家の前の県道を、山を切り開いて新しく付け替える工事が、近くの池辺りまで進んで来ているので、
その途中経過を撮って置こうか~と、カメラをぶら下げてブラブラ歩いていたら、
誰も作り手の居なくなった田んぼで、シロハラがエサを探してチョンチョンしている所に遭遇。
何枚か撮ったけど、動いてばっかでブレブレ、この一枚のみピントが合っていた。
これは家の裏の田んぼ後で。
毎年必ず冬になると家の周囲で頻繁に見かける渡り鳥のシロハラ、
勿論、野鳥だから木の上にもいるのだけれど、見かける時は殆どが地面に降りてエサを探している所だったり、
チョンチョンと歩いてツツーツツツーって感じに進んでいる姿なのだ。
この時は土の中のエサ探しをしていたようで、クチバシに泥がついている。
↑の写真をアップにしてみると、泥がついているのがよく見える。
ミミズ探しは成功したのかい!? 頑張ってるんだね~。
地面を歩いてエサを探している時の動き方は、ツグミとそっくり同じ。
チョンチョンと移動しているかと思うと、急ぎ足でツツツーと素早く移動したりする。
シロハラが人んちの庭で、エサ探しするって言うのはそうそう見られない光景かもしれないが、
山が近いからか・・・家の周りを山の延長とでも思っているわけでもなかろうに。。。
とにかく、狭い庭は勿論、家の周りの苔の生えている場所、植木鉢の中までエサ探しをするシロハラ。
だもんで、妹が怒る!怒る!「キキィ~~又、やられた~!鉢の中に置いてあるバーグ、チップを放り出しとる」って!
バーグチップって、乾燥防止や水やりの時の土の跳ね返り防止などの目的で置いてあるのに、
それをポイポイ、ポ~イと、この長いクチバシでつまんでは外に放り出すんだから・・・・・
庭の落ち葉や苔はなんぼでもひっくり返したらエエ、けど、鉢のチップは投げるな~と言うわけ。
所が、いつも現場を押さえられた試しが無い。旨い具合に人目の無い時にセッセとやっているらしい。
ここは裏の田んぼ後の隅っこで、草刈りした草を捨てたり、植木の剪定した枝などを捨てている場所。
シロハラの食べたい小さな昆虫とかエサになるものが居るんだろうな。。。
ここでポイポイ行動をしている現場は毎度見かける。
収穫してきた野菜の古い葉っぱとかも此処へ捨てるので、野菜に付いてる小さな虫だってみつかるかも・・・
何にしても生きる為のエサ探し、エサの有りそうな場所をよく知っているのには感心する。
そんな冬だけ限定のシロハラさんたちも、もう少し暖かくなったら、
繁殖地である中国東北部、ロシア沿海地方へと北帰行して姿を見ることが出来なくなる。
「キョッ、キョッ、キョッ」と、鳴いて逃げていく声も今の内しか聞けない。
大きさはかなり違うのですが、シロハラとウグイスは羽の色とお腹辺りの色が似通っていると思われます。
なので、お時間のある方は、以前投稿したウグイスの記事1つと、もう1つのウグイスの記事をご覧になって下さい。