こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『オケピ!』DVD

2006-04-13 00:00:00 | 未分類
三谷幸喜さん作・演出の舞台『オケピ!』のDVDを見ました。

2年ほど前でしょうか?パルコだかの通販で見かけたことはあるのですが、
店頭で見かけたのは初めてでした。
再び出会えたのも何かの縁だと思い、購入しました。
購入の動機は、白井晃さんです。本当は、大阪公演まで行きたかったのですが、
行きたいもの全てに行くと、お金が続きませんので、断念しました。
そういうわけで、今回、見ることができて幸せでした。

まだ、1回しか見ていませんので、白井さんを中心に見ていました。
いやー、笑った笑った。
面白かったのは、M3『ミュージシャンのタコについての考察』と
M10『気になって気になって演奏どころじゃない』

嫌いなタイプとしては、寺脇康文さんの演じたトランペッターですね。
そんなにミュージカルが嫌いなら、そんな仕事を受けずにジャズだけやればいいじゃないかと感じました。
ジャズだけで食っていけないなら、もう大人なんだから割り切らないとねー。
反発してみせるのが格好いいと思っているなら、考え違いもはなはだしいですよね。
どうしても、ジャズだけしか受け入れられないなら、
栄養失調になるまでジャズだけやり続けて欲しいものです。
じゃないと、迷惑です。
三谷さんは、オケピの中で精神年齢は一番高い設定にしていたそうですが、幼いなと感じました。

楽器のイメージにぴったりの性格設定にされていたのは、布施明さん演じるオーボエ奏者です。
以前読んだ『オーケストラ楽器別人間学』の典型的オーボエ奏者そのものでした。
あと、小林隆さんさん演じるヴィオラ奏者も、影が薄くてイメージ通りでした。
戸田恵子さんも、とてもキュートなヴァイオリニストでしたよ。

様々な出来事が交錯して出来上がる舞台で、1回見ただけでは把握できないほど充実した内容でした。
特典ディスクも、充実して楽しかったのですが、川平慈英さんの密着リポートは、いまいちでした。
だって、帝国歌劇団・花組は、もっと充実しているんだもん。
まあ、1人でやるのだから、もっと大変なのでしょう。

全体としては、見ごたえがあり、とても面白い舞台でした。

コメント
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