日本以外の場所に、市場をあたらしくつくることに関わる大手企業の社長様に、築地市場をご案内しました。
築地市場のような賑わいのある世界一の市場、そこに生きる粋を大切にした人々、市場およびそのまわりに根付く食文化、これらが息づく市場が、かの地にもできればいいと思っています。
私のようなものでよければ、いつでも市場をご案内しますので、言ってください。
少しお知らせしておりましたが、中筋純氏による講演会、開催決定いたしました。
昨日、食事を共にし、煮詰めた案です。
なかなか、チェルノブイリを見た人は少ないのではないでしょうか?その現場を見た本人の話は、迫力がありました。
当日を大いに期待するところです。
当初、4/22の開催を考えておりましたが、5/8のこの案へ、集約いたします。
***以下、お知らせ****
写真家 中筋純 全国縦断個展開催
記念講演会『黙示録 チェルノブイリ』
開催日:平成21年5月8日金曜日
時間: 午後7時(開場午後6時半)から午後9時
会場: 月島区民館 大会議室(中央区月島2-8-11、電話03-3531-6932)
(注、月島区民センターとは、異なります。月島保健センター近くです。)
地図:http://mappage.jp/S/S04.php?L=12&X=2.4397582200009&Y=0.62238395999932
交通機関:有楽町線 月島駅、大江戸線 月島駅(9番出口すぐ)
参加費:無料
プログラム:
午後6時30分 開場
午後7時~ 第一部:写真家 中筋純 チェルノブイリを語る
『黙示録 チェルノブイリ』
中筋純(66年生まれ)は、
07年秋にチェルノブイリ原発事故の被災現場を訪れ、廃墟を撮影した。
ファインダーから目にしたものは、
人間が排除されたことにより、
街を覆いつくさんばかりに成長しているポプラの街路樹。
待望のメーデー開園を前に、
事故のせいで一度も子供たちに乗られることなく風雨にさらされ続けた
遊園地の観覧車。
五芒星、ポスター、スローガン、レーニンの写真・・・・
時間が止まったかのように「ソビエト連邦」がフリーズされたままの建物。
そして、その向こうに未だ不気味な威容を放つ発電所の石の棺桶―
1986年4月26日、
旧ソ連ウクライナ共和国のチェルノブイリ原子力発電所4号炉の爆発炎上の悲劇
かの街の「失われた22年」の今の姿をありのままに語ります。
午後8時~ 第二部:会場からの質疑応答
午後8時50分 終了
*なお、会の終了後、会場近く「みんなの子育て広場 あすなろの木」にて、交流会を持ちます。
お問い合わせ:みんなの子育て広場 あすなろの木
齋藤 彰
中央区月島3-30-3 ベルウッドビル2F
電話03-5547-1191 fax03-5547-1166
以上、
中筋 純(なかすじ・じゅん)
1966年和歌山県生まれ。智辯学園和歌山中学高等学校をへて、東京外国語大学中国語学科へ。大学在籍中より、海外を放浪し、独学で写真技術を習得。卒業後出版社勤務の後、中筋写真事務所設立。ストリートファッション雑誌、アパレル広告をメインに、映画スチール、舞台広告、CDジャケット撮影など幅広いジャンルで活躍。廃墟撮影はライフワークでもあり著書に『廃墟チェルノブイリ』『廃墟探訪』(二見書房)、『廃墟本1』『廃墟本2』(ミリオン出版)、『廃墟彷徨』(ぶんか社)、『廃墟、その光と陰』『愛という廃墟』(いずれも共著、東邦出版)がある。
*****お知らせ終わり****
お気軽にご参加ください。
100名は入る部屋を押さえています。
都内無所属区議会議員で構成されている「政策研究グループ 23区民自治の会」の皆様にご一緒させていただきまして、築地市場の豊洲移転白紙撤回・現在地再整備と土壌汚染の都民への説明の場を求めて要望書を、本日提出いたしました。
「政策研究グループ 23区民自治の会」の皆様が作られた要望書に、賛同させていただき、提出議員の一人に加えていただきました。提出時の賛同議員は、17名に増えておりました。
要望書提出にあわせ、東京都との質疑の時間があり、私は、以下の質問状を出させていただきました。
なお、このような機会の実現に、ご尽力くださった福士敬子都議会議員(自治市民’93)には、たいへん感謝申し上げます。
また、本日ご一緒させていただくことや貴重な質問の時間を与えてくださったこと、賛同議員として名を連ねることをご了承くださった「政策研究グループ 23区民自治の会」の皆様にも、厚くお礼を述べさせていただきます。本当にありがとうございました。今後とも、どうかよろしくお願い申し上げます。
*****質問状******
平成21年4月20日
東京都 中央卸売市場担当の皆様
中央区議会議員
小坂和輝
本日は、意見交換の時間をお作り下さり、ありがとうございます。
まず、ご質問の前に、ふたつお願いがございます。
ひとつは、先日3/27東京都と中央区議会が、「全員協議会」という場を設け、築地市場移転問題・豊洲土壌汚染問題に関して質疑を行いました。
私の質疑時間で、資料の提出をお願いいたしました箇所がいくつかございました。ぜひ、今後、ご回答いただけますように、お願いいたします。
<資料提出をお願いした事項>
①『疑問解消ブック』表紙の混雑した市場の写真は、いつ、撮影されたものか?
②築地市場跡地売却収入 4000億円(『疑問解消ブック』22ページ)の根拠データ
③現在地再整備 費用3400億円(『疑問解消ブック』22ページ)の根拠データ
④現在の築地市場でのアスベスト使用箇所の配置図(疑わしい箇所も含め)
⑤平成11年(1999年)当時 現在地再整備案 7案(都の提示5案、東卸案、東卸補正案)の各計画案
⑥新市場計画では、加工・パッケージ施設整備があるが、そのような施設整備を望んでいる水産仲卸の割合
⑦「ソイルセメント遮水壁」「地下水早期浄化を目指す揚水ポンプとガス処理装置及び水処理プラント」「地下水管理システム」「汚染土壌 洗浄処理プラント」「液状化対策としての砂杭締固め工法・格子状固化工法」「ベンゾ(a)ピレン等加熱処理装置」「人工不透水層」などの今回、技術会議が「実証データ」をもとに採用した技術があるが、その実効性を知るための、採用技術の「実証データ」
以上、
もうひとつのお願いは、技術会議の「速記原稿」を情報公開請求(2008/8/20)いたしましたが、一度「非開示決定」(2008/9/3)の回答でありました。それに対し、「異議申立」(2008/9/29)を行っております。
その回答がいただけておりませんので、ご回答の程、よろしくお願い致します。
<質問項目>
築地市場廃止・豊洲新市場開設の農水省への申請について
新市場開設の申請はいつ頃出す予定でいらっしゃいますか?どの段階で出す予定でいらっしゃいますか?
改正土壌汚染対策法成立について
豊洲移転候補地は、土壌汚染の「要措置区域(指定区域)」になると考えてよろしいでしょうか?
豊洲土壌汚染と環境影響評価について
①1000箇所のボーリングは、いつ終了するのでしょうか?その結果は、どのように公開されるのでしょうか?
②朝日新聞の1/26、27のスクープ記事でわかったことに関して、①有楽町層が不連続になっている地点(2箇所)、②有楽町層まで汚染が浸潤している地点(8箇所)の追跡調査結果は、いつ出されるのでしょうか?
③不透水層に、埋め立て土と連続する軟透水層が入り込み、広がって分布しています。不透水層の下に汚染が浸潤している可能性が考えられますがいかがでしょうか?
④東京都環境影響評価条例に定める基本手続は、どこから開始されるのでしょうか?
土壌汚染対策について
①専門家会議と技術会議の関係について教えてください。果たして、専門家会議の先生方は、技術会議の方針を、自分たちの出した方針に適ったものと考えていらっしゃいますでしょうか?
②地下水が環境基準をみたすことの確認はどのように行う予定ですか?
地盤について
地盤沈下は、専門家会議や技術会議で話されたのでしょうか?対策に反映されていますでしょうか?(実際、葛西市場は地盤沈下しておりますが、年にいくらの対策費をかけているのでしょうか?)
地震対策、液状化対策について
「埋没谷」が存在し、地震時に、フォーカシング現象(焦点化)が起こり、大きな被害が生じる可能性があります。専門家会議や技術会議で議論されたのでしょうか?対策に反映されていますでしょうか?
築地市場現在地再整備について
①アスベストを処理しなければならない場所は、どの箇所でしょうか?
②隅田川水面上を一時的に種地に有効利用したり、冷蔵冷凍庫を移動させることで種地を確保したり、地下空間の有効利用をするなど、種地確保の手法をさらに検討できないでしょうか?
閉鎖式の市場?
閉鎖式の市場を考えているとのことですが、水産物の市場で、果たして閉鎖式が可能でしょうか?
建設費について
①築地市場現在地を4000億円で果たして売却可能の根拠をお教えください。
②築地市場現在地で建てられる建物は浜離宮の景観を守るため高さ制限を受けるのでしょうか?
都民への説明(リスクコミュニケーション)について
豊洲土壌汚染の状況やその対策について、都民へわかりやすく説明し、意見交換すべきであると考えますが、いかがでしょうか。
以上、
中筋純写真展「黙示録チェルノブイリ」(4/16-4/22、10:00-19:00、最終日16:00、4/19休館)を見に、銀座(CANON GALLERY)へ。
閉館1分前についた。
1986年4月26日の原子力発電所事故。
発生後22年たった2008年、現地に入って、廃墟の撮影をした。
ゆっくりと写真は見れていないので、改めて訪れたいと思う。
そこには、想像を絶する現実があった。こんな絶対的な廃墟が世界にあるのだということに胸を打たれた。
写真展:http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/a67ac3a8bd277a046f2b084cefd7e871
*時間があれば、中筋純に、チェルノブイリを語ってもらいたいと思っています。もし、実現するなら、写真展最終日4/22 19時~みんなの子育て広場 あすなろの木にて。
ぜひとも、語ってもらいたいと思っています。
彼とは、中高校時代の親友。あの時代は、ふけていたやつだったのに(ゴメン)、今は、全然若返っているように私にはうつりました。
久しぶりに会った彼とは、「廃墟」というキーワードで、つながっていることにお互い気づいたしだいです。
彼は、「廃墟」となってしまったものの真実を撮ります。私は、「廃墟」となろうとする現実とたたかっています。
中筋の話を聞けば、「廃墟」化を許す人の心が変わってくれるのではないかと期待するところです。
土壌汚染対策法改正案 参議院で昨日可決され成立しました。(衆議院は、4/7可決。)
参議院:http://www.sangiin.go.jp/japanese/frameset/fset_b03_01.htm
衆議院:http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_honkai.htm
豊洲土壌汚染地は、「要措置区域」(指定区域)に指定されることがほぼ確実です。
土壌汚染対策の必要な土地として、指定されるわけであり、そんな土地に、わざわざ生鮮食料品の市場をつくるこを、日本国中の誰が望むのでしょうか?
国民の声を反映すべき政治家が、果たしてそれを許しますでしょうか?
「要措置区域」と指定された場合、豊洲は、市場を作る土地としては、あきらめるべきです。
さて、4/18朝は、築地市場から始まりました。すごく外国人の多い日でした。「築地市場移転問題・豊洲土壌汚染問題」の英語解説パンフを配布してまいりました。なんでも、オリンピック委員会関係者もいたとか、いないとか?