九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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九里陸上の変遷

2015年06月01日 17時41分02秒 | その他(投稿者・忍者)
県大会のプログラムにある歴代種目優勝者表を見てると様々な思いが甦って来ます。40数年ほど前、新任してすぐに米沢女子高の陸上競技顧問にさせられた現監督、その時の部員数は3名+マネージャ-1名。即、マネージャ-を選手に換えて地区のリレ-に出場したもののビリ、人集めから入りました。翌年の部紹介の時「1年生は神様です」と言ったら13名程の素人新入生が入部して来ました。その年の秋の新人大会から地区の総合優勝、家に合宿が出来る部屋を作り、数名ずつ合宿したことが懐かしい思い出です。監督5年後の1977年、県大会4位の400mRが東北大会5位入賞。そこから38年連続インターハイ出場を果たしています。最近は地区外の選手も来るようになりましたが、当時は勧誘も学校から禁止され、地元の入学してきた選手だけでの選手育成は苦難の連続でした。「ビリ哲学」がなければここまで勝つ事は出来なかったと思います。当時の陸上競技部員だったお子さん達が九里陸上で活躍しています。(時々間違えて女子部員を母の名前で呼んで笑われる事があります)38年間には書き切れないほどの「喜びと、悔しさ」があり、何度部員の涙を見たことか数え切れません。さて、今年も東北大会が始まります。どんな大会になるのか・・。歳のせいか毎年ワクワク感が強くなって行きます。明日からの練習にしっかり取り組ませたいと思います。
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県大会のプログラム

2015年06月01日 08時40分25秒 | その他(投稿者・忍者)
今年の県大会からプログラムが参加選手一人1冊になりました。10人に1冊有れば間に合うのがプログラムです。サービスとの事で県大会の1回大会から各種目優勝者の名前が記載されていました。今年は66回目です。記録を見ていて様々なことが思い出されます。39年連続インターハイ出場を目指す九里陸上ですが、米沢女子高時代から記録を見て特出しているのが、100mHと400mH、走り幅跳び、リレ-種目と投擲です。100mHは過去30年間で県大会優勝17(12名、インターハイ優勝2名))歴史の浅い400mH(15年目)の優勝5、女子は1975年(26回大会)から指導を開始して全体では80を超える県大会優勝者が出ています。(京都の全国高校女子駅伝大会も2回出場)男子も陸上部が創設されて15年ほどになります。110mHは15年間で5回優勝(インターハイ優勝1名)、400mHは8回優勝、400mR優勝4回、1600mR優勝5回、円盤優勝6回、砲丸優勝4回、県大会種目優勝数も50を数えます。男子を始めた頃、「女子の指導者に男子が強く出来るはずはない」陰口をたたかれたのが発奮材料でした。メキメキ頭角を現し県のトップクラスにのし上がりました。(その間女子が少し弱くなりましたが・・。)今思えば陰口を言ってくれた方々に感謝したい気持ちです。記録や成績は形として残ります。強くなればなっただけ敵対視もされるし、あらぬ噂も立てられます。(お金がかかるとか、練習が厳しいとか)勧誘にまで使うと聞いて驚いています。そんなことに負けないで、HBGの仲間とともに「ビリ哲学」をまっとうして行きたいと思います。夜に九里陸上の変遷を書いてみたいと思います。今日は休養日です。
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