いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

クロアゲハの幼虫たち

2021-09-28 21:42:10 | 幼虫

今日は先だって見て頂いた「クロアゲハの産卵」の続きと言うか、

クロアゲハの幼虫の成長を見て頂こうと思います。

つきましては、幼虫、イモムシ系は絶対にムリ!勘弁して~な方は、

今日はここで    して下さい。

せっかく見に来ていただいたのに、申し訳ありません。

ごめんなさいね。   


では、興味のある方、幼虫?平気!平気!大丈夫って方のみ、

先に進んでくださいませ。






卵から孵化すると1齢幼虫と呼び、

その後、脱皮を2回3回4回と繰り返して、

2齢幼虫、3齢幼虫、4齢幼虫、5齢幼虫となっていきます。

この写真の小さな幼虫たちが何齢幼虫なのか?

それを見分けるだけの知識が無いのですが、

まだ、2齢幼虫とか3齢幼虫くらいなんでしょうかね。

知らずに見れば、鳥のフンかしら?って、

そんな風に見えそうな子たちもいますね。






最初の2枚の写真の子たちより、少し大きくなっていますね。

背中の模様らしきものも随分ハッキリして、

3齢幼虫か4齢幼虫になっていそうです。



これが4回目の脱皮をした5齢幼虫です。

ここまで大きくなると、

クロアゲハの幼虫だと分かります。



細いユズの木に、何んと!3匹もの5齢幼虫が!

そんなにくっついてちゃ、身動きできないでしょうに。

5齢幼虫になってから6日ほど経つと

サナギになる前の準備の1日(前蛹)を経て、

5回目の脱皮をしてサナギになります。



新鮮な食草が豊富にあって、

気温が25℃前後で安定して居ると、

成長する日数が若干早くなるんだとか。



この幼虫たちの写真を撮った頃には、

大小の幼虫が12匹、同時に居たこともありました。



鉢植えの小さなユズの木に、

ドンドン食欲旺盛になる幼虫たちがたくさん居ると、

葉っぱは次々に食べ尽されて・・・

その内、食べる葉っぱが無くなる心配が出てきます



なんですが~、

今居る幼虫が、全部5齢幼虫にまで育つわけでは無くて、

途中でアリやクモ、鳥など、何かに食べられたりして、

気が付くとその数が減っているのです。



前回のクロアゲハの産卵の記事でも書きましたけど、

厳しい生存競争を、何とか運良く生き抜くことが出来た,

幼虫だけがサナギになれて、

サナギになってからも、たくさんの試練を乗り越えた、

その先に、やっと成虫になれる日が来るという。。。

そんなことを考えると、幼虫たちを見る目が変わります。

愛着を持って頑張れ~!と応援したくなります。



コメント欄を閉じさせて頂いています。


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光るホタルの幼虫

2021-08-04 22:22:48 | 幼虫

今日は午前中の暑さが厳しくなる前にと、

お墓掃除に行って来ましたが、それでも汗がダラダラ流れて、

途中、何度か水分補給をしながら、掃除を済ませました。

この所の暑さは半端ないので、熱中症の危険を感じますよね。

皆さんも、十分に気を付けてお過ごしくださいね。



7月30日に紫陽花の葉っぱの上に居る

ホタルを載せたばかりですが、

今日は、一番よく見かける溝の縁で光るホタルと、

初めて見つけて、その姿にビックリ仰天した、

幼虫を見て頂こうと思います。



家の裏の生活用水を流す細い溝の

コケが生えている場所で光っているので、



その光がなるべく液晶画面の真ん中に来る様に目当てにしてに、

真っ暗な中でシャッターを押して撮っています。



さて、皆さんはホタルの幼虫ってご存知でしょうか?

見たことがある方は驚かれないでしょうけど、

私の様に初めて見る方は・・・

かなりの衝撃的な気持ち悪さだと思いますので、

ここから下☟☟は、何を見ても平気な方、

勇気のある方、怖い物見たさの方のみ!ご覧になってくださいね。

では、では、参りますよ~。



これがあの魅惑的な光を放つ、ホタルの幼虫です。

まさか?信じがたいですよね~。

気色悪いでしょう~。ちょっとね~鳥肌もの!?


ムカデの足みたいなものが・・・

溝の僅かに水がある場所で光っているので、

こんな場所で~と、不思議に思いながら撮ってみたら、

こんな写真が撮れて、コレは何だ!?と調べて見たら、

ホタルの幼虫だと分かったのです。

(妹はホタルの幼虫を見たことがあるって!)



ホタルは、卵も幼虫もサナギも成虫も光るんですってね。

成虫の場合はオスとメスの出会いの為らしいのですが、

成虫以外の幼虫などが光るのはなぜなのか?

分かっていないそうです。



ヘイケボタルは、ゲンジボタルが生息する渓流より、

田んぼや、湿原、などの止水域を繁殖地としているそう~。

だから、こんな汚い溝の周囲で見ることが出来るんですね~。

ちなみに、この溝の左端は行き止まり(?)になっていて、

いつも水が少し貯まっているような所です。



6~7月頃に産卵、1ヶ月後位で孵化した幼虫は、

水場に入って幼虫で越冬して、

翌年の5~6月頃に水際の斜面に土まゆを作ってサナギになり、

20日前後で羽化し成虫になるんだそうです。

つまり、卵から成虫になるまで約1年かかるわけですね。

成虫の寿命は2週間ほどだとか。



幼虫のエサは、モノアラガイ、ヒラマキミズマイマイ、

ヒメモノアラガイ、外来種のサカマキガイ、

そして、水生昆虫の幼虫、弱ったオタマジャクシや

ミミズなんだそうです。

ここの溝に写真に写っている様な貝が居るなんて、

今まで、全く気が付いていませんでした。



ゲンジボタルの幼虫のエサは、カワニナと言われていますが、

ヘイケボタルはいろいろな物を食べるんですね~。



この溝とその周りで、何年もホタルを見てきたけど、

それは、いつも9月~10月頃のことだったからか?

今まで一度も溝の僅かにある水の中や、その淵にいる幼虫が、

光っているのを見ることが無かったのかもしれません。

この時期、ここで見た沢山の幼虫たちは、

溝の縁へ上がって、サナギになりに行こうとしてた子たちなのかな?



今年、この場所で例外的に6月下旬頃からホタルが見られたので、

まさか?の光る幼虫にも出会えたのかも・・・です。

いや~初めての出会いって、まだまだあるものなんですね~。


昨日、一昨日も、コマユミの葉っぱの上でキラッ~キラッ~と

光っていたのは、多分メスのホタルだと思います。

まだ当分の間は、ホタルを楽しんで見られるかもです。




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小さな幼虫からサナギへと

2021-06-29 20:41:56 | 幼虫

今日はタイトル見ただけで、「イヤァ~これは無理!!!」な方も多いかと。

チョウチョでもダメな人もいらっしゃるくらいですからね~。

幼虫なんて!小学生男子じゃあるまし~~な方には、

本当にごめんなさいね。 ここでサヨナラですね。

良かったら、又、2.3日後に、覗きに来てくださいね。

ここから☟☟は、幼虫!?大丈夫、怖くないよ!って方だけ、

先にお進みくださいませ。

後、怖い物見たさの方も試しに、見て行って下さると嬉しいです。


では、どうぞ。



右上の写真、2~3齢幼虫と5齢幼虫がすぐ近くに。
大きさの違いがよく分かりますよね。


ナミアゲハの幼虫が、ユズの木の鉢植え2個に大小8匹も居ました。

こげ茶色っぽい、鳥のフンに似せていると言われる、

ほんの小さな1~2齢幼虫から、少し太っちょになった3.~4齢幼虫、

そして、腹ペコ青虫などと呼ばれる5齢幼虫までが、



いつものサイズの写真を載せると、

いささか引かれてしまうかも・・・と、

4枚を一まとめにして、小さめの写真でアップしました。

でっかくなった5齢幼虫が、ワシワシと葉っぱを食べて居ます。

その食欲たるや、目を見張るものがあります。



でも、8匹が全部5齢幼虫になるまで、

ここに居続けるわけではないので、

ユズの葉っぱが、全部食べ尽されてしまうわけではありません。

4齢幼虫になるまでに、又、5齢幼虫になってからも、

鳥に食べられたり、蜂やアリなどの敵に襲われたりして、

姿を消すものも多いのです。



何とかここまで敵に襲われず、順調に5齢幼虫になれても、

そこから、サナギになる為のお気に入りの場所を見つけに、

旅をしなければならないわけで・・・

アオムシ君の前途は、中々どうして過酷ですよね。



☝☝ 上で長い旅をすると書きましたけど、

何と!このアオムシ君はどうしたことやら・・・

葉っぱを食べていたユズの木の枝で、サナギになることにしたようです。

遠くへ旅するだけの時間的余裕が無かったのか?

どうだったのか?

もう~お尻を固定して体を支えるヒモもかけています。

この状態になっている時を前蛹と言うそうです。



某サイトによると、前蛹からサナギになるまで、1日と書かれていますが、

私が、そうだ~!そうだ!どうなったかな?と2日後に、

写真を撮りに行ったら、完全にサナギに変身して居ました。



サナギになってから10日から2週間程で

羽化するのですが、

残念ながら、この子はサナギのままで、

綺麗なアゲハチョウになることは出来ませんでした。

私たちが、何気なく見かけるアゲハチョウたちは、み~んな、

凄く沢山の試練を乗り越えて生まれて来た、

とてもラッキーな子たちなんですよね。





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花ユズにアゲハの幼虫

2018-12-23 19:58:37 | 幼虫

昨日は買おう買おう~と思いながら、つい忘れていた手作りジャムを入れるビンと、

ついでにツリーに付属している多肉植物を植え替える用の小さな鉢と、

そして、多肉植物を取り出した後の缶に飾る用の、クリスマスっぽい造花などを、
(来年用に作っておくつもりで)

100均でもちょっとだけオシャレな方のお店に行ったんですけどね、

ジャム用のビン、私が欲しかったチェックの蓋のものが無くてガッカリでした。

やっぱり早め早めに探して置かないと、思う様な物には出会えないってことですよね。

それと。。。。。もう1つ、ショックなことが。
前日に注文してたインクカートリッジを、受け取って帰って来て
あろうことか、予備が2本もある同じ色を買ってました~

妹が同じメーカーのプリンターを使って居たら使ってもらうんだけど、

それも出来ないし、あまり使わない色だけに3本もどうしたら良いのやら・・・

(まぁ~腐るものじゃなし・・・と、自分に言い聞かせてますけど)
それにしても、何をどう勘違いしたのか??あまりのお粗末さ加減に泣けるやら
自分自身が情け無くて腹が立つやら

日頃からいろいろやらかすとは言え、はぁ~。。。。。

なんかね~妹達にまだ言う気になれなくて、黙っているんですよ~。

今は辛すぎて言い出せない気分です。自分が可哀想で。。。。。。

私のことだから、その内にヘラヘラしながら言いますけどね。

「何やってんの~!?しっかりしてよ~」って言われること間違いなしです。


12月4日撮影

今年初めてこんなに沢山のそれも大き目の柚子が12個も生って、

何年か前に何個か生ったけど、こんなに大きくならなかったし、

もう~嬉しくて~!嬉しくて!



ならば、これはやっぱりジャムを作らなくちゃね~ってことで、

まずはジャム用のビンを買いに行ったわけです。

ジャム作りの様子は、又、日を改めて載せようと思っています。


ここから下は、青虫さんの写真なので、ソレいらない!って方はここで

                  

この花ユズの木で葉っぱを美味しくムシャムシャした

青虫さん達の写真を撮っていたので、それを見て下さいね。



ナミアゲハの1齢幼虫です、孵化直後はとても小さいのですが、

これは孵化後3日くらい経っているかと思われます。

知らずに見たら、黒くてトゲトゲしてて「これ何!?」って感じですよね~。



その後、2齢、3齢、4齢と脱皮をくりかえして、

5齢幼虫になると、いわゆる青虫さん状態に変身しました。



ウフッ、可愛いい目~。

・・・って思うのは私だけでしょうかね。



毎年、何本かのユズやキンカンの木にクロアゲハや、

年に寄ってはナガサキアゲハの幼虫が育つのですが、

今年はなぜか?ナミアゲハの幼虫しか見かけませんでした。



これら幼虫の写真は10月21日に撮影したもので、

その後、何処かへ行ってしまったのか?鳥や虫に食べられたのか?

いつの間にか姿が見えなくなってしまいました。




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葉っぱを食べるナミアゲハの幼虫

2017-12-02 20:09:01 | 幼虫

まず始めにタイトルを見ただけで、もう~そんなの見たくない!見られないと思う方は、

此処を覗かれないと思うのですが、もしウッカリ覗いてしまわれた方ごめんなさい

今日のここは幼虫が10枚もズラリ並んでいますので、早々に退去なさって下さいね。

まぁ~私もちょっとは・・・イヤ~結構迷ったんですよ。この写真を載せること。

さすがに「キモッ!!!」ってドン引きされちゃうだろうな。。。とか思って。

(そう思う反面、初めて撮ったショットが捨て難かったと言うのも本音)

・・・で、迷った挙句やっぱり載せる方を選んでしまいましたので、

「幼虫くらい、どんな様子だってヘッチャラよ~」って方のみ、

ムシャムシャ葉っぱを食べる幼虫を見て帰って下さいませ。

ではでは、よろしいですか~参りますよ。



ちなみに、これはナミアゲハの5齢幼虫です。


11月5日撮影

とにかく、私もこんな風に葉っぱを食べて居る写真を撮ったのは初めて・・・

うへぇ~~こんな風にちょっとちょっとずつ食べて、

その内にそこら中の葉っぱを食べ尽すのか~?と、

心底桃の木サンショウウの木~~!でした。



小さなユズの木にアゲハの幼虫が7.8匹も同時に居ると、

まぁ~あれよあれよと言う間に、気が付いた時には、

見事に葉っぱが丸坊主になると言う経験が何度もアリです。



我が家にあるのは柑橘系の小さい木ばかりで、(鉢植え3本含む)

花ユズの木となんちゃらって言うユズの木と、キンカンの木なんですが、

この写真の木はキンカンの木です。















大口開けて、




こんな風にしてモグモグ、




ムシャムシャたんまり食べて大きくなろうとしてるんですよね~。



私にとって、今回の撮影はちょっとした感動の記録となりました。(大げさ?)

なんかね~面白いし楽しかった!

さて、この子は上手くサナギに慣なれて羽化出来るのでしょうか?




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3匹居た幼虫が・・・

2017-11-20 22:33:34 | 幼虫

昨日から一段と寒さが厳しくなって、azami地方にも木枯らし1号が吹きました。

そして、今日も11月下旬とは思えないような冷え方、寒いよ~

こう寒くなると暖かい食べ物、鍋物やおでん、そしてラーメンも美味しいですよね~。

・・・と、さりげなく(?)振って置いて(笑)


綺麗に盛り付けてあったラーメン、食べかけてから写真を撮ったので、

先日、「夕ご飯をラーメンにしない!?」と提案したのは私でした。

比較的最近出来た「8番ラーメン」の坦々めんにハマっちゃってて!

女だけって言うのはこういう時、すぐに話がまとまるんですね~。

(お昼ご飯にはアリでも、夕ご飯をラーメンって、普通のご家庭じゃ有り得ないかな?と)

その後、場所を移動して、倉式珈琲で私はフレンチトーストとコーヒーを!



妹2人もがっつり!好きなケーキと飲みたいコーヒーで。

まぁ~ラーメン食べてこれですからね~、

ダイエット的には、油と砂糖の最悪の組み合わせと重々知りながら・・・

「明日からカロリーを控えたら帳消しになるじゃろ~~」などと、

その場逃れの言い訳をしながらの、むしゃむしゃ美味しい夕食でした。

勿論!後日帳消しになんぞなって居ません



さて今日も幼虫三昧、見ても大丈夫な方のみ先にお進みくださいませ。


10月30日撮影

あれ~~?これって!この前のクロアゲハの幼虫じゃね?と思った方、

そうですね~同じくクロアゲハの幼虫なんですが、でも別の個体なんです。

この子はサナギになった子とは別のキンカンの木で育っていました。



お母さんがあっちの木でもこっちの木でも、卵を産んじゃったんだよね~。

(あっ!でも、別のお母さんかもしれないね)



一本の木にクロアゲハの5齢幼虫の大き目なのと、

ちょっと小ぶりな5齢幼虫がそれぞれ1匹ずつ、

そして、ナミアゲハの幼虫も一緒に育っていました。



写真に撮って後からPCで見ると、2匹の大きさの違いなど判ろうはずもなく、

・・・なんですが、


11月3日撮影

この日にはもう~1番大きかった子の姿はどこかに消えてしまって・・・

サナギになる為の旅に出たと思われました。

鳥の餌になったりせずに、無事にどこかでサナギになって居てほしいものです。



その後、もう1匹のクロアゲハの幼虫も旅立って行ってしまいました。

その辺り周辺、いるかもしれないと思える所を探してみたけれど、

見つけることはできませんでした。

ここから下 👇 👇 はナミアゲハの幼虫です。


10月30日撮影

この時点ではまだこの子もクロアゲハの幼虫かと思い込んでいたんです。

(緑色の幼虫(5齢)になっているのに、背中にY字模様が出てないしやけに小さいな~とは思ったけど)

まさか?クロアゲハの幼虫2匹に混ざって、

ナミアゲハの幼虫が一緒の木に居るとは考えが及ばず。。。。。



今に・・・クロアゲハの特徴の背中の模様がクッキリ出来て来るはず・・・と、

思い込みって怖いですよ~、あれだけナミアゲハの幼虫を見て来たのにですからね。

その違いに暫く気が付かなかったという、愚かさに我ながらビックリ

ちなみに、クロアゲハの幼虫とナミアゲハのでは同じ5齢幼虫でも、

大きさが明らかに違うんだと初めて知りました。


11月8日撮影

そして、この子も翌日にはどこかへ・・・

毎日でもないけれど、楽しみに折に触れ眺めていた幼虫たちはみんな、

それぞれの場所を求めて旅立ってしまって、淋しくなってしまいました。

又、次の幼虫が育って来るシーズンまで楽しみに待ちます。

興味があれば覗いて見てください。

キアゲハの5齢幼虫はシマシマで人参やパセリを食べて大きくなります。


普通のアゲハの幼虫は、お腹の側面に白い斑点が連なっているのが1つの特徴です

クロアゲハの幼虫と似ているけど背中にあるY字模様が白っぽいのはナガサキアゲハです







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サナギになるクロアゲハ

2017-11-18 20:54:30 | 幼虫



夏頃から11月の今まで家の周りのあっちでもこっちでも、たくさん見かけたこの子、

大きさからキリギリスの仲間のヒメクダマキモドキかなと思ったり、

もしかするとサトクダマキモドキなのかも・・・と思ったり。

果たしてどっちなのか?イマイチ区別ができません。

ちなみに、クダマキとはクツワムシの別名で、モドキとは似て非なる物に使われる言葉なので、

いかにクツワムシに似ているかってことですね。

寒くなって来てまだマリーゴールドの花の上に居るのを見ると、

「アリとキリギリス」の話を思い出してしまいます。(キリギリスの仲間だから)


さて、いきなり幼虫の写真はどうかと思って、1枚目に昆虫の写真を持ってきたんですけど、

ここから青虫くんのオンパレードになります。

大丈夫な方のみ、先にお進みくださいね。

用意はよろしいでしょうか? では参りますね。


10月30日撮影

庭のユズの木でクロアゲハが5齢幼虫まで育ってきました。

卵で5~10日、1齢幼虫4日、2齢幼虫3日、3齢幼虫4日、4齢幼虫4日、

5齢幼虫6日、大体この位の日数を経て脱皮するという記事をみつけました。。

つまり、4回の脱皮を繰り返し後、5回目の脱皮でサナギになります。



ユズの木の皮も齧っちゃう様ですよ~。

あちこち幹も齧られちゃってます・・・・



頭の上の模様が王冠の様に見えます。

背中の茶色っぽいの字の模様、色と形によって、

何アゲハなのか?見分ける時のポイントの1つになると思います。



そして目の上の模様も、手で小さなお花を作ったみたいに見えて可愛いです。


11月3日撮影

ついに!蛹になる前段階のスタイルに!

この時に少し気になることが、アリがお腹辺りに居たので捻りつぶしたけど、

まさか?致命傷を与えたりしてなければ良いけど・・・と心配です。

ちなみに、この時期を前蛹(ぜんよう)と言います。

この子の場合、翌日もこのままの姿をしていました。

サイトによると前蛹は1日と書かれているものもありましたが、

全ての幼虫が同じ日数でなるわけでも無いのでしょう。


11月5日撮影

前蛹から2日後、サナギになっていました。





11月8日撮影

サナギなってからの色の変化はどうなるのか?と思ってみてみると、

濃い緑色へと見た目がすっかりサナギらしく変わっていました。

さて、今後どんな色に変わるのか?このまま変わらないのか?

しばし観察を続けようと思います

ちなみに、今日はまだ同じ色をしてました。



濃い緑色の葉っぱに擬態するかのように、すっかり濃い緑色のサナギになって、

ちょっと見たくらいではどこに居るのか分かり辛いですよね。



雨風を凌げる場所に移動して行かず、小さな幼虫の時から成長を続けた木で、

そのままサナギになってしまって、この先ここで成虫になれる確率は低いのでは?と、

心配なのですが、それが自然界の厳しい試練と言うか・・・

私たちが手を貸して、幹ごと家に入れるという策もアリかとも思ったりしましたが、

それをして無事に羽化させる自信も無く、このままにして置くことを選びました。





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早々とアゲハの幼虫お出まし

2014-06-20 00:08:57 | 幼虫

初めてアゲハの幼虫の記事を載せたのは2012年11月で、翌年は6月と8月に載せている。

今年、幼虫の姿を見たのが少し早い気がしたけれど、大して違わないことが分かった。



5月23日、青虫状態の5齢幼虫になっていた子。

撮影したこの日よりざっと見積もって、19日~24日前に産卵されたのではないかと・・・








今回は驚きの状況が2本のユズの木に展開されていた・・・というのも、

多い時には小さな木に2齢3齢4齢5齢の大中小の幼虫が11匹、

もう1本の木にも12匹も数えられたのだから。あまりの数の多さに





グー~ンと伸ばした、これはでっかい口でしょうかね?

今までこんな風になっている状態を見たことがなかったので、これにも

青虫状態になった5齢幼虫は蛹になる前なので食欲が半端無いそうで・・・

この口(?)でムシャムシャ食べられたら、そりゃ~もう~小さなユズの木の葉っぱが無くなってしまう。



これが幼虫のアンヨでしょうかね? あっちこっちと良く動き回るのも納得。

それにしても、それぞれの木に11匹も12匹もいる幼虫が日々成長を続ける為に、

食べて食べて食べ続けていると・・・ユズの木はどうなるのか?結果は言うまでもないですよね。




この写真を撮った6月3日の2.3日前には、すでに2本のユズの木はこのような状態に・・・葉っぱ丸坊主
恐るべし  幼虫の爆裂な食欲。いかに木が小さいとは言えユズの木哀れ~~。

私と妹1はユズの実を収穫しようとか考えてなくて(そりゃ~収穫出来たら出来るに越したことはないけど)
アゲハの幼虫が育つのを見ることを優先しているので、葉っぱを食べ尽されても 怒ることはないんだけど、

こうなった時点でも、まだ2.3匹の幼虫が幹にかじりついていたので、

食べる葉っぱが無くなった幼虫が可愛そうだから・・・と考えて行って来ましたよ。



ホームセンターで鉢植えのキンカン、スダチは鉢植えになっていない物を買って来て鉢植えにして、

丸坊主になったユズの木の側に置いてやったのでした。

だけど、その日にはもう葉っぱの無い木にしがみついていた幼虫はどこかに姿を消していた。

今日現在、新しいキンカンの木に2匹だけ幼虫の姿を確認している。



その内にこんな綺麗な翅のナミアゲハに育って、子供や大人(私たちを含む)を楽しませてくれるまで、

天敵たちに襲われず元気に空を飛べるのは、沢山生まれてくる幼虫の内一体何匹のなのだろう。







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アゲハチョウが羽化した

2013-08-22 00:15:59 | 幼虫
花ユズの葉っぱが、次々と育つたくさんのアゲハの幼虫に食べ尽くされ丸坊主になってしまい、




その後、新芽がやっと伸びたばかりの枝に1匹だけ居た幼虫が、居なくなったのが3日程前のことだった。




そして15日夕方の水遣り後、ミニバラの花がらを摘んで居た妹が、

ミニバラの葉っぱの陰にサナギを見つけたよ~と教えてくれた。

うわっ、今まで探しても探しても見つからなかったのに~私、今まで生きてて2回目のサナギだ~

本当にしっかり体を糸で固定してる~と感激。こんな所で見つかるなんて・・・・



このミニバラは「はな子」のお墓に植えた物で、この下にはな子が骨壷に入って眠っているのだ。

遠くだけど、丁重に扱って頂けるペット専用のメモリアルホールまで連れて行き、

はな子だけの個別のお別れをしてから、小さくなったはな子を胸に抱いて帰り、

49日が過ぎるまで部屋に置いて祭り、その後この場所に葬り花を植えたのだった。

2年半が過ぎ、小さかったミニバラも地植えということもありすっかり大きく育っている。



19日の朝7時半前、「起きて~アゲハが羽化しとるよ~!」と大声で起こされ、

頭がボケボケのまま寝ぼけ眼で、とにかく大急ぎカメラを持って駆けつけると

もう~完全にサナギから出て、翅もシワクチャじゃない状態にまでなっていた。



それにしても惜しかったな~。 後1時間早く起きていたら羽化の一部始終をみられたのに・・・・・

でも、まぁ良いか~無事な姿で羽化出来たようだし、めでたしめでたし。




サナギの上部が裂けたように口を開いているのが見えますよね。

自分の力だけで綺麗な姿に変身して、自由に空を飛ぶために頑張ったんだなぁ~と思うと感動でグッと来た。

大好きなはな子のミニバラから、好きなアゲハが美しいチョウになって飛んで行ったのは、

それから1時間後のことだった。



ミニバラの下に一緒に植えている小さな花たち、

寂しくならないようにとの思いから、いつも次々に何かの花を咲かせている。

はな子、アゲハがちゃん旅立てるように見守ってくれて、ありがとね。








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花ユズの実とアゲハの幼虫

2013-06-25 22:43:56 | 幼虫



何年も前に小さな鉢植えに実が生っているのを買って来て、地植えして以来今年初めて、

小さな花ユズの実が付いた、写真では4個が少しずつ大きくなっている。



ここにも1個赤ちゃんの実が落ちないで何とか頑張っている。

こんな小さな実が全部で10個足らずあるかな。イッチョ前に育ってくれたら嬉しいんだけど。

・・・けど、小さな木に沢山の実が付くのはちょっとマズイかもな?

それに、アゲハの幼虫が次々に生まれているから、葉っぱを食べてしまわれそうだし。。。

実を取るか?幼虫を育てて上げるか? う~ん迷い所だわ~。



この木から育っているからって訳でも無いとは思うけど、いつもの年よりアゲハの飛んでいる数が多いみたい。

ちょっと外へ出るとそこら辺りの山のフチや空を悠々と飛んでいたり、

アザミや開花した紅花の蜜を吸っている姿がよく見られる。



6月11日、じっとして動かないな。。。と思っていたら何だろうか?

幼虫のお腹の下に白っぽい皮(?)のような物が・・・もしや、脱皮した痕かなぁ~?



6月12日、翌日は元気に動いて木の皮を食べていた。食べるのは葉っぱだけじゃないのか!?

あんまり木の皮を食べないでくれるかな? 木が弱って枯れたら困るんですけど。



妹いわく、「正面から見たら、メチャ可愛いよ!」って。うん、可愛い~~。

この顔を可愛いって思うのは私と妹だけ???かもね~。



これから生まれて来るアゲハの産み付けられた卵、

この時は1個の卵しか見つけられなかったのに・・・この後に何匹も幼虫が次々と。

この調子で行くと、ユズの実よりもアゲハ養成の方が本命になりそうな予感。

さぁ~どうなりますことやら・・・・・






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