2021年2月、3月の委員会審議から、来年度の予算を考えるうえで、重要なトピックをみておきます。
「地方創生臨時交付金」について。
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●地方創生臨時交付金
・予特https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku.cgi/r03/yosan20210310.html
○大久保財政課長
地方創生臨時交付金についてでございます。
1次、2次の交付につきまして、今、委員から御紹介いただきましたとおりの内容で、総額7億2,000万円余の金額を受け取っているところでございます。3次交付につきましては、先般の国の3次補正によりまして、それを受けての交付の限度額が既に示されております。3次交付としましては、2億2,670万3,000円が上限額として示されております。また、この3次交付と併せまして、いわゆる国の補助制度の補助裏についての対象経費相当額として、上乗せで1億2,800万円余が改めて上限額として示されておりまして、今申し上げた2つを合わせますと3億5,500万円弱が、これまでに加えて、新たな追加の交付分として見込めるところでございます。トータルとしましては、1次交付から合計で合わせますと、10億8,300万円ほどの歳入が見込めるところでございます。
この活用先につきましては、これまで1次、2次で交付を受けておりました内容については、今、御紹介いただいたとおり、共通買物券、融資の制度、そしてタブレット等のICT環境の整備に活用させていただいておりますが、これらの経費には、当然、まだ十分な交付金の額にはなってございません。そうしたことから、今回の追加交付につきましても、大きく共通買物券、融資、そしてタブレット端末の整備、こうした経費の不足分をさらに追加して充てるということで、今、考えているところでございます。
使い切ったかどうかというお話ですけれども、必要な経費よりも下回る額での交付額となっておりますので、そういう意味では、全額、必要な経費に充当するという考え方で使い切るものというふうに考えているところでございます。
以上でございます。