いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

何かを捕まえたヤマサナエ(?)

2020-06-10 20:25:20 | サナエトンボ

昨日は、どうしようかと迷っていたものの、明日から雨続きだから、

お天気が良い内にと試し掘りをしてから、これなら良し!ってことで、

ジャガイモを全部掘りました。去年並みの収穫で良かった~!

そして、その後を耕して肥料を漉き込んで、カボチャ(バターナッツ)を植えました。

それ以外のカボチャは、早くに植えているので、これで植え付けする物は終わりです。

今日、中国地方も梅雨入りし、早速午前中には雨が降りましたが、

午後には止んで、曇り空のどんよりした日となりました。

これから1週間程はこんな毎日になりそうです。



当ブログは花の写真が多いのですが、トンボやチョウの写真もちょこちょこと。

でも、昆虫系って、絶対にダメって方が多いですよね~。

覗きに来て見たら「ギャオ~~」ってなられる方もいらっしゃるかと・・・

なので、いきなりトンボやチョウに出会わないで済むように、

一枚目にバラの花を載せて置きました。

今日は特に、衝撃的(?)何かを捕まえているトンボですので、

苦手な方はここでして下さいね。

 大丈夫!」な方だけ、この先へとお進みくださいね。


では、では、どうぞ見て下さいね。



家の裏でシオヤトンボを撮って終わり、家に入ろうとしたその時、

目の前を、何かをくわえた大きなトンボが! 通り過ぎて

すぐ側のアジサイの葉っぱの上に止りました。



このトンボ、多分?毎年見かけるヤマサナエではないかと。

酷似しているキイロサナエと言うトンボが居ますが、

キイロサナエの生息地が局所的なのに対して、

ヤマサナエは、丘陵地や低山地の流れに普通に生息していて、

田んぼの用水路などでも結構見られるトンボらしいので、

これは、ヤマサナエで間違い無いのかな?と思っています。



見事に一見同じような写真を並べていますが、

あえて言うなら、翅の動きや頭の向きが僅かに違っているのです。

「そんなん言われても、同じにしか見えない!」

そうかもしれませんね



さて、一番気になるのは、一体何を捕まえて、

ムシャムシャしてるのか?ってことなんですけど、

おそらくは蛾か?チョウか?そんな所ではないでしょうか。



ちなみに、最初に大きなトンボが目の前を飛んだと書きましたが、

ヤマサナエの大きさは6.3~6.9cmくらいです。

パッと見、オニヤンマっぽく見えるかもしれませんが、

オニヤンマは、体長9cm~11cmとはるかに大きくて、

目の色も胴体のシマシマ模様も明らかに違います。



こうした光景を見ると、

いささか残酷な様な気もするんですけど、

それが自然の営みっていうものですかね。



生きる為に自分より弱い物を狩り、

そして、自分も、又、強い物に狩られるかもしれないという、

自然の中で自分の力だけで生き抜いていく厳しさも、

見せつけられている気がします。



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サナエトンボ

2015-07-19 23:19:38 | サナエトンボ

家の裏に居て、たまたま飛んできたトンボ、ちょっと大き目?と目追ったら、

すぐ近くの草に止まった。普通のトンボじゃないな~と思ったので、

まずは捕まえてみよう~と、倉庫から虫取り網を持ち出してバッサっと確保~。

(止まっているのを素手で取るのは得意、ただ今回は逃がしたくなかったから)



見たとこオニヤンマっぽいけど、全くの別物ですね~。

複眼の色も大きさも、腹部のクッキリした黒と黄色の横縞柄も無いし。

これは、サナエトンボ科のヤマサナエだろうと思います。

(そっくりなキイロサナエが居るけれど、生息地が限定され個体数も少ないので多分違う)



恒例(?)の身長測定。頭の先から腹部の先までが7cmほど。

ちなみに、オニヤンマは日本最大のトンボで、9~11cm、複眼の色は鮮やかな緑色。

子供の頃にオニヤンマを捕まえたことが何度もあるので、違いは一目瞭然です。



複眼の後(胸部)に見える、黄色の2つのL字に見える部分が、

ヤマサナエは下の方が太くなって居て、キイロサナエは太さが同じなのが、

見分けるポイントの1つなんだそうだけど・・・あちこち検索してみてもさっぱり分からんちん。



この子は複眼と複眼が互いに離れているのでサナエトンボ科のトンボであることは確か。

オニヤンマ(オニヤンマ科)は複眼が中央の一点だけが接していて、

ヤンマ科のトンボは、複眼が中央で明らかに引っ付いている、と言う違いがある。

・・・なんちゃて、利口そうに書いてますが、つい先日まで知らなかったのです。



何々ヤンマと名前が付いていても、ヤンマ科のトンボでないものも多いし、

一見ヤンマに似ているトンボがサナエトンボ科のトンボだったり・・・

とにかく、サナエトンボ科やヤンマ科のトンボって、めちゃめちゃ種類が多くて驚きです。

ただし、オニヤンマはそれらのトンボとは別で、オニヤンマ科のトンボだというのも、

トンボの写真を撮る様になって知ったんですけどね。



↑のヤマサナエを撮って2日後に、家の裏を何か居ないかなとウロ~~っとしてて、

また同じヤマサナエに出会うことが出来ました~。慌てて撮ったのでピンボケ

ヤマサナエ等のサナエトンボ科のトンボは止まる時、この写真の様に平な姿勢で止まるのが特徴で、

オニヤンマは枝などにぶら下がって止まり、ヤンマ科のトンボも同じくぶら下がって止まります。






コメント (2)
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