早いもので、1年で1番寒いと言われている2月に入った。
今年は大晦日お正月から10日くらいがとても暖かく過ごしやすい毎日が続き、
その後も寒いながらも大したことなく過ぎて、1月末の30日から今日まで最低気温7℃前後、
最高気温は14℃~16℃にもなる日があって、もう春の陽気?と思える暖かさだった。
だが、そのまま春が来るはずもなく・・・又、明日から平年並みの寒さが戻ってくるらしい。
昨日の節分の日は最低気温9℃、最高気温14℃と歩くと汗ばむ陽気だった。
そんな中、いつもの散歩中に2月3日は節分祭で、神社で豆まきをするとういう看板をみていたので、
豆まき開始時間の2時に間に合うように散歩がてら出かけてみた。
開始時間に遅れてはならじ・・・と大急ぎで石段を登って行ったので神社に到着した時には、
2人とも、汗をかいて上着を一枚脱ぐほどの暖かさだった。
もうすでに大勢の人が集まっていたけれど、開始まで30分ほど時間があったので、
まずはお賽銭を入れてお参りを済ませてからしばし待つことに。
豆まきの特設ステージ(って言うのかな?)には、開始を待って居る人達を前に、
吉本のお笑い芸人さんで、ピンクの服を着ている人は岡山で活動してて、
黒いスーツの2人は広島県の福山で活動をしている人で、3人で軽妙な語り口で皆を笑わせて、
会場の雰囲気を盛り上げていた。
ちなみに、ピンクの服の人は地元RSKテレビの5時から番組でお馴染みの芸人さん。
始めに宮司さんのご挨拶があって、「皆さん何か1つだけお願いをして下さい、必ず叶えてくれますから」と。
それから、「鬼は外は言わなくて良いですよ、先程、鬼退治の太鼓を奉納して頂いたので、
もう鬼はいませんから、福は内とだけ言ってください」とのお話が。
それと、「くれぐれも怪我の無いようにしてください、福豆もお菓子もお餅も1杯用意してますから」って。
(宮司さんは小学校の1年先輩なのですが、すっかりご立派になられています)
待ちかねていた豆まきがいよいよ始まると、一気に会場が沸き立ち、投げられる福豆やお餅お菓子を、
1つでも多く拾おうと、しゃがんだり立ったり飛び上がる人も居たりと興奮状態になっていきました。
ステージで青いハッピを着ているのは地元の小学校の生徒さんたち。
粋な計らいですよね。子供たちは懸命にお客さんさんたちに向かって思いっきり、
正面に、右に、左にと、次々と掴んでは投げ掴んでは投げを繰り返していました~。
お客さんの中には少しでもたくさんの福を貰って帰ろうとしてか??
スーパーのカゴやら大きな袋を頭上に掲げている人も・・・(マジでようやるわ~)
私たちはそのステージのだいぶ後の社務所前で写真を撮ったり、この光景を面白がってみていたのです。
社務所前には私たちと同じ様に、少し離れて傍観する大勢の見物人がいたわけですが、
到底、福豆もお餅もお菓子も飛んで来ない場所なのに・・・何と~~!飛んで来た~~!!!!!!
気がつけば、社務所の中から福豆やお餅やお菓子がバンバン投げられていたのです。
あの大勢の人の渦の中へ入って、拾う気にはなれなかった人皆にも福が投げられて、
お陰で、危ない目をしないで少しだけ福を頂いて帰ることができた。
頂いて来た、福豆3袋と2個入りお餅2袋。お菓子は拾えなかったな~。
元々、拾うつもりは2人ともなかったけど、目の前に落ちてきた物を拾うだけの楽チンで頂けてラッキーでした。
頂いたお餅は、今日のお昼にお雑煮を作って美味しくご馳走になりました~。
初めての豆まきを見に行って、中々面白かったよなぁ~。。。
来年は太鼓の演奏が見れる時間から行こうな~~とか話しながら、
いつものお寺さんの裏道を通って途中から参道に出るコースで帰って来た。
この道はこの日もだ~れも歩いて居なくて私達2人だけだった。