5/18午前に、中央区議会による豊洲土壌汚染処理の現地視察が行われ、参加して来ました。
以前、一般の市民向けの現地視察が行われましたが、同じルートでの視察となりました。
東京都の担当者による解説や視察の中の質疑などで明らかにされたこととして、
①各場所の土壌汚染処理法の決定は、専門家会議で行われた結果をもとに決定する。(ということは、すでに、どの場所にどの対策を取るかは、すべて決定されていることになります。)
②「現地微生物処理」の水は、水道水のような塩素を含んでいると微生物処理に適さない。
③「微生物処理」は、現地のその場所にある微生物であり、外来の微生物は、利用しない。
④「微生物」は、蛍光発色のような手法で、存在を確認する。
⑤「初期値」は、サンプル五箇所から平均を取ったため、値が、専門家会議の調査と異なった。今、専門家会議にその解釈を聞いている。
⑥実験結果は、「技術会議」を開催し、公開する。
⑦対策にあたっては、専門家会議でいう「評価検証機関」をつくる。
⑧土壌汚染対策後に、汚染がなくなった調査を行う。
など。
汚染が残る可能性は、大きいと現段階では考えざるをえないと思います。
①ベンゼン単独汚染とみなした土壌に、もし、重金属などが含まれていた場合、処理前の土壌汚染調査を行わないので、ベンゼンに対しての微生物処理だけなされることになり、重金属などは処理されないままに、なります。
②原位置微生物処理において、果たして、重金属やシアンがある状態で、微生物がベンゼンを処理することができるか、たいへん疑わしい。
③汚染地下水の水位をAP1.8mに下げることができるという調査を行っていない。
地下水位を低く保てなければ、地下水上昇に伴い、新しく入れ替えた土壌や土壌汚染処理された土壌の再汚染の可能性がありうる。
④洗浄処理、中温加熱処理は、豊洲の土地ではなく、その工場にもっていきなされたが、その現地の見学はなされていない。
そのようなプラントをどこにいくつつくるか不明。
などなど
今後、改めて、築地市場を考える勉強会など、機会をとらえ、技術会議の土壌汚染対策の問題点を明らかにしていきたいと思います。
以前、一般の市民向けの現地視察が行われましたが、同じルートでの視察となりました。
東京都の担当者による解説や視察の中の質疑などで明らかにされたこととして、
①各場所の土壌汚染処理法の決定は、専門家会議で行われた結果をもとに決定する。(ということは、すでに、どの場所にどの対策を取るかは、すべて決定されていることになります。)
②「現地微生物処理」の水は、水道水のような塩素を含んでいると微生物処理に適さない。
③「微生物処理」は、現地のその場所にある微生物であり、外来の微生物は、利用しない。
④「微生物」は、蛍光発色のような手法で、存在を確認する。
⑤「初期値」は、サンプル五箇所から平均を取ったため、値が、専門家会議の調査と異なった。今、専門家会議にその解釈を聞いている。
⑥実験結果は、「技術会議」を開催し、公開する。
⑦対策にあたっては、専門家会議でいう「評価検証機関」をつくる。
⑧土壌汚染対策後に、汚染がなくなった調査を行う。
など。
汚染が残る可能性は、大きいと現段階では考えざるをえないと思います。
①ベンゼン単独汚染とみなした土壌に、もし、重金属などが含まれていた場合、処理前の土壌汚染調査を行わないので、ベンゼンに対しての微生物処理だけなされることになり、重金属などは処理されないままに、なります。
②原位置微生物処理において、果たして、重金属やシアンがある状態で、微生物がベンゼンを処理することができるか、たいへん疑わしい。
③汚染地下水の水位をAP1.8mに下げることができるという調査を行っていない。
地下水位を低く保てなければ、地下水上昇に伴い、新しく入れ替えた土壌や土壌汚染処理された土壌の再汚染の可能性がありうる。
④洗浄処理、中温加熱処理は、豊洲の土地ではなく、その工場にもっていきなされたが、その現地の見学はなされていない。
そのようなプラントをどこにいくつつくるか不明。
などなど
今後、改めて、築地市場を考える勉強会など、機会をとらえ、技術会議の土壌汚染対策の問題点を明らかにしていきたいと思います。