こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

桂文珍独演会

2007-01-30 00:00:00 | 未分類
今日は、北九州芸術劇場大ホールで行われた『桂文珍独演会』に行ってきました。

前座は桂楽珍さんの『手水まわし』田舎の宿屋が、大阪の人にお手水を持ってきてくれと言われて
理解できず、学問のために大阪の宿屋に泊まり珍行動をするというお話です。
ちなみに、手水鉢と房楊枝と塩を用意するようです。歯磨きセットですね。
それが、手水鉢の水に塩を入れて房楊枝でまぜ、3回まわして飲んでしまうわけです。
楽しいですよー。

続いては文珍さんの『老いらく風呂』
何だかスーパー銭湯での世間話のように聴いてしまい、印象に残りませんでした。
内容を覚えていません(^^;)

間に内海英華さん、女道楽と呼ばれるそうですが、『奴さん』『たんかい節(?)』などを、
三味線で語り聴かせてくださいました。三味線でも、エレキギターみたいな弾き方ができるのですね。
楽しかったです。

再び、文珍さんの『夏の医者』
野良仕事をしていた男が今で言う熱射病らしきもので倒れたので、息子が8里先の医者の下を尋ねます。
薬箱を抱えつつ元の村まで急いでいると、医者もろとも大蛇に飲まれてしまい、さてどうするか?
という話です。
昔の人々ののんびりぶりがおかしいですし、医者が行きたくないとごねるところを説得するのも
笑えます。
ただ、冬に夏の話をするのは・・・ま、いいか。

中入りをはさみまして再び文珍さん。『天狗裁き』です。
女房が針仕事をしていると、隣で眠っている熊公が苦悩していたかと思えばにんまり笑っていたりする。
どんな夢を見ているのだろうと気になり、起こして聞いてみると、夢など見ていないという。
見た見ないでもめているうちに殺す殺せのケンカにまで発展する。
大声を聞きつけて飛んできた隣りの辰っつあん。
仲裁にはいるうちに、自分も夢の内容が気になり教えろと言い出す。
再びケンカ。大家さん、町奉行、天狗と話は大きくなる。
つまらないことでのケンカがこんなに発展するところが面白いですね。
娯楽に飢えていたっていうことでしょうか?
オチは、夢オチです。

コメント
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