佐藤賢一さんの『オクシタニア』下巻を読み終えました!
中身が濃いので、無理かと思っていました。
エドモンの異端審問が、ジラルダを思うゆえの痛々しいほどの厳しさに満ちており、
読んでいて辛かったです。
ドミニコ修道会に入っても、ジラルダの不在による心の穴は埋められないようですね。
またラモン伯はルイ九世による温情からの屈辱感も凄まじいものがあるのでしょう。
降伏しながら、以後もカタリ派への支援も続けます。
最後に、カタリ派はピレネー山脈の山城モンセギュールに立てこもることになり、
様々な矛盾に悩むこととなります。
エドモンとジラルダの最後が気にかかっていたのですが、魂は救われたと思っていいのでしょうか?
この小説におけるカタリ派は、生まれ変わりを信じており、キリスト教の一派としては異質のように感じます。
そして、私には西洋歴史小説は向いていないのかとも感じました。
中身が濃いので、無理かと思っていました。
エドモンの異端審問が、ジラルダを思うゆえの痛々しいほどの厳しさに満ちており、
読んでいて辛かったです。
ドミニコ修道会に入っても、ジラルダの不在による心の穴は埋められないようですね。
またラモン伯はルイ九世による温情からの屈辱感も凄まじいものがあるのでしょう。
降伏しながら、以後もカタリ派への支援も続けます。
最後に、カタリ派はピレネー山脈の山城モンセギュールに立てこもることになり、
様々な矛盾に悩むこととなります。
エドモンとジラルダの最後が気にかかっていたのですが、魂は救われたと思っていいのでしょうか?
この小説におけるカタリ派は、生まれ変わりを信じており、キリスト教の一派としては異質のように感じます。
そして、私には西洋歴史小説は向いていないのかとも感じました。