図っていくべきであると考えます。
明石小、中央小は現在取り壊しが進められておりますが、今後改築が計画される明正小、将来的に検討課題にのぼるであろう残された現役の復興小学校(泰明・常盤・城東・坂本小)の今後の更新のあり方を考えるために、この講演会を企画いたしました。
中央区に多くの貴重な歴史的建造物が存在しております。
参加された皆様と、歴史的建造物の保存・活用のあり方、中央区の街づくりのあり方について一緒に考えて行きたいと思います。
以上、