あまりの暑さに怖気づいて、畑の草抜きをしないまま横着していたら、
暑さに負けない野草(雑草)タカサブロウが、我が物顔にむちゃくちゃ蔓延ってエライことに!
(水田や湿り気の多い場所を好むタカサブロウ、今までこんな蔓延ったこと無いのに・・・)
ここに来て、冬野菜を植える準備をしないと間に合わないぞ!お尻に火が付きそうになって。
ちょうど有り難いことに、西日本の上空に居座っている寒気の影響かazami地方涼しい日が続いているので
満を持して、昨日の午前中に草抜きを決行~、タカサブロウ、抜きやすい野草なので助かった~。
明日は草抜きの済んだ畑を耕して・・・これから当分の間は畑ばあさん頑張らねば!
ここから ↓ 4枚は色鮮やかなツマグロヒョウモンの雌たちです。
今年の夏、我が家の周りに例年よりはるかに多い数のツマグロヒョウモンが飛び交っています。
動物や鳥や昆虫も色鮮やかな方が雄という…何となくそんな概念があるのですが、
ツマグロヒョウモンは明らかに雌が派手、ど派手です。
この派手さは体内に毒を持つ”カバマダラ”の特性を利用して擬態しているんだとか。
鳥など捕食者に「アタイは毒を持っているから食べないでね」って! 本当は毒を持ってないけど。
(ちなみにカバマダラは、日本での分布は奄美大島以南の南西諸島とかだけど、年々北上しているらしい)
ここから ↓ 4枚は雄です。
ねっ!雌に比べると雄は地味でしょう~。
たくさん居る何とかヒョウモンと言う蝶の中で、
後ろ翅のへりが黒くなっていることがポイントで、
他のヒョウモン類と簡単に見分けることができます。
閉じた裏翅も雌に比べて地味ですよね~。
ツマグロヒョウモンは南方系の蝶なので、1980年代までは近畿地方以西でしか見られなかったようですが、
地球温暖化の影響もあってか、2002年頃には関東地方北部でも定着しているとのこと。
今や、もっと北上しているのかもしれないですね。
ここから下 ↓ は幼虫とサナギが登場しますから、
そんなキショイ物はダメダメな方は、ここまでにして下さいね。
ではでは、大丈夫な方のみ ↓ へと進んで下さいませ。
小さ目の写真にしてみましたが、こんな幼虫見たことあるでしょうか?黒地にオレンジが目立つ幼虫。
毒々しい色の毛虫で、トゲトゲも一杯あるけど、刺されることはありませんし毒も無いので安心です。
今年凄い勢いでモリモリ蔓延ったアリアケスミレの3つの鉢に、ある日気が付いたら、
20匹程のツマグロヒョウモンの幼虫が、ワシワシとスミレを食い尽くさんばかりに生育中でした。
幼虫がまだ2、3匹しか居なかった時、(私と妹1はこれが何の幼虫だと知っているけど)
ツマグロヒョウモンの幼虫だと知らない妹2は、蛾の幼虫に違いないと思って捕まえて捨てたと!
あんなに一杯いた幼虫もいつしかいなくなり、植木鉢の淵でサナギになったのは4個。
いつ羽化するんだろうか?と思って気を付けていたのですが、
一匹も羽化する現場を見ることはできませんでした。
幼虫のすべてがどこかでサナギになり羽化出来るとは思えないけど、
それでも、そこそこの幼虫が育ったからこそ、
家の周りで例年になくツマグロヒョウモンの飛ぶ姿が見られているのでしょう。
妹はドンドン蔓延る花は嫌いだと常日頃言ってますが、
ツマグロヒョウモンの食草になるなら、アリアケスミレをもっと増やしてやらないと!と、言っています。
で、タチツボスミレが近くに何鉢かあるのですが、それはお好みじゃないみたいです。
幼虫はスミレ科の花を食べるというけど、スミレなら何でも良いわけでもないらしいです。
うんうん、見た事あります!!
けっこう抜き易そうな雑草ですよね。
このあたりは、なんてたってスベリヒユです~
どこの畑にもしぶとく蔓延ってますよ(~_~;)
マツグロヒョウモンの幼虫ってこれだったのですか。
スズメガの幼虫かと思って潰しちゃったことあります~~(;´∀`)
マツグロヒョウモンちゃん、許して!!!
なんかお馴染みの蝶ですけど
こうしてよく見せてもらうと雄に雌に違いが明白なんですね~
普段いかによく見てないかですよね…。
タカサブロウって言われてもね~ですよね。
ググってみてくれたんですね。
元々は田んぼだったとこで、湿り気のある場所だけど、
今までこんなに蔓延ったことは無かったのに・・・
まぁ~抜きやすかったのが、せめてもの救いでした。
ああ~~スベリヒユね!我が家の畑や畦にも一杯生えてますよ~。
コイツは根っこが残り易いし、茎が千切れやすいし葉っぱがポロポロ落ちるし、
落ちた葉っぱや千切れた茎から芽を出すしで・・・
本当に厄介なんですよね~。
あと、コニシキソウも蔓延りますよね~。
でも、スベリヒユよりは扱い易いかな?
ははは、pochikoさんも妹2と同じですね~。
あの幼虫を知らずに見たら、蛾の幼虫だと思っちゃいますよね。
毒々しい色をしてるもんね。
普段特に気にせず見ている分には、オスメスの違いまで気が付かないですよね。
珍しいチョウじゃないけど、よくよく見るとこれだけの違いがあるんですよ。
最も、普通はそんなにマジマジ観察しないですよね。
私の関心がそっちに向いているってだけで。
声で^^;)
ごめんなさ~い
ツマグロヒョウモンは雌の方が派手ですか?
それは知りませんでした。
比べてみればなるほど納得です。
幼虫とサナギ・・・全然平気です!
巨大化したやつと是非闘ってみたいです!
必ず1ラウンドで倒してみせますから!
地獄耳なので、しっかり聞こえますよ~ハハハハ
にしても・・・よくそこに結び付くなぁ~。。。と感心してる場合か!?
今は亡き水木しげるさんの、晩年の可愛らしい人柄が好きだったので、ちょっと嬉しいかも。
普通、雄は雌に注目してほしいが為に、派手と相場は決まっている様なのに、
ツマグロヒョウモンは例外でした~。
男性でもこういうのってダメな人あ多いですけど、
巨大化した幼虫でもサナギでも戦って負けない自信アリとは!?
さすがは、向かう所敵無し!の田舎のウルトラマンこと、Micchiiさんです。
私も畑仕事で幼虫たちと日々対峙して鍛えられているので、
大抵の物には負けないぞっていう自信がありますよ。(笑)
ツマグロヒョウモンのこと調べていたら、こちらのブログにたどり着きました。
過去の記事にコメントして申し訳ありません。
お陰様で、とっても役に立ちました。
普通は雄のほうが綺麗なのが多い中で、珍しいですよね!
同じテンプレートでしかも長く続けていらっしゃって
何だかとても嬉しくなりました。
それにしても、素晴らしいお写真が多くて素晴らしいし、何より楽しいブログですね。
どうぞ、宜しくお願いいたします^^。
ようこそ、お出で頂きありがとうございます。
こんな拙い記事ですけど、お役に立てていたら、
とても嬉しいです。
そうなんですよね、殆どの場合雄って雌の気を引く為に
派手で綺麗な色をしているのにね~。
私も先ほどみみさんのブログを訪問させて頂いて、
「わぁ~同じテンプレートだ~!」って嬉しくなりました。
どこか共通する感性なのかしらと。
いえいえ、ただ長く撮っているだけの写真で・・・お恥ずかしいです。
と言いつつ、褒めて頂けて嬉しいです。
これからも楽しいブログにして行けたらと思って居ますので、
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたしますね。
アメリカスミレサイシンプリケアナ、と去年あたり知りました。
花期は3~4月で、終わった頃からドンドン葉っぱが大きくなります。
大きいのは径10cmくらいになります。
去年初めてその葉っぱにツマグロヒョウモン幼虫がいるのに気づきました。
まるでツマグロちゃんのために、
プリケアナは見事に大きくなってたの?!!
と思ったくらいです。
ツマグロちゃん大好きです。
スージーさんのお宅に生えているスミレの名前は初めて知りましたが、
今、調べて見たらお花も大き目で素敵なんですね。
ツマグロヒョウモンの幼虫って、
初めて見たらあんな綺麗なチョウに変身するとは思いにくいですよね。
ツマグヒョウモンが卵を産みに来てくれるスミレなんだと分かると、
これから先も楽しみですね。
お家の庭でサナギになったり、無事に成虫になった姿が見られると良いですね。
私も蝶やトンボ好きです。