5月19日の午前中、ふと思い出して山のクサイチゴの実はどうなっているのか?見に行って来た。
山道に差し掛かって間もなくの斜面に、ヤマツツジがへばりつくような恰好で生えて、
小さな木ながらにもイッチョ前にいくつかの花を付けていた。かわええ~!
今年は小さなうす~い黄緑色の花が咲くのを見る機会がなかったけど、
秋になると真っ赤に色づくサルトリイバラが、もう~青い実をつけていた。
ちなみに、azami地方ではこの葉っぱを自宅で柏餅を作る時に、カシワの葉っぱの代わりに使っていた。
そう言えば、お店で売っている物でもサルトリイバラの葉っぱを使っていたりするよな~と思っていたところ、
今日スーパーでもしかして?と見てみたら、「あった~!」家庭での代用だけじゃ無かったんだ。
で、カシワの葉っぱを使っている物と両方売っていたので、サルトリイバラの葉っぱの方を買ってきた。
2.3年程前だったか? 大きな木に育って見事に白い花を咲かせていたエゴの木が根元からバッサリと切られ、
「ふれあいの森」の管理を委託されている業者さんが伐採したんだろうけど・・・
その時は「何て勿体ない心無いことをするんだろう~」と、悲しくとても残念に思ったものだった。
それが今回、まさかのまさか!「エゴの木の花が咲いとるが~~」と言う妹の声に、驚いてその先を見ると、
切られた木から少し離れた所に、こうして可憐な白い花がたくさん咲いているではないか!?
それを見た嬉しさったら・・・いやぁ~あの一本だけじゃ無かったんだ~子供の木があったんだ!
花が咲いてない時にはわからないもので、業者さんはエゴの木だと知らずに切ったのも無理からぬことかも。
何にしても、ほぼ同じ場所に次の世代の木が大きくなって、又、この花が見られる喜びに
遠目に見れば葉っぱの中心にまるで花かと思えるような可愛らしい赤い葉っぱ。
今の時季だけのこの小さな赤い葉っぱがとっても可愛らしい。木の名前は不明
落葉の時期って秋のイメージなんだけど、それらは落葉樹のことであって、
こんな風に古い葉っぱがまだ元気に残っていて、今年の新しい葉っぱが勢い良く育つのは常緑広葉樹で、
それらは若葉が充分に育ったのを見届けて5~6月頃、古い葉っぱが徐々に落ちていくて寸法らしい。
それにしても若葉の色って美しいなぁ~。
雑草の中に一際目を引く黄色の花が・・・マツヨイグサだろうか?コマツヨイグサだろうか?
(花の咲きがらが赤くなるのはマツヨイグサとコマツヨイグサらしい、とするとマツヨイグサか?)
余談だけど、私の好きな竹久夢二の作った詩の「宵待ち草」はマツヨイグサのことを詩っているのだとか。
なぜ?マツヨイグサが宵待ち草とうたわれたのか?その真相は今や知る由もないそうだけど。
葉っぱからズズ~ンと勢い良く背伸びして蕾をたくさん付けているこの木の名前は??、
山に生えているいわゆる雑木の名前って、殆ど知らないものだらけじゃないですかね?
いつも何気なく見ている木で、何て名前かな?と思ってみることすらなかったけど、
今回、ちょっと調べてみたらネズミモチ、もしくはトウネズミモチのどちらかとだ分かった。
葉っぱの葉脈を透かして見ると、そのどちらかを判別できるらしい。
そうか~、秋にネズミの大きめウ○チっぽい実がたくさんなるあの木だったんだ。