いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ネコヤナギの葯(やく)

2014-03-29 00:12:29 | 


3月28日、岡山の桜の開花宣言が出た。去年より4日遅れだそうだ。

今年はどんなお花見になるだろうか?

すでに桜の咲く頃になってしまい、かなり遅ればせながらネコヤナギの赤い葯を見て頂こうかと。





ネコヤナギと言えば、誰しも早春に見られる銀白色のフワフワの花穂を思いますよね。

それが、少し日にちが経つとこんな風に銀白色の毛の下から赤い葯が伸びてくる・・・んですね~。

・・・って、私ったら今まで気が付いていなかったもので。




赤い葯に雨のしずくが真ん丸になって、可愛らしい~。





そして、又ちょっと日にちが経つと、赤い葯の先っちょがめくれて黄色の花粉が表れてくるよ~。

この写真でも、よ~く見ると赤い葯が破れているのや、もう~花粉が落ちてしまった風なものも見えるでしょ。




葯(やく)という言葉にあまり馴染みがない方もいらっしゃるかと思うので、

(そう言う私も何年か前まで聞いたことが無かった)

つまり、雄シベの先端にあって中に花粉を生じる嚢状の部分のことを、そう呼ぶそうです。

ちなみに、今日の写真のネコヤナギは全て雄株です。




まだ伸びきっていない赤い葯が、銀白色の毛の中に出来ているのが透けて見えていますよね。

赤いネコヤナギがあるけど、それはどんな風に変化するのだろう~とちょっと興味アリ。



こんな風に赤い葯が次々に伸びてきたのを見て面白いなぁ~と、写真に撮ったのは3月2日。

毎年、ネコヤナギを見ていて、銀白色の花穂から黄色の花粉が付いた雄シベになるのは見ていたけど、

赤い葯が伸びる過程は見逃していたわけで、見ている様で見てないことって多いなぁ~と改めて思った次第。




この次は葯が破れて、花粉が一杯付いたネコヤナギにミツバチがやって来た写真を

見て頂こうと思っているのだけども、春は一気に加速して季節に置いてきぼりになってしまう~~急がねば!

今や、役目を終えた雄株のネコヤナギたちはポロポロと地面に落下中。










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プリムラと椿

2014-03-27 23:30:14 | 


優しいピンクのプリムラが春の日差しを受けて一斉に開花。

今日は久々に岡山へ買い物に行って来た。

かねてから買う予定にしていたスニカー、地元のショップで何度か探してみたけど、

私の欲しいスニカーが見つからず、岡山ならあるかも・・・と。

結局のところ、お目当ての物が見つからず、それはメーカーのサイトから注文して買うことにした。





で、せっかく岡山に来たんだし、もう一つ買いたかった物、

クリスチャン ○ィオールの5色セットのアイシャドウを奮発しちゃった~。ウヒヒ

こんなババの顔に勿体無いっちゃ勿体無いのは分かっているけど、

このメーカーのアイシャドウは何度か使って居て、その使い良さはさすがなので・・・

幾分お値段が張るけれど、「何年も使える物だから年数で割ったら左程でも無いわ~」と自分に言い訳。




春だものね~~、幾つになってもね~~、お気に入りのお化粧品をゲットすると何だか気分が上がるってもんですな。

至って単純な出来の女なものですからね。

それにしても、この何日かちょっとだけ(大いにか!?)ストレスが貯まり気味だったので、

お出かけして美味しい物を食べて、お茶して、買い物して、ストレス解消出来て楽しかっった~。

貯まるストレスの原因については、又の機会にお話しますね。




そうそう、妹も同じくスニーカーを買いに一緒に行って、こちらも何だかんだで気に入るものに出会えず、

地元に帰ってから、行きつけのシューズショップに寄ってみたら、前回には無かったお気に入りが見つかって、

「何のことはねぇ~なぁ~、岡山まで行くこともなかったが・・・」と、苦笑い。

「けどなぁ~~、ブラブラ遊んで来たんじゃし、それはそれでエエことにしようや~~」と、私。



赤とピンクの椿もこんなに一杯花をつけて、木が弱るんじゃないか?と心配になるほど咲いた。



そんな久しぶりのお出かけの最後、やってくれちゃいましたよ~azamiさんが!

帰りのJRの自動改札機でまさかの切符の取り忘れ、   その切符を後ろから来た人に取られちゃって、

駅員さんが切符収納の機械を開けてみてくれたけど、私の切符があろうはずもなく・・・

「最寄り駅に着いたら、駅員さんにこの事情を説明すれば通してもらえますよ」って言われたけどね~。

地元の駅でそんなドジで間抜けな説明するのは恥ずかしいじゃないですか!?

だから、駅員さんにもう一度改札を出させて貰って、再度切符を買い直すという顛末。

どこに行っても、ちょっとしたドジなことをやっちゃうんですよね~。高い運賃になったわ~。

それでも、ウキウキ気分は維持したまま、ご帰宅と相成りました。









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オオイヌノフグリとテングチョウ

2014-03-25 20:40:20 | 野草の花


すっかり春らしくなった空き地や畑のあちこちに小さな青い野草が・・・

可愛いですよね~。



ちょっと膝をついて、オオイヌノフグリと同じ目線から・・・





ひと塊に咲いている場所では、少し離れたところから見てもその一面が綺麗なブルーに見える。





些か残念な名前をつけられちゃって・・・でも、可愛らしい野草だと思う気持ちに変わりなし。




いろんなオオイヌフグリの写真をみているけど・・・

こんなシベの無い写真は今まで見たことない様な気がする。

これって、咲きはじめ? いやいや花の終わり頃だよね?どうだろう~。




オオイヌフグリの周りにはハコベやオドリコソウも一緒に咲いて・・・

春を届けてくれる嬉しい野草の花々、そうそうホトケノザも近くでたくさん咲いていた。




テングチョウも蜜のご馳走を頂きに・・・

頭部の触角の内側に前にズンと伸びた突起があって、その部分が天狗の鼻に似ていることから、和名テングチョウと名付けられたそうだ。



6~7月頃に発生して真夏はちょっと休眠し、秋には活動を再開して、

そのまま成虫で越冬して、冬眠から醒める春には再び活動するテングチョウ。

散歩道でも人の近くで止まったり、チョロチョロ行ったり来たりして飛ぶ姿が見られる。







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雫と涙

2014-03-21 00:08:11 | 
今日のタイトルに???と思われる方も多いかと・・・

雫はネコヤナギ、涙は私の悲しい涙のお話。

まぁ~奥さん!見てやってください、聞いてやってください。


ネコヤナギの天辺あたりの雨の雫をマクロで撮ってみると・・・あ~ら不思議な世界?

あれは。。。。。年も押し迫った12月26日のことでございました。

いつも適当にやっている浴室の掃除を、年末だからと丁寧に掃除して、

これでお終い~~と思ったその時、事件が起きました~。




浴槽の淵に上がった状態で、浴室のドアの上面を拭き終わって・・・

さて、降りましょ!と片方の足が床に届いた瞬間、思いもかけない事態が。

履いていた浴室掃除のブーツの底が、濡れた床で見事に滑った~~!

・・・と同時に大きな体がそのまま一気にいろんな所に叩きつけられたのでございます。




「やった~!やってしもう~た!」と脳内の声、

現実には息が出来ない。。。。。声も出せない。暫くの間ただ早く息をしたいと。

と、大きな物音を聞きつけた妹登場、「どうなったん!?」と心配と不安の入り混じった問いに、

「落ちた~~~!」とやっと小さな声を絞り出して答えるのが精一杯。

妹「病院に行かんといけまぁ~?救急車呼ぼうか~?」 私「大丈夫じゃ、病院はいかんでもエエよ」と。



どうやら浴槽の淵へ激しく打ち付けたらしく、1番痛いのは後ろ側の肋骨だと落ち着いてから判った。

妹が心配していた頭や首は、打撲らしい打撲もしていないのが幸いと言えば幸いだった。

昼食後は昼寝と言うか、起きているのがちょと辛くて横になっている内にうたた寝。

それでも、夕食作りは痛いながらも頑張ってボツボツやれたのでございます。



何と申しましょうか、普通これだけ痛みがあったら一応病院に行ってみるはず、

ですが、昔から「医者の不養生」(わたし医者じゃありませんけど)と言う言葉もあるように、

元看護師の私、なるべくなら病院へ行きたくない人なんでございますよ。ポリポリ

それに、整形外科に長年勤めておりましたからね~、肋骨骨折でも折れた骨が肺に刺さるような状態でなければ、

消炎鎮痛剤を飲んで湿布とバンドで固定してキッチリ締めて安静にして、後は日にちを待つのみと自己診断。
(バンドは妹の腰痛用の物がサイズ的に丁度間に合った)

しかし、怪我をした翌日から1週間は寝起きやちょっとした動作が地獄の痛さ(大げさ)

いつもは横向きで寝るのに・・・上向きでしか寝られないのが慣れて来るまで辛くて辛くて。

いつものように大きな声でしゃべったりもしない出来ない感じで、とても大人しくなっていたのでございます。

次の1週間も似たような痛みを耐える耐える、痛いのも2週間か3週間だろうと覚悟していたので。

不全骨折(ヒビ)なら3週間、完全な骨折でも骨が食い違っていなければ完治までに2ヶ月もあれば治るだろうと。

(ここで一言、 良識のある皆さんは、決して私のようないい加減な療法の真似はしないで下さいね)




結果、ほぼ完治したのは2月も終り頃のことでございました。

思う様に動けなかった当初は、ちょうど畑仕事も無い時期でダラダラしていても気持ちが焦るようなことも無く、

横着し放題させてもらいながら、初詣にも時々の散歩にもゆっくりなら歩いて行けて、

2月の雪が積もった頃には雪かきも出来るように回復していました。

それにしても、これまで大した病気も怪我もしないで来れていたのは、ただただ幸運だっただけで、

この先、あちこちが衰えて転んだり病気になったりすることが増えるのだろうな。。。と、少し気弱に

なったりもする今日この頃でございます。

怪我の痛みに耐え、思う様に動けない歯がゆさに耐えた私の涙のお話、でございました。


今日はちょっとテレ隠しに「・・・ございます調」でお届けしました~。がははは


今日から3連休でおチビちゃん達のお相手&ちょっとした都合で、

来週1週間ブログお休みすることになるかもしれません。



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お寺の裏道を歩く 其の2

2014-03-18 00:05:03 | 散歩道
前回からの続き。似た様な道をババ2人がペチャクチャたわいない話をしながら・・・

ちんたらチンタラ歩く、歩く。



葉っぱを落としてしまった冬木立ちが好きで、こんな逆光で撮るモノクロの木立ちの趣きも好きで。

言うまでも無く、新緑も真夏の濃い緑も紅葉ももれなく好き。

・・・っていうか、山が木が好きだから、こんな所をブラブラ歩いているだけでどの季節でも気分良好。




前回の記事で歩いて来た道を振り返るとこんな感じ。

少し日当たりも良くなって来た。




進行方向左手に桜園地の斜面が見えてきて、上の方にこんもりした椿の木が見える。

大きく育ったヤブ椿の木が4本ほどあるので、桜の前のお楽しみなんだけど・・・





道べりからほんのチョット上がった所のヤブ椿、残念~~思った程に咲いていなかった~!

時期的に少し早かったみたい。蕾がたくさん付いていたので遅かったわけじゃないよな。。。

花の満開の時にちょうど行き合わせるって難しいのよね。





こちらは桜園地の入り口の道路沿いに、寒い冬の真っ盛りから咲いているサザンカ。

半開きにしか咲かない楚々とした花のヤブ椿とは対照的に、サザンカはちょっと華やか。




ここからの道は大きな車も時々通る帰り道。

20年近く前に、道べりでヒヨドリジョウゴの小さな白い花を始めて見つけたのもこの辺り。




裏山を一回りしてお寺の駐車場近くまで帰ってきた~。

ヤブ椿の満開は見られなかったけど、のんびりぶらぶら散歩の楽しさは充分満喫できたから良しとする。




ずっと前にカーブミラーに、はな子と自分を写した写真を撮ったなぁ~と思い出して、

久しぶりに、「何しょん!?」と、ちょっとあきれている妹と自分を撮って遊んでみた。

ここから後20分ばかり歩いたら家に到着、ゆっくりとあっちこっちキョロキョロしながら帰る。

散歩で身体をダイエット。 (出来てるか?)、ついでに心もスッキリ爽やかに。(なるよ!)






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お寺の裏道を歩く

2014-03-13 23:11:15 | 散歩道
今日の写真は2月19日、2週間のおチビちゃん達の預かり保育に突入する前に

撮ったもので、結構な日数が経過しているのですが

季節感としては、ほとんど問題ないので見て頂くことにしました。




両側に川柳を刻んだ歌碑が置かれているこの道は、お寺や神社を通り抜けて、

先だって見て頂いたことのある多宝塔から続く裏山を回るコース。



どの川柳もなる程ね~~とか、短い言葉の中に上手に気持ちを表現されているなぁ。。とか、

詠み手の人の心情が、こちらの心にスーっと入って来るような素敵な作品ばかり。




川柳を一つひとつ読みながら暫く行った先を曲がると、山陰に入って道は急に薄暗くなる。

空気も何となく湿っぽく感じられるような。。。




なのに、道の右下を覗くと光が射してて雰囲気がまるで違う。

下草を刈って、適度に伐採もしてあるからなんだろうけど。




この大きな木々たち、もう随分と昔から生えているものかも・・・

私が子供の頃は、この道は狭いながらも生活道路として使われていたのだけど、

近年は集落の端から登って来る道が途中で途絶えているらしく、普段の生活で使われることは無いようだ。



車はどうにか通れるので、神社の軽四がたま~に通るくらいで、

散歩で歩く人も滅多に居ない、妙にシーンとした静けさのある道なのだ。

お寺や神社に参拝に来ても、ここまで足を延ばす人はいないんじゃないかな~。

春のお花見時期でも無いかぎり、特に何があるわけでもないし。



いつ頃からこんな道標が立てられたんだろうか? どこへと続く中国自然歩道なんだろうか?

以前、はな子と散歩によく歩いてた頃にはこんなの無かったはずだけど。 




この道をそのまま歩いて行っても道べりの石段を登って行っても、その先で桜園地に辿り着ける。

私達が歩いた日は、まだまだ桜の蕾は固い頃、だけど桜の開花の前に

やぶ椿がそろそろ満開かも・・・と、それが見たくてここまで歩いて来たのだけれど。。。。。




石段を登って行くとその続きには急な坂道があるので、平らな道をそのまま進んで行くことに。

それにしても、日陰の大きな木はちょっと不気味ささえ漂うような。。。

何か住んでそうな・・・そんな気になったりしながら椿が咲いているであろう場所へと向かう。

で、今日は写真が多くなるので此処までってことで。続きは次回に。







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再開しました

2014-03-10 22:42:23 | 出来事
ちょっとお休みのはずが思わず長引いて・・・はや2週間が過ぎてしまいました。

やっと昨日、お役御免となりブログ再開となりました。ただいまです。


雨の後、ふと目に止まったコケに小さな雫がいっぱい。

おチビ妹ちゃんが風邪ではなくてインフルエンザだと確定して、仕事が休めない姪っ子に頼まれ、

我が家で看病することになったのが2月24日の月曜日のこと。

38度から39度ちょい出た熱も3日目にはほぼ下がって、やれやれ安堵した水曜日の夕方に、

姪っ子から電話がかかり、お姉ちゃんが39度近い熱を出したのでこれから救急で診てもらうとのこと。

結果、お姉ちゃんもインフルエンザに罹っていた。

病院からそのままお姉ちゃんも我が家へ直行となる。



↑ の写真をトリミング

その後、妹ちゃんは完治して金曜日から我が家へ来ていた姪っ子と一緒に日曜日に自宅へ帰り

月曜日から学校に・・・

お姉ちゃんも発症から7日目には治癒証明を書いて貰えて、これで今夜は家に帰れて学校に行けると、

喜んだのも束の間・・・なんと!明日から学年閉鎖になったと姪っ子から電話が入ったのだ。

元気になったのに、このまま週末まで我が家で過ごさなくてはならないなんて!

ちょっとガッカリしてショボンとしたお姉ちゃんだったけれど、

そこをお利口さんに我慢して耐えているのが、幼いながら健気で愛おしくて・・・

家族と離れて過ごす日々を頑張っているご褒美にと、大好きなアイカツゲームをしに遊びに行ったり、

好きな握り寿司を食べに連れて行ったり、服を買いに連れて行ったりしたのだった。




コケの名前が分るかな?と検索してみたけど、余りの種類の多さに断念した~。
・・・にしても、小さなコケがこんなに可愛かったのが以外。


熱がある間は食べれそうな物を欲しがる物を食べさせて、水分補給も充分に摂らせて、

そうこうする内に治って来るのも早いもので、元気に回復すると何を食べさせようか・・・と悩みが。

姉妹なのに、2人の好きなものがまるで違うのでババ母は頭の痛いことで。

お姉ちゃんは肉と和風のおかずが好きで野菜が嫌い、妹ちゃんは肉や魚があまり好きじゃなく野菜が大好き。

その2人がそこそこに食べてくれるように・・・って、レパートリーの少ないババとしては大変だった。

料理の得意な妹2が居れば助かるんだけど、今は丁度仕事が大忙しでアテに出来なかったしな。。。

そんなこんなではあったものの、些か頼りないババ保育園も終了となった。

心配したり賑やかだったりした2週間余りが過ぎて、急に静かになった我が家。

ちょっとばかり寂しいような。。。気が抜けたような。。。

今朝は寒い中、久々にお友達と連れなって元気に登校して行ったことだろう~。











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