この度、第8回目の勉強会を開催する予定です。
今回の勉強会では、5月13日に開かれる「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止め訴訟」の第四回公判(東京地方裁判所610号法廷10:00~)を受けて裁判の経過報告と、都議会での予算審議を終えて土壌汚染をはじめ移転に関連した諸問題や現在地再整備の方向性などの論点整理を行いたいと考えています。現在行われている「豊洲新市場予定地の汚染物質処理に関する実験(実証実験)」の問題点も、坂巻先生に問題提起いただき、一緒に考えたいと思います。
多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
記
日時:5月18日(火)18時30分~21時00分(18時00分開場)
場所:日本教育会館(一ツ橋ホール) 7階 新会議室707
千代田区一ツ橋2-6-2 電話03-3230-2831
都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)徒歩3分
都営三田線(A8出口)徒歩5分、東西線竹橋駅(1b出口)徒歩5分
<プログラム>
18:00 開場(築地市場移転問題やコアサンプル差し止め訴訟に関連したビデオ上映など)
18:30 開会:
取り扱うテーマ(予定)
1、築地市場移転問題に関する区政・都政・国政報告
2、豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差し止め訴訟 裁判の経過報告
コアサンプル廃棄差し止め訴訟原告側弁護団:
代表 東京千代田法律事務所;梓澤和幸弁護士
*当日の傍聴をよろしくお願いいたします。
今回第四回公判 平成22年5月13日(木)10:00~ 東京地方裁判所 610号法廷
次回第五回公判 平成22年7月1日(木)10:00~ 東京地方裁判所 610号法廷
次々回第六回公判平成22年9月8日(水)10:00~ 東京地方裁判所 610号法廷
3、移転候補地豊洲6丁目東京ガス工場跡地の土壌汚染問題
特に「豊洲新市場予定地の汚染物質処理に関する実験(実証実験)」の問題点
日本環境学会 土壌汚染ワーキンググループ長 坂巻幸雄 先生
4、移転候補地豊洲6丁目東京ガス工場跡地の土地売買に絡んだ問題点
特に住民監査請求の経過報告
こどもたちに残した世界ネット 共同代表 水谷和子氏
5、市場流通に関連した問題点
こどもたちに残した世界ネット 共同代表 田中宏治氏
6、会場からの質疑応答
指定発言:野末 誠氏(「NPO法人市場を考える会」理事)
21:00 閉会
参加費:500円(資料代を含む)
主催:築地市場を考える勉強会
お問い合わせ:築地市場を考える勉強会事務局
中央区月島3-30-3 2F 電話 03-5547-1191
メール:kazuki.kosaka@e-kosaka.jp
小坂和輝(文責)
以上、
開業したころから、ほぼ毎年、救護所の医療班を担当させていただいております。
昨年から、一年たった子ども達の勇姿をみることがとても楽しみです。
怪我なく、いい思い出の一日となりますことを心から祈っています。
みんな、がんばって!!
そこのパネル展示で、築地市場が取り上げられていました。
******パネル*****
建物名:東京市中央卸売築地市場
The Tokyo Metropolitan Central Wholesale Market Tsukiji Market
設計者名:東京市
The Architectural Section of Tokyo Municipal Government
竣工年:1934
解説:日本における最大級の鉄骨構造
主要構造は既存の線材を組み合わせた鉄骨造で、それが円弧状に連続し壁にさえぎられることがなくひとつにつながっているダイナミックな空間である。当時の日本における最大級の鉄骨構造である。
************
『2010DOCOMOMO ISC(International Science Committee) Technology Seminar in Tokyo』が、5月14日から3日間の日程で、開催されています。
http://www.tis-partners.co.jp/docomomojapan_tech/2010wg.html
日本でのISC技術セミナー開催は、「do.co.mo.mo_Internatinal Science Committee」の後援による日本初のイベントであるといいます。
開催の意義は、大会抄録集のはじめのページに、学術委員会委員長藤岡洋保氏(東京工業大学大学院教授、建築史家)が書かれていますが、「文化背景の異なる専門家が集まって、(中略)金属が近代の建築においてどのように使われてきたかについて意見を交わすことは、技術に対するより深い洞察につながるだけではなく、その歴史的価値をどうやって継承するかを考えるきっかけになることが期待される。」とその意義を述べられています。
「DOCOMOMO=Documentation and Conservation of buildings,sites, and neibourhoods of the Modern Movement(モダン・ムーブメントにかかわる建物と環境形成の記録調査および保存のための国際組織)」の活動目的は、
1.モダン・ムーブメントの建築遺産を、一般市民、行政当局、専門家、教育機関に広めること。
2.モダン・ムーブメントの建築作品の調査を進め、広げること。
3.モダン・ムーブメントの建築貴重な作品の破壊と破損に反対すること。
4.資料調査と保存のために基金を誘致すること。
5.モダン・ムーブメントに関する見識を広め、探求すること。
とあります。(抄録集より)
初日の本日は、会場が築地市場で開催されました。ご存知の通り、築地市場は、ふんだんに鉄骨が使われた名建築です。参加した専門家・学識経験者の皆様が、築地市場の名建築をつぶさに御覧いただけたこと自体、非常に有意義な出来事であったと思います。
できましたら、築地市場の更新のあり方に関し、専門家の皆様からご教授がいただければありがたいと思っています。
私も、一般参加が可能であったため、参加してきました。
セミナーの内容は、ものすごく専門的でした。
セッション名だけ書きますと、
「地震と保存の改修事例」
「構造システム」
「生産システム」
「ファサード」
「技術の評価と保存」
「技術と20世紀」
中央区にも、歴史的・文化財的重要性を有した多くの建造物・橋梁があります。築地市場だけでなく、歌舞伎座、明石小学校・中央小学校・明正小学校などの復興小学校、日本橋や勝鬨橋などなど、数多く存在しています。
それらを、今後、どのように後世に伝えていくべきか、政治的判断の前に、土木建築学や構造学など科学的な分析が欠かすことができないと考えます。
専門家・学識経験者との情報交換、情報共有の場を大切にしていきたいと思います。
写真は、研究会のひとこま。
下は、朝日新聞に取り上げられた国際会議開催の記事です。
****朝日新聞 夕刊(2010/05/08)論説委員室から*****
鉄とコンクリートでつくる機能重視のモダニズム建築は、戦後の日本の町並みの基調をなしてきた。東京中央郵便局や赤坂プリンスホテル新館のように、その名建築が次々に姿を変えたり、消えたりしつつある。何とか残せないものか。
そんな問題をテーマにした国際会議が5月14日から3日間、欧米の専門家も多数参加して東京で開かれる。
建て替えの主な理由は、経済性や老朽化、耐震性の弱さだ。しかし、会議の主催者でモダニズム建築保存に取り組む「DOCOMOMO Japan」の中で実行委員長を務める今川憲英さんによると、多くの場合、技術進歩のおかげで、改修の際に補強すれば使い続けられるし、経済的にも安上がりという。
たとえばモダニズムを代表する建築家、村野藤吾の旧千代田生命本社ビル(1966年)は、鉄骨構造の強化などで東京・目黒区役所へと再生した。
会議では、地震国日本で補強のために盛んに使えわれてきた鉄筋や鉄骨を中心に保存技術の観点から話し合う。
このため会場の一つにモダニズム建築の傑作である東京の築地市場を選んだ。「鉄骨造りの大空間がすばらしい。市場の移転論議は経済性や環境面ばかりだが、会議をきっかけに建築の価値にも目を向けてもらえれば」と今川さん。
会議は有料で誰でも参加可能、東京のモダニズム建築の見学ツアーもある。問い合わせは実行委員会(電話03-5217-2611)へ。(大野正美)
*****以上*****
日本最大規模といわれる移転候補地の豊洲土壌汚染問題で、土壌汚染調査の信憑性を判断する証拠となる土壌コアサンプルの廃棄差止めを求める訴訟です。
豊洲の土壌汚染調査及びその調査をもとにした土壌汚染対策は、多くの問題点を抱えています。
都民が、いくら土壌汚染対策に関して説明(リスクコミュニケーション)や公開討論会を求めても、都が行うことはございませんでした。
この裁判で、それら問題点が、明らかにされていくことになると思います。
本日の裁判の大きな成果は、「豊洲汚染土壌コアサンプルが、税金を使って得られた大切な都民の財産(法律用語で「公物(こうぶつ)」)であり、この「公物」を用いて、安全配慮義務をもつ東京都は、安全性確認を行わなければならない、安全確認が済んでいない以上捨てられないという議論を私たち原告側が展開し、裁判官にこのことが、きちんと伝えられたということです。
私は、浜裁判官を最前列で拝見させていただいておりましたが、「土壌汚染サンプルは公物である」という論が、インパクトをもって受け取っていただいたと感じています。(もちろん裁判官ご本人に確認をとったわけではございませんので、本当のところはわかりませんが。)
口頭弁論後に弁護士会館で、原告団会議が開催されましたが、裁判のポイントを原告団の弁護士の先生方が解説くださいました。
ポイントは、3つ。
一、都の土壌汚染対策の実効性
一、前述の「公物」論
一、賃貸借契約の関係から生ずる安全配慮義務
弁護士の先生方からの解説の後、意見交換がなされました。
複数の都議の先生方も裁判を傍聴され、ご意見を述べられました。
土壌汚染の深刻さ、土壌汚染地へ生鮮食料品の市場をつくることの危険性、人格権とともに生存権自体の侵害、土壌汚染地を時価で購入している問題点などなど活発な意見交換がなされました。
裁判の経過報告は、第8回「築地市場を考える勉強会」の場においても行われます。
皆様と一緒になって、築地市場の移転問題を考えていきたいと思います。
食の安心・安全、守って行きたいと思います。
中央区の宝だけでなく、日本そして世界の宝、築地市場の現在地での再整備をぜひとも目指して行きたいと考えます。
写真は、弁護士会館5F会議室での公判報告会の様子。熱心な討議が行われています。
記
1.次回第5回口頭弁論
日時:7月1日(木)午前10時~(集合9時30分ロビー)
場所:東京地方裁判所610号法廷
(終了後、弁護士会館5階会議室で原告団報告会を開催)
*次々回第6回口頭弁論は、9月8日(水)午前10時~同法廷
2.第8回築地市場を考える勉強会
テーマ:裁判の経過報告、土壌汚染対策技術の問題点他、
日時:5月18日(火)午後6時開場、6時半開会
場所:日本教育会館(一ツ橋ホール)7F 707会議室
(千代田区一ツ橋2-6-2、最寄り駅:神保町)
以上
築地市場移転問題に関連して、東京都では、中央卸売市場会計予算が、現在地再整
備を検討する主旨の付帯決議とともに可決、知事本局に現在地再整備を検討する部局
が設置されました。地元中央区では、民間、区議会及び区が一体となって、現在地再
整備を東京都に求めていく「新しい築地をつくる会」の第1回会合が、4月14日中
央区役所で開催されました。現在地再整備へと新たな局面を向かえています。
日本最大規模といわれる移転候補地の豊洲土壌汚染問題では、土壌汚染調査の信憑
性を判断する証拠となる土壌コアサンプルの廃棄差止めを求める訴訟が、第4回口頭
弁論期日を間もなく迎えることとなっております。ここに、第4回口頭弁論期日をお
知らせ致します。裁判の経過報告は、第8回「築地市場を考える勉強会」の場を借り
て行います。
第4回口頭弁論には、何卒、多くの皆様が傍聴いただけますことをお願い申しあげ
ます。
記
1.第4回口頭弁論
日時:5月13日(木)午前10時~(集合9時30分ロビー)
場所:東京地方裁判所610号法廷
(終了後、弁護士会館5階会議室で原告団報告会を開催)
*第5回口頭弁論は、7月1日(木)午前10時~同法廷
2.第8回築地市場を考える勉強会
テーマ:裁判の経過報告、土壌汚染対策技術の問題点他、
日時:5月18日(火)午後6時開場、6時半開会
場所:日本教育会館(一ツ橋ホール)7F 707会議室
(千代田区一ツ橋2-6-2、最寄り駅:神保町)
以上
5/10築地市場移転問題関連で、国会議員会館を訪れた際、たまたま、川内博史代議士らの普天間問題に関しての記者会見に遭遇いたしました。
先の総選挙では、川内代議士を応援するため、私も、二度ほど鹿児島入りをさせていただきました。
土壌汚染対策法改正にもご尽力された方々のおひとりであり、築地市場移転問題では、築地市場のいわば“恩人”であると私は認識しております。
記者会見では、下の報道にありますように、川内代議士が会長を務められている沖縄等米軍基地問題議員懇談会が米自治領・北マリアナ諸島を5月8、9両日に訪問、その成果のご報告でした。
****産経ニュース****
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100507/stt1005071956009-n1.htm
川内氏ら民主党議員がグアム、テニアン視察へ 国外移転を模索
2010.5.7 19:55
超党派の沖縄等米軍基地問題議員懇談会の川内博史会長ら民主党国会議員6人が7日、米自治領・北マリアナ諸島を8、9両日に訪問すると発表した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の国外移設を模索するためで、同諸島知事と米領グアム知事、テニアン市長と会談し、移設受け入れを求め、訪日も要請する。川内氏は「県外、県内のどちらにも受け入れ先がないなら国外を模索するべきだ」と述べた。
****以上*****
一時間にも及ぶ長時間の会見ではございましたが、日本の安全保障における普天間基地の現状をきちんと認識して、日本政府がとるべき選択肢を、鳩山首相の下、しっかりと見出していらっしゃいました。
現地をきちんと視察し、科学的な現状分析の上で、政策は、創られていくべきものです。普天間基地問題にも当然あてはまります。
以前も、書かせていただきましたが(ブログhttp://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/e20daf745170e6118ca76f4441d12cb6)、普天間基地問題をしっかりと解決法を見出し、日本の安全保障のこれからを考えていかねばなりません。
普天間基地問題は、「沖縄・鹿児島県民、移設先、米国」が納得の上で連立与党が合意する形で、必ず解決されうると信じています。
***読売新聞 夕刊(2010/05/10)****
マグロ競りの見学再開、1日140人制限で
東京・築地市場(中央区)のマグロの競り売り場見学が10日、1日140人の入場制限制を導入の上、約1か月ぶりに再開された。外国人観光客らが多い日で500人以上殺到し業者から苦情が出たため、先月8日から見学を中止していた。
東京都によると、この日は、受け付け開始の午前4時半頃には外国人ら約60人が列を作り始め、競りの始まる15分前の午前5時15分頃に定員に達した。
スウェーデンから来た見学者のピーター・エドホルムさん(33)は、入場券代わりに渡された黄色のベストを着用し、「競りが観光用でなくビジネスである以上、規制はやむを得ない」と話していた。
(2010年5月10日10時55分 読売新聞)
****以上*****
多くの皆様が傍聴に来られて、土壌汚染の真実をご理解いただければ幸いです。
*今回第三回公判 平成22年5月13日(木)10:00~ 東京地方裁判所 610号法廷
*次回第四回公判 平成22年7月1日(木)10:00~ 東京地方裁判所 610号法廷
なお、裁判の経過報告は、来週開催される第8回築地市場を考える勉強会でなされる予定です。
*『第8回築地市場を考える勉強会』
日時:平成22年5月18日(火)18時半~21時(18時00分開場)
場所:日本教育会館 一ツ橋ホール(千代田区一ツ橋2-6-2 電話03-3230-2831)
都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)徒歩3分
都営三田線(A8出口)徒歩5分、東西線竹橋駅(1b出口)徒歩5分
大切と思ったことがらをメモとして書きおきます。
*基本計画は議会で議決をすべきである
*庁内の政策形成ヒアリングの重要性
*財政計画と総合計画の関連付け
*決算特別委員会で行政評価を行う
*個別分野の計画と総合計画の整合性
*基本構想に、総合計画形成の手続きも入れる
*市民参加で総合計画をつくる
*基本計画の見直しの手続きもつくる
*市民候補のバイアスは、その優先順位など、議会が様々な角度でみることで解消して行く
*政策は、多数者のみではなく、声なき声、弱者、少数者にも配慮する
それら声を議員として聞くのみではなく、議会として聞きにいくことも大切
*総合計画の進行管理も必要である
などなど
ご講演をお伺いしていて、問題意識を抱いたことがらは、
①百年後の将来を見据えた計画なるものをつくる手法について
②上位計画に縛られることへの対応
③基本計画を変えるための手続き
など
ボランティアも含め多くの皆様に支えられて運営されています。
本年もすばらしい学びの場が提供されますことを期待いたしております。
****中央区のホームページより****
「中央区かえで学級」のご案内
原則として、15歳以上(中学生を除く)の知的障害者で、中央区の特別支援学級(心身障害学級)の卒業生、または中央区内に在住・在勤する方を対象に、平成22年度「中央区かえで学級」を5月9日(日曜日)に開級します。
中央区かえで学級は、おおむね毎月第2・第4日曜日に、年18回、銀座中学校を拠点にして活動しています。
活動内容は、調理実習や博物館見学などのほか、華道・手芸・運動部に分かれて習い事を行ったり、バスハイクに出かけます。
また、他区の学級と合同レクリエーションなどの交流も行います。
申込みは随時受け付けています。詳しくは、お問合せください。
【問合せ先】
文化・生涯学習課生涯学習係
電話 03-3546-5525
以上
新たな展開で、対応して行く必要性が考えられます。
なぜならば、この度の都議会の予算特別委員会で市場会計予算1281億円でも、残りの土地を時価で購入しています。
過去の購入をまず質すことで、この度の土地の購入の価格の正当性もきちんと評価できるようになるからです。