大崎梢さんの『配達赤ずきん』を読みました。
成風堂書店での日常と事件の物語です。
本屋さんが日々どのような業務をこなしているのかも興味深かったのですが、
事件それぞれへの対応も誠実で、見習わなきゃいけないなと感じさせられました。
『パンダは囁く』なんて、本好きの人にはピンとくるヒントで面白いです。
そういう風になっているのは知っているのに、注文する時には知らないことで
頼んだ人はよく知っていたなと思いました。カタログでも持っていたのでしょうか?
『標野にて 君が袖振る』は失踪した女性客を探すため、家族が本屋にヒントを得に来る話です。
長い歳月をかけて愛が実る、切ない物語でした。
表題作の『配達赤ずきん』は、一番事件性が強い物語ですね。
近所の様々な店舗から注文された本を配達するという業務をやっているのですが、
ある美容院で、客を中傷する写真が入れられていたのです。
人間、謙虚でなくてはいけないということですね。反省します。
『六冊目のメッセージ』は、お見舞いに本を選んでくれた人を探すという物語。
そういう本選びって難しいですよね。
過去、私は星新一さんの本を数冊貸した覚えがあります。
今思うと、星さんの著作も結構毒があったので、良かったのかしら?と気になります。
この本では、何とも温かい出会いの話でした。
『ディスプレイ・リプレイ』は、本屋のディスプレイの話。
バイトの学生がせっかく創りあげたディスプレイを翌日壊されてしまいます。
話は盗作問題にまで発展しますが・・・。
人にとって大切なものを教えてくれる物語だと思います。
続編も出ているようですが、シリーズ化するのでしょうか?(期待)
成風堂書店での日常と事件の物語です。
本屋さんが日々どのような業務をこなしているのかも興味深かったのですが、
事件それぞれへの対応も誠実で、見習わなきゃいけないなと感じさせられました。
『パンダは囁く』なんて、本好きの人にはピンとくるヒントで面白いです。
そういう風になっているのは知っているのに、注文する時には知らないことで
頼んだ人はよく知っていたなと思いました。カタログでも持っていたのでしょうか?
『標野にて 君が袖振る』は失踪した女性客を探すため、家族が本屋にヒントを得に来る話です。
長い歳月をかけて愛が実る、切ない物語でした。
表題作の『配達赤ずきん』は、一番事件性が強い物語ですね。
近所の様々な店舗から注文された本を配達するという業務をやっているのですが、
ある美容院で、客を中傷する写真が入れられていたのです。
人間、謙虚でなくてはいけないということですね。反省します。
『六冊目のメッセージ』は、お見舞いに本を選んでくれた人を探すという物語。
そういう本選びって難しいですよね。
過去、私は星新一さんの本を数冊貸した覚えがあります。
今思うと、星さんの著作も結構毒があったので、良かったのかしら?と気になります。
この本では、何とも温かい出会いの話でした。
『ディスプレイ・リプレイ』は、本屋のディスプレイの話。
バイトの学生がせっかく創りあげたディスプレイを翌日壊されてしまいます。
話は盗作問題にまで発展しますが・・・。
人にとって大切なものを教えてくれる物語だと思います。
続編も出ているようですが、シリーズ化するのでしょうか?(期待)