いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

里山の紅葉

2021-12-03 22:23:41 | 里山

暫く美容院に行ってないので、

前髪が目に入りそうな程まで伸びて鬱陶しい、

・・・って、ことで何時ものごとく、

自分で裁ちばさみでシャキシャキとカットしました。

もう~何十年も自分で前髪カットしてるから慣れたものなんです。

が!しかししかし、いくら慣れて居ても油断は禁物です。

(慣れで大胆にカットすると、えらいこっちゃになります)

 昨日は、ちょっとばかり大胆に切り過ぎました~。

結構な”オンザ眉毛”になっています。前髪が眉毛のだいぶ上でパッツンです。

(  ☝   この言葉も今では死語かな?)

妹は「大丈夫!すぐに伸びるから~」って、無責任な一言を。

高齢の私がこれでは、人前に出て行くのが少々憚られます。
が、たまには出かけないといけない日があるし~~

それじゃなくても、ウエーブの効いたロングヘアーで、
姉ちゃん婆ちゃんだというのに・・・ 

ああ~困った!困った!なのです。 もう~笑うしかない!

皆さんも想像して笑って下さい。   

ちなみに、ウエーブの効いたロングヘアは、

ドライヤーを、上手く使いこなせなくて、

若い頃からず~~と変わらずこのスタイルなんです。



本当に本当に、どうでも良い話でごめんなさいね。

何かね~愚痴ってみたかったのです。

さて、それでは気分を変えて、

家の周辺で撮った里山の紅葉をみてくださいね。



特に紅葉が綺麗な木々があるわけでもなく、

紅葉している殆どはドングリの木だと思われます。




一口にドングリの木と言っても、

いろんな種類があるようですが、

子供の頃からず~っと山の中暮らしなのに、

その種類を見分ける知識がなくて。



そんな雑木ばかりの山でも、

夕陽が射す頃、とても素敵に

煌めくような時間帯がおとずれます。



田舎暮らしって、いろいろあって、

特に年齢を重ねると「う~~ん?ちょっとね」と、

思うことも、増えてくるのですが、

それでも、山の四季折々を楽しんで暮らせているので、

良いこと半分、困ること半分ってことでしょうかね。



何処に暮らしていても、良いことばっかりて、

ないですもんね~。














コメント欄を閉じさせて頂いています。



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冬木立ち

2021-01-19 19:57:29 | 里山

今日は掃除など家事を済ませてから、

久しぶりに自分の車で買い物に行って来ました。1人で。

いつもは妹に乗せて貰って出かけるばかりなので、

イザ1人出かけようとすると、 車の掃除からしなくちゃ~なのです。

買い物の後、出たついでなので給油もしました。

ガソリンの残りが半分程になると、給油しとかねばと思う癖があって。

それと、出たついでには必ずコンビニに寄って、

甘い物、シュークリームや菓子パンなど買う癖もあります。

コンビニの美味しそうなスイーツやパンが好きなだけ!ってことですけどね。



ある日の午前10時過ぎ、

すっかり葉を落としてしまった小枝たち、

こんな姿も冬ならではで、

撮りたい意欲が湧く好きな被写体です。



日差しが山の後から、ほんの僅かあったものの、

曇り空の中、モノクロ撮影したようになりました。



毎日見ている山並み、

それだけに愛着の様なもの、親しさの様なもの、

安心感の様なものもあります。



青々と葉が繁って居る頃、

オレンジ色に葉が染まる頃、

こうして、葉を全て落としてしまった頃、

四季それぞれの好さを楽しませてくれる山の景色です。



少しだけ青空が見えたり、雲に隠れたり、

明日、明後日はグッと冷え込む予報が出ていた日で、

もう~今からそうなりそうだなぁ~。。。と思わせる様な、

曇り空の寒い一日でした。



僅かな日差しが木立ちを照らして、

一本一本の枝が白く輝く様に見える時があります。

何か別の木のように見えます。

ドングリの木だけど。






背景が青空になると、

冬木立ちも明るい雰囲気になりますね~。

小枝の先では、もう~春の芽吹きの準備が着々と進んでいて、

春を待っているんですよね。



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切り通し、こんな道もあったな。。。

2020-12-17 22:13:47 | 里山

最低気温が火曜日1℃、水曜日0℃、木曜日1℃と3日連続で、

急激に冷え込んでいます。昼間の気温も6℃、7℃にしか上がらず。

昨日は12月中旬では、初めてかと思われる雪が舞いました。

一瞬ゴミかな?と思ったくらいの、ほんの僅かな雪でしたけども。

それもほんの短い5分とかそんなものでしたが、

この時季に雪が舞う!?と、びっくりしています。

日本海沿岸地方では大雪の被害が沢山出ているとのこと。

どうか、一刻も早く停電、高速道路の渋滞が解消されます様に。



先だっての記事『2人で散歩」の続きです。

前回の時は新しく出来た道を歩きながら、秋らしく色付いた山を撮った写真でした。

そして、今回はそこから旧道へと入って歩きながら撮った写真たちです。



ふと見上げるとエビズルらしき黒い実が。

でも、何かちょっとエビズルにしては葉っぱが大きく、

実も大き過ぎるような気がして・・・

手を伸ばしかけ、やっぱり止めました。

定かに判らない物を口に入れてはダメですもんね。



ちょっと大きめの水たまりの様にも見えますが、

これはきっと昔むかしは

田んぼの為のため池だったろうと、思われます。

川の無い山の中にあっては、こんな小さな池でも

大事な水がめだったはずです。



使われて居た頃はもっと深さがあったはずだけど、

長い年月の内に、落ち葉や泥が堆積して、

こんな風になったのかな。。。と。



ここから先の道は殆ど馴染みが無いと言うか・・・

勿論、車が通る道なんだけど、

狭くてカーブが多くてキツイしで、

運転ににあまり自信が無い私としては、

敬遠したい、通りたくない道なのです。



とは言っても、まだ若くて冒険心があった30代の頃には、

1.2回ドキドキ、ハラハラしながら通ったこともありました。

が、その後はこんな危ない道をあえて通る必要も無いので、

今回、歩いてみて、「こんな道もあったな。。。」って、

改めて思い出したという次第です。



狭い道なんですけど、それなりに通る車があるので、

写真を撮る時は前後の安全を確認して、車が来てない時に、

大急ぎでシャッターを切っていました。

自分達の為にも、車の人達に対しても要注意の道です。



こんな大きな岩だらけの両側の斜面をよくよく見ると、

いつの時代にどんな人達がここに、

こんな道を切り開いたんだろう~。。。って、

いろいろ想像してしまいました。



私たちが考える程、

それ程には古い時代のことでは無いのかもしれないし、

イヤ、もしかしたら結構古くて昔むかしに作ったものかも・・・と、

想像は膨らむばかりでした。



少なくとも、私が幼かった頃には、すでにあったんだよな。。。

(小学校高学年の頃に、ここまで来て見たことがあった)

父が生きていれば、いつ頃出来たものか教えて貰えたかも・・・

地域の古い歴史とかに、そこそこ詳しかったから。



崖に近寄って見ていた妹が、

「何かなぁ~ノミで削った後っぽい感じの部分も見えるなぁ~。。。」って。

まさか!?そこまで古くはないと思うけどね。(笑)



山を切り抜いて作ったこう言う道って「切り抜き」と呼ぶんですかね?

若かりし頃に車で通った頃には、特に印象に残ることも無かった道だけど、

歩いてゆっくり眺めて見たら、こんな凄い道が~~!!!って、

新鮮な驚きと、その昔この道を切り開いた人達がいたんだよね~と、

長い過ぎた歴史の様なものに敬意を感じたものです。



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木のトンネル(?)を歩く

2020-12-14 21:49:27 | 里山



先日、妹と一緒にちょっと用事に行った時に撮った写真です。

まだ色付いた葉っぱが沢山残っている頃でした。

昨日、今日は、グッと冷え込んで風も少し強めに吹いていたので、

家の周りや空き地に、落ち葉が降る様に舞っていました。

もうすぐ、冬木立ちになってしまいますね~。



それを見ると、♪落ち葉の舞い散る停車場に~♪って、

つい口ずさんでしまうのは、私が昭和の女だからです。

え~~っと20歳半ば頃くらいだったのかな?

好きな歌でしたね~チヨちゃん可愛かったし。



子供の頃は、当たり前の様に見かけていたアキノキリンソウ

今頃は、秋に一度見かけることがあるとラッキーってくらいに、

見かけることが少なくなっています。

道べりで貧弱だけど、咲いて花を見せてくれて、ありがとう~です。



いつもの場所で、ほんの少しだけ実を付けているトキリマメ。

毎年実を付けるのに、なぜか増えないんですよね~。

(好きな実だから増えてほしいだけど)

それでも、消えてしまわないだけで良いって思うことに。



通りすがりのお宅の何かの配管に止まっていた赤トンボ。

この時期(11月24日撮影)だから、リスアカネかなぁ~。。。

それにしても、もう~これが赤トンボが見られた最終だろうな。



確か?この辺りにアケビの蔓が巻き付いている木があったはずよな~。。。と、

(我が家近辺では三つ葉アケビ、五葉アケビが殆どだけど、

ここには珍しく白っぽい紫色の実が生るアケビがある)

その気になって探してみるも、見つからず・・・

実は生っていたとしても、もう~鳥に食べられて無くなってる時期、

だけど、蔓と葉っぱはありそうなものなのに。



ここはhimeちゃん姉妹が幼い頃に通る度、

「木のトンネルじゃなぁ~。。」と喜んで居た場所です。

当時、「なるほどね~旨い表現だな。。。」と思って聞いたものでした。



あの人(妹1)、何を見ているのかなぁ~。。。

何か変わったものでもあるんですかいな。。。



いろんな野鳥の声が聴ける場所なので、

鳴き声の先を辿って、居場所を見つけようとしてるんだわ。多分。



おお~~っと、今度は下を見てますね~。

何だ!何だ!何があるんだよ~。



側まで近づいて「なにを見ようったん!?」と聞くと、

この山茶花でした。

今までここに山茶花が咲いているのは見たことが無かったけど、

小さかった木が段々と大きくなって、

ついに花を咲かせるまでに育ったようです。



木のトンネルの上を仰いでみると、

あら~綺麗!

葉っぱが一色だけより、いろんな木の濃淡があってこそ、

お互いを一層引き立ててますね~。



そこに空の色も加わると、少し雰囲気が変わって、

それはそれで、又、いいじゃないですかね~。



今来た道を振り返ってみましたよ~。

ここの道は、これからもこのままで残るのが嬉しいです。

昔ながらの道がどんどん無くなっているこの頃だから。

余計にそう思います。




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2人で散歩

2020-12-10 20:04:51 | 里山



先日、妹と2人で初めての山道って言うか・・・

新しく出来つつある道路を歩きに行ってみました。

まだ車は通っていないので、呑気にブラブラ散歩ができました。


初めて歩く道とは言っても、周囲の景色は、

どこを歩いても、ほぼほぼ一緒なんですけどね~。

紅葉している木も似たり寄ったりで。



この日、お天気が悪いって程ではなかったんだけど、

残念なことに、青空が無くて。。。。

やっぱりね~、青空があると無いじゃ、

紅葉も冴えない感じになってしまう気がします。


かと言って、あんまり照り過ぎるのも、

写真を撮るにはイマイチだったりしますけどね。


見慣れた秋の山の色を、眺めながら歩いていると、

日常のあれこれを考えることもなく、

本当にゆったり、のんびり出来るのが何よりです。

時々は歩きに行かなくちゃ~って思いました。



緑の葉っぱと名も知らない木の色付きの

なんの変哲もない、こんな感じも好きなんですよね~。

「コレなんの木かなぁ~?」「分からんわぁ~~。。。」

「あそこの奥にあるのは山桜よな~~」などと、たわいもない話をしたり、

しばし立ち止まって、一息ついたりして歩く内に、

目的地に到着、さて折り返して帰りましょうか?



斜面に生えているこの緑色の群落を作っている植物、

ウラジロって言いますが、ご存じでしょうかね?

お正月飾りのダイダイの下に、吊り下げられているアレですね。



☝ ☝ 上の写真の右続きの斜面にもこんなに沢山生えています。

道路工事で山の中だった所が、こうしてむき出しになって。

もしかしたら、日当たりが良くなって、こんなに増えたのかも?



子供の頃、お正月前になると父が、

家の裏の山へ行ってウラジロを採って来て、

お正月飾りを手作りしていたのを思い出します。

(現在の様にお店で買ったりしてなかった)

仏壇の鏡餅の下にも敷いていた様な気も・・・

イヤ。。。記憶違いかなぁ~。



枯れ尾花とか、尾花と言う言葉自体は知っていましたが、

先日、「そうか~!尾花ってススキの別名だったんだ~」と、

今更ながら気が付いたというか。。。。

普段、身近な誰も尾花って言葉を使わないから。



枯れススキが、風に揺れている風情が、

何とも言えず好きです。

もっとピントがバッチリの綺麗なススキを

撮りたかったのになぁ~。。。



久しぶりに少し長い散歩をして帰って来ると、

足に僅かな疲れを感じながらも、

それより気持ちが満たされた様な心地よさがありました。



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山道の紅葉

2020-12-03 21:46:51 | 里山

昨日の午後は風もなく、暖かな日差しに恵まれて、

部屋の中に居るより外の方がほんわか気持ち良い日でした。

こんな日こそ、カメラを持って山道をゆっくり登って来たいところ、

でも、あれこれ雑用をしている内に、出かけるタイミングを逃しました。

今日の写真を撮ったのは11月12日。

あれから3週間以上になるので、山道の紅葉もそろそろ終盤になっているはず。

(紅葉と言っても、ドングリの木などの雑木なんですけど)

近々行ってみる気だけど、さぁ~紅葉に間に合うかな?行けるかな?


ハゼノキ?ヤマハゼ?

...と言うわけで、3週間以上前のこと。チョウの写真でも撮りたいな~と

外に出たついでに、池の方まで行ってみようかと思いつき、

その勢いで、山道を少し登ってみる気になりました。



我が家近辺で、秋の訪れを一番早く知らせてくれるのが、

真っ赤に色付くこの木です。

ハゼノキなのか?ヤマハゼの木なのか?

いつまで経っても、そのどちらなのか見分けられないのですが。



この赤い葉っぱはヤマウルシだと思われます。

ヤマウルシもハゼノキやヤマハゼもウルシ科の植物なので、

触るとかぶれる心配があるので、あまり近づきたくない木です。

(私はかぶれたことは無いけど)

赤く色付いた葉っぱは、とっても綺麗なんですけどね~。



皆さんもご存じだと思いますが、

ハゼノキの実からは和ロウーソクの原料が採れるので、

その昔たくさん植えられた経緯があるそうなんです。



いつも見かける黄色が綺麗なこの木、

♪名前も知らない木ですから~~♪です。

山に生えている木々は、名前を知らない雑木が殆どです。



何の葉っぱかな?

ポツンと1つ残った葉っぱに秋っぽさを感じてパチリ。




まだこの頃は紅葉していない木の方が多かったんですが、

緑の向こうの赤く色付いた葉っぱが良い感じ!




これは三つ葉アケビの葉っぱです。

蔓がクルクル、クルクル回りの木に、

絡みついています。



ただ、ここのアケビに実が生っているのを見たことが 、

ないんですよね~。なんでかな?



まばらにある黄色く色付いたは葉っぱが、

陽の光に透けて綺麗だったんだけど。。。

上手く撮れてなかったのが残念!



産まれてこのかた山の中暮らしが長いので、

見慣れたこんな何の変哲もない木々たちにも、

その佇まいに愛着を感じたり~。











狭い曲がりくねった道で、たま~に車が通るけど、

1人だと何となく心細くなってきて、

山道を半分ほど登って来た所で、

もう~ここから引き返すことに。



同じ場所からの左側の風景です。

今頃はたぶん?ドングリの葉っぱが黄色く茶色っぽく色付いて、

山の雰囲気も少し変わっている頃だと思います。



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霧が深かった一日

2020-01-24 21:18:57 | 里山

昨日は家の周りが朝から濃い霧にすっぽりと覆われた1日でした。

何気なく外を見ていると何かとても幻想的だぁ~。。。

ただの見慣れた山の中の風景だけど、違う世界にいるような。。。

そんな感じがして、「これ写真に撮ってみようか~」と、食指が動いて。



お隣さんの家の周り。

すぐそこの木立ちも霧に包まれてぼんやりしか見えません。



家の裏の木立ちもいつもの色を失って。

モノクロの世界です。



霧に覆われている冬木立ち、まるで水墨画の雰囲気さえも。

一枚の葉っぱも残していない小枝、自然が書いた絵画のような。



この無機質な見た目に反して、すでに春の芽吹きの準備を、

密かに整えて、来る春の日を待っているのです。



モミジの壊れかけのプロペラが、たった1つ残っていました。



・・・と思いきや、ここにも僅かにプロペラの一部が残って、

枝先にしがみついていました。



今シーズンの暖冬で、もう~1ヶ月以上も前から、

一輪二輪と咲き始めたピンクの椿。

いつもなら、この椿は赤い椿より遅く咲くのですが・・・



例年の様に凄い数の蕾を付いています。

次々に花開いて木全体がピンク色に覆われる日も近そうです。




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里山の紅葉

2019-12-10 20:38:00 | 里山

今日の写真は12月8日に撮影したものです。

もう少し早い段階で撮りに行こうと思いながら、

何しろ腰が重たくて、明日は・・・明日は・・・などと

先延ばしにしていたら山の紅葉は日々どんどん進んで、

(分かっていながら)

やっと重い腰を持ち上げて行ってみれば、やっぱりね~~、

一番綺麗な盛りを過ぎて、葉っぱを落とした木も多くなっていました。



とは言え、例年だと11月20日過ぎ頃が、

一番きれいに紅葉するんですが、

今年は暖かかった精で12月10日近くなっても

まだなんとか紅葉が見られました。



紅葉している木々のの殆どはドングリの仲間ではないかと・・・

山桜も沢山ある山ですけど、

それはもう~とっくに散ってるはずですから。



写真の中央の下辺りから道路近くには、今から60年くらい前は桃畑があって、

桃の可愛らしいピンク色の花が斜面を彩っていたものですが、

つまり、その当時はまだいくらか人の手が入っている風だったのに・・・

いつ頃からか木が繁って自然に返ってしまってます。

当時を知らなければ、そんな畑があったなんて想像も出来ないですよね。



普段はあまり思い出すことも無いのですが、

こうやって写真を撮ったりすると、

なぜか?昔むかしの10歳くらいの私が見ていた光景が

結構鮮やかに蘇って来るんですよね。

歳を取ると段々とその傾向が強くなるのは普通でしょうかね。



今はこんな道路が出来て最寄り駅まで15分もかからずに、

行けるようになっていますが、

その昔は、曲がりくねった細い地道で結構な坂道の連続でした。

そんなデコボコ道をバス停がある場所まで1時間以上歩いて行ったものです。

子供でも日頃から歩き慣れていたので、苦も無く歩けていましたけど。

勿論、帰りはちょっとした買い物を持って、又、登るわけで・・・

今そんなをことしろ!と言われても、もう~無理かも。

車生活で足腰がなまってて、とても歩けそうにないことと

車の通行量が多いので、歩くのはいささか危険が伴うことでね。



そんなド田舎にマイクロバスが来る様になったのは、私が中学1年生になった年でした。

(この道ではなくて、町や学校に行ける別のコースを通ってですけど)

それからと言うものは、格段に便利で快適な生活になった気がしたものです。

とにかく、朝のラッシュの時間帯のバスはもう~そりゃ~大変で、

ギュウギュウ詰めでバスがはち切れそうなといっても過言では無い程でした。

何しろマイクロバスですからね~。

その後、小型ながらも普通のバスへと変わっていきましたが。



今は一家に何台も車を持って居る時代になって、

子供達を親が車で中学高校に送り迎えするし、元気な男の子は自転車通学するし、

そして、車の運転が出来る人は、誰もバスを利用しなくなった為、

一日に2、3便ほどかな?今の運行本数は。

利用するのは免許を持って居ないお年寄りだけになって。

あんなに有り難かったバスの開通が遠い遠い昔のことの様です。

こんな田舎でも、この60年ちょっとで大きく時代が変わったなぁ~。。。と

この紅葉を撮りながら、思うとはなしに今と昔を振り返っていました。





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芽吹きの山、帰り道

2019-04-22 18:52:55 | 里山

先日アップした「芽吹きの山へ」の続きです


立ち止まって写真を撮ったり、斜面を降りて行ってワラビを採ったり、

時間を気にせず、あっちに引っかかり、こっちに引っかかりしてよく歩きました。

でも、いつもよりちょっと短めコースで切り上げて帰ることにしました。



道べりに普段見かけない小さな薄紫の野草見っけ!

よく似た花トキワハゼでもムラサキサキゴケでもないしなぁ~。。。

かえってから調べて見たらカキドオシでした。

20年も通り慣れている道なのに、こうして初めての植物に出会うこともある、

それも歩く面白さの1つです。



道べりの斜面や道沿いに点々と、又、一塊になって、

たくさん見られるタチツボスミレです。

このスミレの可愛さに出会えるのも春の山道ならでは。

咲く場所は大体同じ辺りなので

今年も咲いているかなぁ~。。。と楽しみに行きます。



今年はこの辺りのツツジは少し早く咲いたみたいで、もう~終わり、

ツツジと入れ替わった若葉の黄緑色がキラキラしていました。



岩の多い斜面でも植物は結構育っていけるもののようで、

岩と岩の間にいろんな木が生えて岩を隠す様に茂っている場所も。



タンポポは大きく分けると、在来種と外来種がありますが、

これは昔からある在来種のタンポポですね。

花に止まっているのはベニシジミ。小さなバッタも見つけました。



道の端っこを見てるようですが・・・



ああ~ドングリの木に出来るリンゴを見つけたんですね~。

・・・って、道べりにリンゴは生りませんよね。

この赤い実のような物は一体何なんでしょうか?

子供の頃、食い意地の張ってた我らガキンチョは、

「リンゴ!リンゴ!」と言ってましたけど、食べたことは無いです。

食べられるものでは無いはず。



車1台がやっと通れるくらいの道幅、行きがけに1台、

帰りに1台軽四輪車と出会っただけですが、

この道を山越えすると民家が何軒かあるのと、

その先ず~っとずっと下っていくと倉敷市街地へと通じています。

とは言っても悪路なのでわざわざこの道を通る人は居ないかな。



この小さな黄緑色の花をみても何の花か分かる人は少ないかも・・・ですが、

サルトリイバラと言えばご存じですかね?

又は俗称の「サンキライ(山帰来)」のほうが馴染みがあるでしょうかね。

生花の花材やクリスマスリースなどにもよく使われていますよね。

私も真っ赤になったこの実でリース作りを何度もしました。

が、これって採る時にトゲが鋭くて大変で・・・



ほぼほぼ山から下りてきました~。

写真の右下あたりに電柱が見えると思います。

そこに県道が通っているので後少し下って行けば、

山の中とは言え、往来する車の数がグンと増えます。



珍しいアケビの白い花が咲いています。

去年初めてこれを見つけた時はちょっとした驚きでした。



それと言うのも、この辺りのアケビってあちこちに沢山生るのですが、

☝のミツバアケビのあずき色をした花しか見たことが無かったからです。

去年も実が生ったのは確認してないので、

今年は秋に見逃さず白花のアケビを見てみたいと思っています。


ワラビ採りと写真撮りと散歩とブラブラ2時間程歩いた後は、

心地よい疲労感とちょっとした満足感がありました。

帰ってワラビを湯がいて玉子とじにして美味しく食べました。

「初物を食べたから3年長生きするわ~」と言えば、

「何言ってんの!?この前1回食べたじゃろ~」とバカにされた~。

忘れとった!



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芽吹きの山へ

2019-04-19 20:46:18 | 里山

昨日は最低気温10℃、最高気温24℃、陽気につられて、

今ほんの一時だけの芽吹きの木々たちを見たくて、

撮りたくて、いつもの山道へ歩きに行ってきました。

(本当の目的はワラビ採りだったけど)



芽吹き始めの葉っぱの色は木の種類によって、

うす~~いグリーン系や薄いグレー系、乳白色のような色の葉っぱ、

そして赤っぽい色の葉っぱ等など、本当に色とりどりです。



それぞれの木の形と色で隣合って、つかの間、

今だけの淡くて優しい山の色を見せてくれます。



少し早く芽吹いた木は、もう~すでに黄緑色になって、

陽の光を受けて輝やいていました。



常緑の木の向こうに、若葉の色が映えて綺麗。



普通の山桜はもう散って終わっているのですが、

この遊歩道沿いにはまだこれから咲く山桜(?)が、

道に沿って沢山植えられています。

まだ植えてそれ程年数が経っていない幼木ばかりです。



写真の真ん中辺りの白く見えるのもそんな幼い桜の木ですが、

これは結構たくさん花を付けていました。



今回撮った桜たちは実のところ、桜なのか山桜なのか???、

いわゆる桜の1つの品種なのか?山桜の中の1つの品種なのか?

立て札でも立ててくれてたらなぁ~と思った次第。

でも、葉っぱが出ているからおそらく山桜ですよね。



ず~っと向こうの山の白っぽく見える木の塊も、

手前の小さな白っぽい葉っぱたちも、

何日も待たずして濃い緑一色に変わってしまいます。



いつも思うことながら、この山道は常に整備されてありながら、

何m置きかに桜を植えたりもしてて、何かと人の手が入っているのに、

歩きに来ている人が、ほぼ皆無という不思議な場所なのです。



ノグルミの若葉が目が覚めるようにとても綺麗!

ノグルミは若葉が出る頃になっても、

去年の松ぼっくりみたいな実がそのまま残っています。



この山桜はほんの微かにピンク色を帯びていました。

今はまだまだ小さく幼い木ですが、それでもいくばくかの花を付けて・・・

これから年々株が大きく育つと、見栄えのする山桜へと成長するはず。

「何年先のことかな? その頃、ここまで歩いて来れるかな?」

そんな話を妹と。



特別な木があるわけでも、好い景色が見られるわけでもない、

どこにでもある山、どうってこともない山だけど、

そんな山をゆっくり気ままにカメラを首にかけて、

時々ワラビも取りながら、芽吹きの山を歩くのもたまには良いものです。

ほんのちょっとだけど、気持ちが安らぎます。



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