「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

路上喫煙対策 名古屋市

2007-10-24 12:01:17 | 社会問題
行政視察2日目。

朝、名古屋駅に立つ。
ショッキング・ピンクの
ポスターが目に入った。

路上禁煙は、大人の常識
違反者は、過料2000円。

名古屋市環境局事業部作業課作成のポスター。

名古屋市の決意が現れていたので、
レポートした次第。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幼保一元化 実現可能なイメージを持ちました。

2007-10-23 23:13:45 | 教育
本日10・23から三日間、行政視察中です。
診療時間は、表題のごとくになっています。
ご注意ください。

さて、まず第一日目、幼保一元化の施設を見学。
愛知県豊田市立渡刈保育園
まさにトヨタのお膝元の市の保育園で、
幼保一元化が実現されていた。
ひとつの施設に、幼稚園と保育園が二つ存在するという
ものではなく、
ひとつのカリキュラムを、
子ども達が共有した幼保一元化なのである。

渡刈保育園が実施にいたった
ポイントをあげたい。

一時中断
(行政視察をともにしている福祉保健委員会の委員の議員、福祉保健関係の部長ら、議会局の方と一緒に、夕食をしてきました。委員会では、議員が質し、理事者が区の姿勢、行政サービスの実施を説明する、真剣勝負を行う関係であるが、向く方向は、中央区民に最大限、よりよいサービスを提供していくことであり、区民の目線に立つ点で同じです。日ごろ見せないご自身の生活、趣味などを話しながら、和やかに食事をしました。)

話をもどします。

豊田市の幼保一元化 実施内容
①基本的な保育時間 平日8:30~15:00

②早朝保育 7:30~8:30
 延長保育 15:00~19:00
 土曜日保育 8:30~15:00
 夏休み(7・21から8・31)期間保育あり
(利用者は、別途料金追加)

③配置基準 保育士一人が担当するこどもの数
 0歳児3人 1・2歳児5人 3歳児15人 4歳児28人 5歳児30人
参考:国の基準
保育園
0歳児3人 1・2歳児6人 3歳児20人 4歳児30人 5歳児30人
幼稚園
              3歳児35人 4歳児35人 5歳児35人

④保護者負担は、幼稚園であった人も、保育園であった人も、同じになるように。
(利用時間がちがっても、公平になるように、利用時間に応じ負担する部分がある。)

⑤職員は、保育園・幼稚園で同じ給与体系



さて、
豊田市は、なぜ、幼保一元化を実現しえたのか。
そのポイントを述べたい。

ポイント:1(おそらくこれが、一番重要)
「独自に幼稚園と保育園の一体的な運用を進めてきた経緯がある」
①昭和40年から保育園に“保育に欠けていない児童(4・5歳児)”を受け入れる
②昭和40年代から保育園と幼稚園の人事交流を行う
すなわち、給与体系も同じに
③平成3年から、保育園と幼稚園の保育カリキュラムを統一
午前8時30分から午後3時を共通保育時間として実施してきた。
④平成13年から保育園と幼稚園の所管部署を統一

ポイント:2
「外部有識者からなる幼保一体化検討部会の開催」
平成17年10月から平成18年3月までに計6回、上記部会を開催。
構成は、有識者、公募市民、保育園・幼稚園経営者ら。
この会議が、有効に機能したのであろうと私は、類推する。

ポイント:3
「先日の平成19年9月議会で一体的運用のための条例改正案の可決」
施設名称の変更、保育料の統一に関わる関係条例の一部改正議案を上程し、可決。
その議案は、以下の3点からなる。
①施設名称を「こども園」に統一
②保護者負担を統一し、あわせて負担の軽減
③職員の配置基準(クラス編成)を統一
幼稚園と保育園の保護者の利用料負担を平等にしたことに伴い、18億円の負担料が入るところが、14億円になり、4億円の減額。


以上が、私が説明を受けて、考えたポイント。

説明を受けて、私は、以下3点の質問をした。
①幼保一元化をしようとした理念
回答⇒本日担当の職員が考えるに、保護者の就労形態から子どもを見たら、保育園児・幼稚園児と子どもが分かれるが、子どもの方から見るとだれもが、同じである。子どもの側から見て、施策を実施していった。

②幼保一体化検討部会の経過の中で実施したパブリックコメントで、得られた意見を聞かせて欲しい。
回答⇒18の意見があった。料金に関することが主なものであった。

③独自の一体的運用を実施した際の、「学校教育法」「児童福祉法」の法律の壁は、どのようなものがあったか。
回答⇒それら法律の適応の中で、独自の一体的運用はできた。とくに保育園は8時間預かりが、共通預かり時間が6.5時間になることは、何も言われなかった。一番の壁を感じたのは、保育園で“保育に欠けていない児童”を預かる点。

他の委員からの質問
④私立幼稚園も、「こども園」に名称を変えたのか?
回答⇒変えない園2園あり。

⑤保育時間変更に抵抗は?
回答⇒早朝保育、延長保育を実施し、問題の声はあがらなかった。

⑥カリキュラムの特徴は?
回答⇒地域の方も一緒に入ってきて、カリキュラムを行っている

⑦人員配置で、4歳児保育園では、豊田市は独自の配置基準25人に一人の保育士であったが、こども園では、28人に一人の保育士と緩和されているが。
回答⇒4歳児幼稚園では、豊田市の配置基準は32人に一人であった。これを一機に、7人減らすのは無理があり、28人とした。



結局、ここ豊田市では、幼保一体化の流れがスムーズに生まれたということ。
私は、幼保一元化が達成できた要因は、以下のように類推する。

流れを阻む要因、
①幼稚園と保育園の職員の違い
②幼稚園と保育園の利用者の負担を同じにすることに伴う財政負担

流れを生む要因、
①幼保一体化の理念
②たいへん広い地域で幼稚園や保育園を効果的に、効率的に運用したいという考え
③「認定こども園」制度を実施という国の流れ

結局、流れを生む要因が、流れを阻害する要因より強く豊田市では働き、
流れが生まれたということであろう。


さて、中央区では、流れが生まれるであろうか。
①幼保一元化で実現したいものがはっきりし、理念として謳われること
②その理念に共感し、流れを生みたいと言う中央区民の思い、それを代表する区長の強いリーダーシップが存在すること
③その区民の思いに応えるがための、幼稚園、保育園の現場での意識改革

これらが合致したとき、幼保一元化は本区でも実現できるであろう。

まずは、理念。
幼保一元化で何がしたいのか?
子ども達のために、何ができるのか?
それが、現在の幼稚園・保育園の枠組みの中では、本当に実現できないことなのか?
よくよく考えねばならないと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医師不足に臨む

2007-10-23 05:41:53 | 医療
国会でも、先日の銚子市の市長・議長とのお話でも、
また、友達の市議との話の中でも、
医師不足が、争点の一つに上がってきています。

病院レベルでは、何が出来るのでしょうか。

①病院内の医師不足解決に向けたプロジェクトチームの設置
 初期研修医が勉強、研修したくなるシステム作り、医療者の生活環境、労働環境整備などを、行政と病院経営陣と現場の医師が、いっしょに考えていくことが大切だと思います。
 特に、現場の医師の声が十分反映されることが大切だと思います。経営陣と現場の意見の乖離が、問題を生んでいることが多いと思います。

②研修医の生活環境の改善
 研修医にとっては、病院近くに寮のようなものがあると、非常に助かりますので、それだけで、研修医が集まりやすくなると思います。研修医は病院に結局、寝泊りするので、近くに家がほしい。

③女性医師の働きやすい環境づくり
 近年、女性の医師も増えてきています。特に女性医師が多いのは、小児科、産婦人科、麻酔科などでしょうか。女性医師が仕事を続けづらいことをよく聞きます。子育てと仕事の両立が可能なように、保育園(病児保育も含めた)など職場環境を整える必要もあると思います。

④研修プログラムの充実
 ここ中央区には、聖路加病院があります。多くの研修医が研修を希望する病院です。指導医が研修医を評価するだけでなく、研修医も指導医を評価するシステムがあると聞きます。お互い切磋琢磨しているようです。
 初期研修医が多く集まる研修プログラムを作ると共に、後期研修医も、病院に多く残るようにプログラムを充実させる必要があります。後期研修医が、病院の一番の現場での戦力になりますから、多く残れば残るほど、その病院は活気付くと思います。その後期研修医が残るには、どれだけ指導体制がきっちりしているか、どれだけ資格を取れる病院であるかがポイントになります。
 医師の研究用の図書館機能の充実も必要です。

⑤周辺の開業医・中小病院・大学院との連携
 開業医と病院との連携、病院と中小病院、大学院との連携も大切です。病院が、開業医・中小病院・大学院の先生方のスキルアップできる場(例えば、週に一日または夜間帯、病院への研修を受け入れる。慣れてくると、実際、診療に携わる。)を提供すると、その先生自身の研修になると同時に、マンパワーの補充になると思います。

⑥チーム医療の一層の強化
 医師が、事務や要らない書類を書いていることがあります。医師が、本来の医療業務に没頭できるように、病院内の事務処理担当などのクラークを増やしたり、医師の研究の助けをする助手を増やしたりして、医師の医師としての能力が十分発揮できる環境を整備します。医師以外のスタッフの増強です。

⑦適切なIT活用
 電子カルテなど医療分野にもITが入ってきています。ITが単に作業量をましただけという話も残念ながら聞きますが、効率的な医療が行えるためのITシステム開発、導入をしていく必要があります。

等等でしょうか。

国レベルでは、
*医学教育の見直し(地域枠の増加)
*米国のように学士入学制度(他学部を卒業したものが医学部に編入可能にする)枠の拡大、
*大学院制度の見直し、
*医療事故原因究明調査の充実、
*無過失保障制度の充実、
*社会保障制度への十分な予算配分、
*社会保障分野こそ雇用創出の分野であることの発想の転換、
*適切な医療資源配分(ホームドクターと中小病院と高度医療センターの役割分担とネットワーク)
などをし、根本から取り組む必要があります。


私の友達の市議が、
熱心に医師不足に取り組んでいるので、
私も考えてみたところのものです。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年10月21日 銚子の夕日

2007-10-22 16:29:04 | 政策・マニフェスト
銚子市の
市長 岡野俊昭氏
市議会議長 岩井文男氏
とお話しさせていただき、
銚子市の今、抱える課題が見えてきた。

岡野市長は、
以前、中学校の校長をされていたということで、
非常にスピーチが人の心を揺さぶる。
防災訓練の挨拶で、災害の備えをしようという
人の気持ちが生まれたのではないかと、私は考える。


さて、地方都市であれば、どこも抱えているものと考えるが、
銚子市の第一の課題は、
若者の流出、高齢化。

今、高齢化率25% 人口7万人
将来的に高齢化率50% 人口5万人まで、
進むことを悲観されていた。

若い世代は、
首都圏へ出て行き、そのまま帰ってこないのだという。

産業は、
農業と漁業、醸造業、観光業があるが、若者を引き止めない。

情報基盤を整備し、SOHOの発想もあるかと考えるが、
光ケーブルは、拠点までしかとどかない。

防災訓練が実施された千葉科学大学ができ、
若者が街にくることで、多少活気がでたが、
まだまだである。

東京からの道路整備も、いまいち。
防災訓練に共に見学したベテラン中央区議は、
1時間40分で、銚子に来るらしいが、
私は、2時間強。
途中、高速をおりて走るので、
利用がっては悪い。

港湾も、もう少し大きな船が入る整備をしたいが、
国からは、予算がつかないのだという。
魚介類の加工する力は十分にもっているため、
大きな船が入り、多量の魚介類を持ち込めることで、
加工食品類の生産が上がることを期待している。


一方、銚子市議会は、26名。
政党は、共産3人、公明3人、社民など1人づつ。
後は、最大会派が、無所属議員でつくっているという。
自民党、民主党は、議員レベルではないという。


防災協定から、日頃もっと顔の見える関係を
構築していきたい。
今回、銚子市議会事務局には、
非常に良くして頂いた。
「観光の街は、ホスピタリティーを
大切にする」という精神で、
接してくださった。

子ども達の交流も、活発化すればよい。
館山の海水浴場が臨海学校として、
不適切な場合、ここ銚子を検討するのも
一案かもしれない。


私の愛する日本が、先日の帯広に引き続き、
また一つ増えた。
太平洋の景色がとってもきれいな
銚子市。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日10/21、銚子市防災訓練 見学

2007-10-22 10:13:02 | 政策・マニフェスト
昨日10/21、千葉県銚子市の防災訓練を見学してきた。

東京都中央区と銚子市は、本年1月防災協定を結び、
災害時お互いが助けあうことになっている。

今回は、協定後最初の訓練であり、
中央区は、銚子市に、医薬品と消毒薬を、
救援物資として搬送する形の参加であった。
中央区の防災課の職員三名と総務の一名の計4名で、
参加していた。ご苦労様でした。

防災協定を中央区が、銚子市と結んでいることは、
非常に意味がある。
心強いパートナーなのである。
すなわち、銚子市は、
①地震に強い街。
銚子市のある地域は、岩盤がしっかりしており、
周囲の地震があったとしても、ほとんど揺れない。
今回の地震の想定も、揺れることよりは、
津波災害を想定。

②食料自給率245%
約7万人の人口。野菜も魚も豊富で、食料自給率は、
十分である。
万が一の中央区の災害において、
食料供給先として、信頼に足りうる。

③漁船用燃料豊富
普通の石油だけでなく、漁港であるゆえ、
漁船用の燃料を豊富に持つ。
これは、中央区が地震の際、
自家発電で、とまったエレベーターの
復旧を行うが、
自家発電用の燃料である。
地震時、燃料の調達が難しいだろうから、
心強い。
(共に見学したベテランの中央区議員の分析であり、
私も勉強させていただいたポイント)


さて、防災協定の最大の問題点は、
私は、その「輸送手段」だと考える。

おそらく、道路は期待できない。
もともと、整備されていないところに、
地震での分断が起こるであろう。
そうなると、空路か航路。
今回は、中央区から車で救援物資を輸送したが、
ここまでこれないであろう。
逆に、銚子から、陸路で、中央もまず難しいと考える。
今後、災害訓練のマニュアルにおける、
「ヘリによる空路」、「漁船・屋形船などによる航路」による
輸送手段の確立を見て行きたい。

現場は見てみるものである。と、昨日強く感じた。
協定書だけで、さて、実のある相互援助ができるであろうか。
実際に、
市長さん、銚子市議会議長さんらと、
お話しすることで、
その街の暖かさを感じた。
この協定書、将来きっと役立つ時が来る。
私は、確信する。

中央区の皆様、
災害時、私達には心強いパートナーがいます。
銚子市です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悪質商法から 弱者を守れ

2007-10-21 18:32:13 | 政策・マニフェスト
今、ニュースで流れていたが、
身体障がい者や高齢者をターゲットにし、
断れないのをいいことに、
訪問販売などをして、
本人に支払能力以上の、
不要なもの(浄水器、和服、ふとん、掃除機など)を
売りつける悪質商法があるという。

本人からは、契約型クレジットという
方式で、本人にその都度、支払能力を
チェックしたとして、決済するらしい。

国レベルでは、
契約型クレジット自体に規制を加えたり、
支払ってしまった人にそれ以上の請求をとめることや、支払ったお金の返済をするなどの救済策を行う動きがあると言う。

区レベルでは、どうするか。

悪質商法に引っかかった状況を、
消費者から、相談を受ける窓口の
効率的、適切な対応が必要と考える。

私は、今回の本会議(第三回定例会)で、
「高齢者のなんでも安心コール」の設置の
必要性を訴えたが、
まさにこの安心コールのひとつの機能は、
悪質商法から、弱者を守ることを目的に考えている。

現在、中央区での状況を分析し、
適切に対処して行きたいと考える。

具体的なお困りな点は、私まで、
ご相談いただきたいと考えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地球が丸く見える場所  銚子市

2007-10-21 15:37:01 | 政策・マニフェスト
日本に、地球場丸く見える場所があるのですね。
今、その地に立ち、書いています。

そらは、快晴。
太平洋が遠く広がり、水平線が見える。それが、
丸いのです。

千葉県銚子市天王台1421-1
地球が丸く見える丘展望館にたっています。

西の方には、
銚子名物“風力発電”が数多く立っています。

ここに立つと、地球は丸いというのを体感できます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロジェクト 日本

2007-10-20 23:54:12 | 政策・マニフェスト
10/19、『プロジェクト 日本』なる、
無所属一年目議員を中心とした、
異業種の集まりがあった。

集まりだけでなく、新党日本 田中康夫氏の講演もあり、
非常に有意義な会であった。

皆、それぞれの地域でがんばっていた。
和光市、市川市、小金井市
文京区、大田区
そして江戸川区らの議員と、
ネットワークを強めることが出来た。

小金井市の政策総合研究所の民間の人とも、
意気投合し、
今、悩まされている『ゴミの話題』になった。
これは、根深い。
ただ、ビジョンをどうもって行くべきか。
その方の影響もあるが、
「ゴミをいっしょくたに燃やす時代(20世紀型)」は、
終わった。
「ゴミをバイオを用い分解処理する」
これからは、この21世紀型の発想が必要である。
箱物、すなわちゴミ処理工場をつくることは、
企業・団体利益になる。
作り続け、今のゴミ袋値上げへの、
負担は、一般市民へのしわ寄せへと
影響が及ぶ。

バイオ、まだまだ、確立している技術ではない。
(豊洲の土壌汚染の地中のベンゼンを、
微生物を用い、処理するといっている。
都合のいいところでは、
あたかもできるといいきるから、都も、たちが悪い。
この技術は、まだまだ、これからなのである。)

ただ、燃やすことを続けるというところから、
頭を切り替えねば、いつまでたっても、
変わらないのである。

今後、このビジョンを、
中央区、中央区一部清掃組合で
展開して行きたい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【日記】隣りの豊洲

2007-10-19 23:59:33 | 政策・マニフェスト
用があり、隣の区江東区豊洲まで、
自転車で走った。

晴海橋を渡り、
中央区から江東区にはいる。

それだけで、街の雰囲気がガラッと変わる。
超高層のマンションが、
にょきにょき、増殖中。

まだまだ土地も十分ありそう。
これからも建っていくのだろうか。

大きな、大きなショッピング街、ららぽーとを過ぎる。

ゆりかもめ、中央区に向かう晴海通りにそって、
カーブを描き、切れている。
もしかして、晴海通りに沿って、中央区に向かうのか?

学校は、いくら作ってもたりなさそう。 

江東区の勢いに、
中央区も飲まれそうな感じだ。

中央区の地域色出さなくては、
とくに中小の商店にとっては、
客の足は、中央区の地元から遠ざかるかもしれない。

江東区、新しい街の豊洲を見た。
江東区の勢い、すごいな。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3回区議会 本会議(定例会) 本日終了

2007-10-18 23:05:51 | 政策・マニフェスト
第3回区議会 本会議(定例会)が、本日終了致しました。

9/25から本日10/18までの会期でした。

以前お伝えいたしましたように、
二日目9/26と三日目9/27には、
一般質問が実施され、私も質問に立ちました。

本日10/18最終日、予想外に議会が紛糾し、
当院ご利用の患者様には、
ご迷惑をお掛けいたしましたことを、
深くお詫び申し上げます。

さて、本会議で審議されました内容をご報告いたします。
結果は、提出議案はすべて可決されました。

審議内容で大きなものは、平成18年度の決算承認は当然として、
廃棄物処理手数料の値上げだと、私は考えています。
安易な値上げは、将来に禍根を残すため、この区長提案には、
私は、反対致しました。

議員提出議案として、
第八号「後期高齢者医療制度の抜本的見直しを求める意見書」
第九号「『障害者自立支援法』の抜本的な見直しを求める意見書」
は、可決されました。

*****提出議案<概要と結果>******

第54号 平成19年度中央区一般会計補正予算
第55号 平成19年度中央区介護保険事業会計補正予算
⇒第54号 第55号 9/28開催の企画総務委員会で審議された後、
 本会議で可決(全会一致)
 
第56号 政治倫理の確立のための中央区長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例
⇒郵政民営化法等の施行に伴って、「通常郵便貯金を除く郵便貯金」を銀行法上の「預金」とみなす等、語句の整合性をあわせたもの。可決(全会一致)

第57号 中央区事務手数料条例の一部を改正する条例
⇒温泉法が一部改正され、温泉利用の許可を、相続した場合、地位継承の衛生手数料7400円を新設。可決(全会一致)

第58号 中央区立福祉センター条例等の一部を改正する条例
⇒「社会福祉法人減免制度」を吸収・拡大した障害者自立支援法施行令の規定に基づく「国の更なる利用者負担軽減措置」により実施することとなり、「社会福祉法人減免制度」については廃止されたため、関係条例の規定を整備した。
可決(全会一致)

第59号 中央区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例
⇒廃棄物処理手数料の額が、1kgあたり4円値上げ!!。
可決(友愛中央、共産党、かけはし、反対)
清掃組合の値上げの説明が不十分。きちんとした処理手数料の算出法を今のうちに定めなければ、ずるずると今後も値上げが行われる可能性あり。警鐘を鳴らす意味で、私は会派と共に区長提案に反対。


第60号 中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
⇒東京都市計画日本橋・東京駅前地区整備計画の区域内において、歴史性のある建築物に対する壁面後退制限及び高さ制限の特例を定めるもの。
可決(賛成多数、友愛中央も賛成)

第61号 平成18年度中央区各会計歳入歳出決算の認定について
⇒今回定例会の最重要課題。
 各会派の代表からなる12名の決算特別委員会が設置され、
 10/2・3・4・5・9・10・11・12と慎重審議、
 10/15会派の賛否の態度を表明したのち、
 本日可決(賛成多数、友愛中央も賛成)



第62号 中央区役所本庁舎大規模改修工事(建築工事)請負契約の一部変更について  7億7542万5千円⇒6億7203万1500円
第63号 中央区役所本庁舎大規模改修工事(機械設備工事)請負契約の一部変更について 9億9225万円⇒9億6087万3500円
第64号 中央区役所本庁舎大規模改修工事(電気設備工事)請負契約の一部変更について 5億3550万円⇒5億2678万800円
⇒第62号・63号・64号は、京橋図書館再整備計画もあるため、改修工事の図書館部分の計画を縮小したという内容で、可決(全会一致)。

第65号 中央区土地開発公社定款の一部変更について
⇒郵政民営化法等の施行に伴って、中央区土地開発公社定款の中にある「郵便貯金叉は」を削る。可決(全会一致)

第66号 特別区道の路線の認定について
⇒晴海五丁目の開発行為に伴い、特別区道中月第880号線を認定。
可決(全会一致)


第67号 新たに生じた土地の確認について
第68号 町の区域の変更について
⇒第67・66号は、河の埋め立てに伴い土地(面積8530.01㎡)が生じたため、その土地を晴海二丁目に編入。可決(全会一致)

以上。

*****************



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロストジェネレーションの逆襲

2007-10-17 23:25:39 | 政策・マニフェスト
ロストジェネレーション(さまよえる世代、今07年の25~35歳)

朝日新聞社の造語。
07年新年企画で登場。
私は、元旦の小児救急の現場で、
朝日新聞を手にしてこの言葉に出会った。
その時は、ここまで、
この世代が、パワーを出し、
この世代の存在感が出てくるとは、
予想だにしなかった。
私のこの一年で、
一番インパクトのある言葉である。

ちなみに、
1977年~83年生まれ(23~29歳)⇒プリクラ世代
1971年~76年生まれ(30~35歳)⇒団塊ジュニア世代



『ロストジェネレーションの逆襲』朝日新聞ロスジェネ取材班 朝日新書
本日10/17手にし、読み始めたが、
読み進めるうちに、
ロストジェネレーションのパワーに、
共鳴し、やめるにやめられず、一気に読んでしまった。


ロストジェネレーションは、
彼らが、社会に出るとき、
バブルがはじけ、
就職氷河期時代であった。
その中で、
問題意識を持ち、
行動する若者が出てきた。
将来の不安を感じ、
その不安をなんとかしようと、
行動に出た。


自分の一票で何かがかわる、政治は遠くないと
政治や選挙に関心を持ち始めた。
その投票行動が、
05年小泉政権の郵政総選挙、
07年安倍政権の参院選大敗、
これらにおおいに影響を及ぼした。

彼らの中には、自分自身で、
政治を変えてやろうと、
地盤看板かばんなしで、
果敢にも立候補し、
みごと政治家になった若者がいる。
私の友達の市議もその一人。
(本書にも登場している。)

その市議は、
若者の声の代弁者として、
声を政治に届かせようと日々努力している。

今、古い政治の障壁が崩れつつある。
利益誘導してくれていた政党が、
利益誘導できなくなってきた。

政治だけではない。
社会企業家として、NPOとして、
社会の問題点を解決していこうと、
取り組んでいる若者がいる。
あの彼も、こんなとこに登場しているじゃん。と、
本の中で予期せず出会って感動もした。
ゆるやかなネットワークで、
みんな何らかの形で、つながっているんだなあ~。
「祭」「志」の佐野哲史さん、お元気?

日本は、捨てたものじゃない。
がんばっている若者がいる!!
彼らとともに、私もがんばりたい。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカの論理

2007-10-17 17:03:22 | 政策・マニフェスト
ケネディついでに、述べたい。

1963年11月、ケネディが暗殺された。
暗殺される2ヶ月前、
ユタ州ソルト・レイク・シティで、彼は、演説している。

「この世界を、われわれの指揮命令で作り替えるなどできるものではないことを認識すべきです。・・・・すべての国はそれ自身の伝統をもち、それ自身の価値をもち、それ自身の願望をもっています・・・・」

今、冷戦が終了し、
世界の多元化、
一つの超大国の下の世界秩序ではなく、
世界の多分化性がはっきりしてきた。

にもかかわらず、アメリカは、
アメリカ社会統合の論理を、
そのまま世界統合の論理に
適用しようとしている。

アメリカの立場が、
即世界の立場であるかのような
物言いをする国になっています。

イラク戦争では、
アメリカの自由・デモクラシーの価値が、
アラブ諸国でも通用すると過信しているところに
誤りがあると私は思います。

ケネディは、気づいていたのに。

*参考文献
『ケネディとアメリカ政治』
藤本一美 編著


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わくわくする新サービス 

2007-10-17 14:40:28 | 政策・マニフェスト
昨日も書いたけど、
ケネディーの大統領就任演説(1961年1月20日)の一節、
「アメリカが君達のために何をしてくれるかではなく、
君達がアメリカのために何が出来るか考えてほしい。」
My fellow citizens of the world:ask not what
America will do for you, but what together we can
do for the freedom of man.

私自身は、行政に期待し、待つよりは、
どんどん社会に必要なことをやって行きたいと思い、
今までやってきた。

そして、今、温めている子育て支援の新サービス。
NPOフローレンスと世に出そうと考えている。
地域のボランティアが、病児を預かる病児保育を
先駆けてフローレンスは行っているが、
そのノウハウを当クリニックに技術移転頂き、
その上で、実施する計画。
今日10/17も、打ち合わせを
フローレンス代表駒崎弘樹氏等を囲み、
当クリニックで行った。

そのサービス、手ごたえはある。
患者さんからは、いいですねと、
言って頂いている。

なにごとも、やってみなくては、わからない。
やってみる。
やってみて、うまく行くようであれば、
それを根拠に、行政に、
その考え方を提案して行こうと思う。
目の前の、今日の一人を救うことから、
明日の100人を救うことへ発展させるために。

11月上旬、本格起動させる予定。
乞うご期待。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治家にとって大切なこと <ビジョン>

2007-10-17 07:30:26 | 政策・マニフェスト
ネットを、何気なく開いていて、
おもしろい言葉を見つけました。

勝手に引っ張ってきたので、
作者不詳とします。

以下引用。****
 行政、特に国が行ないたい事の大義名分と本音の両方を見て行く必要があります。後期高齢者や介護保険もすべてそうです。(大半は官僚と一部の政治家などの思惑の元、巧みに世論操作されています)。
 政治家は10年先、100年先を見据えたビジョンを国民に示し指導しなければなりませんし行政の内容をきちんと善悪を見極める目で見る能力が必要で、それを見極めるために議会で核心を付く質問をするのです。
 また官僚や行政から届く情報が多ければ多いほど無いのと同じです。ですから政治家の資質が問われるのです。
******

おっしゃるとおりです。
後期高齢者しかり、介護保険しかり、
特定健診しかり。
築地市場の豊洲移転しかり。
一部の経済至上主義、アメリカ追従主義のものによる
利益誘導の思惑に載せられていると感じます。
制度を作っている方は、
現場を見ていないように感じます。


私は、
医療の現場、介護の現場、子育ての現場、
そして、築地の街が、
壊れていくのを、
指をくわえてみていることが、
医師としてできませんでした。
だから、政治に参加しようとしました。


今、私ができることは、
上で決められてしまったことを、
現場で、少しでも実のあるものになるよう
修正を加えていくことです。
思いを持った中央区行政の方と、
この地域を守ることです。


政治家に求められているのは、
ビジョンを示す力、
私も、これからも惰らず修行します。
そして、行動していきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

このゆびとーまれ

2007-10-16 23:25:55 | 医療
民営デイケアハウス『このゆびとーまれ』は、
平成5年7月、富山市に開所した。

障がいがあってもなくても、
子どもからお年寄りまで
幅広い年齢層の人々を預かっている。

三人の看護婦が、
力を合わせ、
設立した。

その一人惣万佳代子氏の思いは、
「明日の百人を救うより、今日の一人を救え」
その思いで、
目の前で困っているお年寄り一人を救うことに
全力投球する。

彼女の、もう一つの思いは
アメリカのケネディ大統領の言葉、
「アメリカが君達のために何をしてくれるかではなく、
君達がアメリカのために何が出来るか考えてほしい。」
この思いをもって、小さなことを
こつこつ実践し、積み重ねていった。

ケネディ大統領のその言葉、
戦艦大和の臼淵磐大尉が残した言葉、
「敗レテ目覚メル、ソレ以外ニドウシテ日本ガ救ハレルカ」
とともに、
私も、常に頭にあるもののひとつ。

惣万氏は、
敢えて述べられていないが、
もう一つ、思いをお持ちでいらっしゃる。
彼女の著書
『「富山型」デイサービスの日々 笑顔の大家族 このゆびとーまれ』
で書かれていたが、
「しなければならないことではなく、
したいことがある方が納得のいく今日この頃である。」
「~するべき」でやっていると、
人はいつか燃え尽きる。
「~したい」は、自然に生きられる。


来週、行政視察の時に、
私は個人視察として、『このゆびとーまれ』を
見学する。
これからの介護、保育のあるべき姿、
そこにあると考えている。
すなわち、多世代交流の現場が、そこにある。
当区の在宅医療・在宅療養を考える上で、
大いに参考にしたい。

行政視察に伴い、
クリニック診療は非常に変則的になります。
どうかご諒解願います。

10/23(火)9:30-12:00(高階先生) 午後休診
10/24(水)9:00-12:00(竹内先生) 午後休診
10/25(木)午前休診 13:00-17:00(高階先生)
なお、病児保育は通常通り致します。
ご迷惑をお掛けいたしますが、
よろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする