いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

羽化したオニヤンマ

2020-09-05 19:55:40 | オニヤンマ

先日のこと、ついに歯科へメンテナンスに行ってきました。

コロナで、暫く通院をお休みしますと断ってからほぼ半年ぶりでした。

本来ならまだ行くつもりは無かったんだけど、

例の騒動でうがい薬が薬局から消えたまま、未だに出回らなくて、

うがい薬欲しさ優先で、思い切って行ったというわけです。

そして、町に出たついでに、免許の更新用の写真も撮って来ました。

いつも外出時はマスクをしているので、口紅は塗らないけど、

写真を撮るからにはそうもいかず、

歯科の診察後、バッチリ口紅を塗ってからカメラ屋さんへと~。

何かね~写真に撮ると婆さんクッキリで  

正真正銘の婆さんなんですけど。ちょっと悲しくなります。

悲しくなるのは、まだもう少し若いつもりの自分が居るからですよね。


さて、今日は羽化したオニヤンマを見て下さいね。


8月3日11時58分撮影

午前中、外で花の水やりやその他何やかやと作業を済ませた妹が、

「大きいヤゴが川から上がってきょうるよ(来ている)」と教えてくれたので、

大急ぎで行ってみると!おお~!!!確かに大きい



ズームで撮ってみると、こんな感じです。

この大きさはオニヤンマかもなぁ~。。。

多分、オニヤンマじゃろうな。。。と。

暫く動きがあるかどうか?観察して、、夕方になっても

ほぼ動きが無かったので、明日羽化するんかなぁ~。。。と。


4日 6時34分撮影

翌日は、羽化する姿を撮れるかも・・・と、私にしては早起きしたのですが、

見たかった、撮りたかったヤゴから出て来るところは終わっていました

惜しい!!!いささか出遅れてしまったようです。

もう~1時間、イヤ30分ばかり早く起きて居れば間に合っただろうに。。。



昨日居た場所から3~4mほど離れた、

側溝の高い場所まで移動して来ていました。

夜の間にせっせせっせと移動したんでしょうね。


36分撮影

翅をほんの少しだけ開いている様に見えます



41分撮影

大分、翅を広げてきました~。





羽化したばかりの翅、とっても綺麗ですね~。




羽化直後のオニヤンマの複眼の色は、

茶色と灰色のツートンカラーなんだとか。

写真写りもあって、「そんな感じよね~」って所ですが。

この微妙な茶色かかったグレーの複眼が、

どの位の時間、日にちを経てか素晴らしく美しい緑色へと変わって、

トンボ好きな人達を魅了するわけです。



これがオニヤンマ(オニヤンマ科)である証しは、

左右の複眼が頭部の真ん中でほぼ接していることです。

似ているコオニヤンマ(サナエ科)は、左と右の複眼の間が離れているのです。

止まり方もオニヤンマはぶら下がりますが、

コオニヤンマは、他のトンボたちの様な止まり方をします。



さて、オニヤンマは大きい大きいといいますが、その大きさは、

頭部から腹部先端までが9~11cmほどにもなります。

飛んでいるのを見ても、デカ~~イって思います。


47分撮影

我が家の裏では、7月、8月の夕方近い時間にはオニヤンマが、

この辺からこの辺までとほぼ決まった範囲をコースにして、

何度も何度も行ったり来たり、往復する様子を間近で見ることが出来ます。

そのスピードは、かなり高速でビューンって感じで通り過ぎていきます。

これはオスの行動で、メスを待って(探して)パトロール中、

テリトリーを張っているんだそうです。


58分撮影

最初の1枚目の写真を撮ってから、24分が経過して、

翅も綺麗に開き切ったようだし・・・

そろそろ飛んでいくかもなぁ~。。。。と、

思いながら撮っていました。


7時02分撮影

それから4分後、今か今かと飛び立つのを待ってたのに~~。

その瞬間を撮り損ねてしまうなんて・・・私らしいか!?

飛び立った後には抜け殻になったヤゴがポツンと。

でも、まぁ~ね、初めて羽化直後のオニヤンマを撮れただけでも、

ラッキーってことで、かなり嬉しいことでした。



コメント (4)
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オニヤンマ

2018-10-05 00:17:18 | オニヤンマ

昨日は白菜、大根、の間引きをして肥料を入れて土寄せをしました。

その後、サツマイモの収穫もお昼過ぎまでかかって終わらせることが出来ました。

雨の降る前までに済ませられてヤレヤレです。

ところで、我が家は白菜大根をはじめ全ての葉物野菜たちに防虫用のシートを掛けています。

そこで心配になるのが強風でシートが飛ばないか?ってことです。

(一応、1m30㎝程の重い鉄の棒でシートを押さえていますけどね)

それと言うのも明日には又しても台風が来ますよね~。

今回はこれまでとはコースが違って台風の右側に位置するので、

どの程度の風が吹くのか・・・いささか心配しています。

それにしても、今年は台風の当たり年って言うんですかね~。

次から次からやって来るので、本当に~息つく暇も無いような。。。。。

せっかく育ってきた野菜のチビちゃんたちに被害が無ければ良いのですが。


8月21日午後16時18分に撮影。

もう~1ヶ月半以上も前に結構遠くに離れていたけど、ヤンマらしきトンボを撮っていた。

・・・けど、やっと1枚撮れただけだったので、そのまま忘れていたのですが、

9月11日にヤンマを捕まえたので、そう言えばあの時に撮った大きなトンボは

何ヤンマだったんだろう~?と思い出して・・・



拡大してみるとこんな感じです。オニヤンマっぽい気がする。



さらに拡大してみると、ほぼ間違いなくオニヤンマの様です。

複眼の色と左右の複眼の接し方も。そして、胸部の太い2本のラインもハッキリと

オニヤンマの特徴をクリアしています。


9月11日11時38分に撮影

裏の田んぼあとでちょとした作業をしていた時、妹が「あぁ~!オニヤンマが落ちて来た~」と。

そう言うと畦の草の中から大きなトンボを手に持って近づいて来ました。

何でもトンボ同士がバトルををしてると思ったら、次の瞬間に落ちて来たと言う。

私はその様子を見てなかったけど、確かに太さと言い大きさと言いオニヤンマらしくて。

作業もそっちのけですぐにカメラを持ち出して撮影しました。



頭部と胸部の境、胸部の上部に見える黄色の「ハ」の字の紋、

そして複眼と複眼が僅かに接していることを確認。



胸部側面の太い黄色のラインもオニヤンマの特徴の1つ。


この個体は腹部の先端に突き出た産卵管が見られるのでメスだろうと思われます

オニヤンマは日本最大のトンボです。

頭部から腹部先端までの長さが9~11cmに達します。

オニヤンマ科に分類されるトンボの1種です。

ちなみにヤンマ科のトンボではありません。



一見オニヤンマかな?と思えるトンボが何種類もいますが、

コオニヤンマやウチワヤンマなどはサナエトンボ科のトンボで、

複眼の左右が離れて接していないことでも見分けられます。


どれだけ厳しい環境をくぐる抜けて来たのか?
翅の傷みもかなりヒドイし、全体的にもくたびれた感じです。


成虫は6月~9月頃に発生します。

その季節には雄が小川の流れの一定区域を往復飛行する姿が良く見られます。

よく見かける夕方どき、低空で一直線に凄い早さで飛び去った後、そのまま待って居ると、

ほんの少しの間を置いて同じコースで戻ってきて飛び去る・・・を繰り返すのです。



往復飛行については、オスは羽ばたくものは全てメスとみなしてしまい、

出会うオスもメスとみなして追いかけてしまう習性があると。

つまり縄張り維持の為の行為では無いことが最近わかったんだとか。

で、このオニヤンマ(メス)は、バトルをして居たのではなくてオスにアプローチされていたものかと・・・



写真撮影のあと放して上げると、1度別の木に止まってから、

このケイトウの花へと移動して、暫くムシャムシャ口を動かしている風でした。

が!近くにアリが来たので、アリをどかして上げようとした途端!

サッと飛び立って高く高く飛んで姿が見えなくなりました。

全体的にかなり傷んでいたので、実の所は飛んで行けるのか案じていたのですが、

ちゃんと高く飛べて「おお~良かった!まだ飛ぶ力はあったんだ~」と、

心配してただけに、妙に嬉しくてホッとしました。






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