魔女の隠れ里

はやみねかおるさんの『魔女の隠れ里』を読みました。

名探偵夢水清志郎事件ノートの第４巻です。
今回の教授は、雑誌『セ・シーマ』の『名探偵夢水清志郎の謎解き紀行』という仕事を依頼され、一度は断るが、
亜衣・真衣・美衣の３人の借金返済を求められ、彼女達も一緒にＮ県のＡ高原への旅行に
出発することとなった。

そこには雪霊の伝説がありました。
また、スキーロッジ『ポインセチア』では魔女と名乗る人物がらの予告状が届き、
コーヒー事件、空中を歩く人、夜中にさまよう女など、不思議な出来事が次々起こります。
本来の謎解きも面白かったけれど、もう１つの残された謎解きの方が分かりやすかったです。
多分、はやみねさんもそう思って伏線を張っていたのでしょう。
珍しく大人の汚い面も見せた物語だったように思います。