冬晴れの福島(気温15℃)から栗子峠を越えると雨降りでした。米沢市内も薄暗い感じで雨がパラパラです。市営陸上競技場の16時の気温は8℃、練習開始時に雨はあがり何とかトレーニングに支障ない状況となりました。この時期になると市営陸上競技場に来る学校は少なくなりました。今日は高校2校のみでの練習です。九里陸上は、陸上競技継続の3年生6名と1・2年生の練習ですが、陸上競技に対する意識の高さは例年以上のものが出ていると感じます。3年生6名の影響が大きいのだと思います。明日から2日間の天気予報は「雪」となっています。積もらない限り市営陸上競技場で練習します。この時期までグラウンドで練習できるのは珍しい米沢ですが、それなりに実のある取り組みが出来ますので効果は大です。今日の短距離・跳躍・は、頭で考えた動きを実際に身体に伝えることが出来るかの練習をしました。まだ半数が戸惑いを見せていました。中長距離は【一人は皆の為に、皆は一人の為に】スピード強化でしたが、まとまりのある練習をしていました。市営陸上競技場練習も残り10日となりました。HBG合宿まで順調に持って行きたいと思います。明日も16時からの練習となります。
米沢市営陸上競技場の16時練習開始気温12℃、風も無く練習するにはこの時期としては最高のコンディションでした。陽が落ちるのが早く、16時半には照明が入り17時には車のライトも点けての練習でした。短距離・跳躍は、基本走、サーキットランニング、トータル走。中長距離はペース走。投擲は投げ込みです。冷たさを感じない練習でしたので勢いのある練習でした。目標が遠くにあるのは分かるのですが見えないだけに、この時期の練習は精神的に苦しくなり、意欲に欠ける事が多くなるものです。それを理解していればどこかで頑張る力が湧いて来ます。明日からの天気予報は寒くなり雪が降るかも知れないとの事です。米沢市営陸上競技場練習は残り1週間です。(12月23日まで)12月25日(金)からはHBG合宿が始まります。予定通りしっかり取り組めている九里陸上です。順調に来ている時ほど注意が必要です。体調管理を含めて頑張ろう、九里陸上。明日も16時から市営陸上競技場で練習します。
ひんやりして曇り空、いかにも冬らしい暗い感じの朝です。今日は休養日です。合宿の事について述べてみたいと思います。九里陸上は年間、春(3月末)・夏(インタハイ後)・冬(12月末)・の3回のHBG合宿と、全国合宿、県合宿、地区練習会、等に参加しています。日程が合えば東北合宿にも参加していましたが、最近はHBG合宿と重なる為に不参加が多くなりました。全員参加出来る合宿はHBG合宿しかありません。1番大切にしている合宿はHBG合宿です。選ばれて参加する合宿は全国だと1・2名、県合宿でも6・7名、シーズン後だと影響はないのですが、部全体を考えると、陸上競技も個人競技ではあってもチームワークはとても大切です。学校単独だとマアマア、ナァナァ、が横行して力の差が分かるだけに、練習でも順番が分かった練習になってしまします。1番大切なのは雰囲気です。「朱に交われば赤くなる」、いい加減な気持ちの部員も全体が本気の中にあればどんどん変わります。HBG合宿はそれが出来る合宿なのです。だから、単なる楽しいや遊びではない、新しい自分を見つけていくことが出来るのだと思います。参加200名以上が真剣にやる合宿、指導者も全て本気です。誰かが指導してくれる合宿ではありません。単なる技術指導や強化を超越したものが身につくのだと思います。1番向上が著しい(心が変わる)のはHBG冬合宿です。一生懸命やれば練習も楽しくやれます。皆が頑張る。今回HBG合宿2度目の参加となる谷地高校、「井の中の蛙、大海を知る」どんどん変わってほしいと思います。合宿後の本格的冬期練習が雰囲気良くやれるのもHBG冬合宿のお蔭だと思っています。
曇り空で気温の上がらない(5℃)市営陸上競技場でした。8時50分から練習開始、11時30分までの2時間40分で終了しました。風がないので特に寒さを感じるほどではあるませんでしたが、種目練習も昨日の様に快適なグラウンド状況とは違い、少し心配な所もありました。その心配をよそに部員は元気一杯です。種目練習の日は特に勢いがよく、自分でやる練習の喜びを知りつつあると感じられます。中長距離だけは、高校生が一人で取り組むには無理がありますのでまとまっての練習です。競歩は今日も安達先輩が来て指導してくれました。投擲も、今野、省吾、2名の先輩が丁寧に指導してくれています。卒業生と言うのは有難いものです。12月に入り雪の無い陸上競技場です。この時期まで練習できるのは10年来で初めての様な気がします。只、12月17日(木)あたりから雪マークの予報が出ています。何とか12月23日(天皇誕生日)の最終日までグラウンド練習が出来るように期待しています。12月25日(金)、HBG合宿の初日は、宮城県利府町のグランディに集合して練習しますが、26日(土)・27日(日)・28日(月)は、東北学院大学の陸上競技場を借りて練習します。頑張りましょう。
気温が10℃を越えて晴れると暖かさを強く感じます。今日の午後の市営陸上競技場はシーズンを思い出すほど快適な日でした。種目練習中心に取り組みました。走り幅跳びは(男女共)跳躍動作に成長が見られます。ハ―ドルは400mH中心の練習ですが勢いも出てきてリズムもあり、成長している姿が見えます。純短距離は動きの早さと正確さを走りに結びつける事を中心に練習しました。投擲は投げ込みました。いつ外で投げられなくなるのか分りません。雪が積もるまでが勝負です。最近は種目練習をしても各自が積極的に練習するようになりました。時間が過ぎてもまだ足りない位に練習に打ち込んでいます。今日の練習は2時間30分、休憩のほとんどない九里陸上ですので、十分な練習量をこなしていると思います。明日も種目練習ですが気温が低い時などは怪我の無いように気を付けたいと思います。指示命令的に強制してさせる練習ではなく、自分で取り組む練習をどうしていくかが大切です。特に種目練習では、今のやり方を今後も続けていくつもりです。アドバイスが必要ですので、良く部員を把握して行くつもりです。
昼なのに夕方のように薄暗い日です。朝から雨降りで午前中は激しく降る時間帯もありました。今日の練習は大変かなと市営陸上競技場に向かいましたが、練習開始の16時頃には山の稜線が見えるようになり、間もなく雨は傘のいらない程度の降りに変わりました。17時30分の気温は9℃、雨降りの日でしたので、さすがに今日グラウンドに来たのは九里陸上だけです。短距離・跳躍・は基本走中心とまとめの走り、中長距離はショートのスピードランニング、投擲は投げ込みをしました。風も弱かったので身体に影響することはありませんでした。今日の三重県の気温は26℃、(夏日)東京が24℃、12月も中旬に入るのに?です。地球の温暖化は進んでいる様な気がします。明日は13時30分から市営陸上競技場で練習します。遅れましたが、中長距離の3年生佐藤拓実が自衛隊に合格しています。大学で陸上競技継続6名の最後の1名が明日出発、13日の入試にチャレンジします。頑張って下さい。明日と明後日は種目練習に取り組みます。
1日中曇り空の日でした。予想最高気温は高かったのですが実際は4℃も低い9℃の福島です。米沢も同様で、練習時(16時)の市営陸上競技場は5℃でした。それでも風がないので寒さはあまり感じません。冬期練習に入り、練習メニューも少しづつ変えています。強めの補強運動を入れてのランニングは経験がないこともあり、特に1年生は顎を出していた部員が多く見られました。何度か取り組んでいる内に馴れて来ると思います。明日は下肢に筋肉痛があるかもしれません。競技場に来る学校も少なくなりました(高校3校)。この数年間は、積雪でグラウンドの使用ができない事が多かったのですが、今年は暫らく使えそうですのでラッキ-年になりそうです。HBGの冬季合宿も決まりました。同時期に東北高校選抜合宿もありますが不参加します。費用がかからない部員も2名ほどいましたが、合宿は強化が目的です。親睦会や仲間作りの為の合宿ではありません。より効果の出るHBG合宿を大切にしています。明日も16時から市営陸上競技場で練習します。気温はかなり高くなりそうですが雨の予報も出ています。しっかり準備して下さい。
福島も米沢も朝は冷え込んだものの快晴、気温は10℃を越えました。今週は気温が高く、来週も同様との予報ですので嬉しい限りです。相変わらず調子の上がっている中長距離ブロックです。(特に男子)短・跳・は冬期練習に入りました。補強を入れたランニングを多く取り入れています。それにしても、走れる、投げれる、という環境は有難いことです。昨日、練習後のミーティングで【冬来たりなば春遠からじ】厳しい冬が来たと言う事は暖かい春は隣に来ている(イギリスの詩人シュりーの西風に寄せる歌の一節)。意味は、「今は大変でも耐え忍んでいけば必ず成功する。」あまり意味が分からない部員もいましたので説明して置きます。目標をしっかり持って練習して行かないと心の方が先にダウンしてしまいます。仲間との絆を深くして、励まし合いながらの取り組みが必要になって来ます。楽な練習やドリルだけで向上することはありません。基礎能力を高めながら負荷をかけた取り組みをして行きます。(土曜・日曜・は種目練習中心のトレーニングです)今年は、まだ1度も他地区(福島等)に遠征していません。HBG合宿まで米沢で練習できると良いのですが・・。冬将軍、もう少しだけ遅く来て下さい。明日も市営陸上競技場で16時から練習します。
昨日の夜NHKを見ていたら、「北口榛花」という高校2年の槍投げ選手を特集していました。身長1m78cmで世界ユース大会優勝、60m35と言う凄い記録を出した選手です。先天的に能力が違うのが分かりました。北海道旭川東高校「陸上競技部」の数年前からの成績を調べてみましたが、北海道内ではあまり活躍の見られない高校でした。めぐり合いでもこんな凄い選手だと指導者は楽しいだろうと思います。めったにないことですが、世の中にそんな凄い選手とめぐり合う指導者はいます。20年以上もインターハイに行くことの無かった指導者が、突然凄い選手にめぐり合いインターハイ優勝・入賞・という方々です。他からみれば羨ましい気もしますが、育てる喜びを知ることはないと思います。宝くじに当たるようなもので、いくら待っていても現れる事はないのが普通です。兎に角、北口選手にはオリンピックで活躍出来る選手に育ってほしいものです。皆で応援したいと思います。HBG指導者の皆さん、育てる喜びを求めて陸上競技と人間強化を追及して行きましょう。この世界で中学で少しばかり強くても高校で消えていく選手の多い事、HBG合宿を楽しみにしています。櫻井先生にも来て頂くことになりました。
今日の米沢の気温は平年並みの8℃ですが冬晴れの気持ちのよい日です。16時の市営陸上競技場は4℃で風がなく気温よりも暖かく感じました。競技場に来る学校も、土・日・以外は少なくなりました。照明が足りないので自家用車のライトでコ-ナ-を照らしての練習です。シーズン中では出来ない内容のトレーニングやランニングをしています。目の前に競技会がないとどうしても気持ちが沈んでしまいがちですが、この時期にトラックで練習できる喜びを指導者以上に部員達が感じている事もあり、練習に対する姿勢に本気が見られます。今週は最高気温が10℃を越える日が続きそうですので更に練習効果が上がりそうです。全体として中長距離部員の向上が目立ちます。シーズン中より早いタイムで走っています。昨年のこの時期は室内トレーニングに入っていましたので、尚更強く向上を感じるのかも知れません。投擲もまだ投げ込みをしています。雪が積もれば投げたくても投げられない日が3月まで続きますので大切な毎日です。明日は今日同様16時から市営陸上競技場で練習します。部員の元気が嬉しい日でした。
人との出会いと言うのは不思議なものです。まったく面識の無い人と同じ学校や同じ部活動で一緒になる。価値観や目標が同じであれば、尚更親密な間柄となり末長く付き合うようになります。指導者と選手も同様です。この部員に出会えてよかった、この指導者に出会えてよかった、両方を経験した私としては、いつの間にか出会いをとても大切にするようになりました。高校時代は何があろうが必ずグラウンドに来る先生に指導を受けました。世の中に此れほど熱心な人はいないと今でも思っています。(今は90歳を越えていますが)如何に立派なことを言おうが、技術力があろうが、選手時代優れていようが、理論が正しいとしても、「絵に描いた餅」では選手が伸びるはずはありません。家族以上に一緒にいる時間が長くなる事もたびたびあります。共に苦労をするから成長があるのだと思います。その選手の最大のものを引きだすのは、選手個人の努力だけでは限界があります。全国で常時強い学校は熱心な指導者ばかりです。中には選手勧誘だけが命で、さっぱり伸ばしていない指導者もいますが・・。さほど目立たない選手をどんどん全国大会に出場させる指導者こそ本物です。HBG校の指導者は常にそこを大切に指導しています。九里陸上は来年40年連続インターハイ出場を目指します。練習を休まない。それは選手だけではなく指導者にも言えることだと思います。明日は16時から市営陸上競技場で練習します。
今日はニ十四節気「大雪」、大地が冬の姿になる頃と言われています。1年間で1番昼が短い冬至まで2週間、暦は確実に進んでいます。テストや全ての研修旅行が終わり、次なる行事は「追試験」という部員もいるかも知れません。全ての学校を卒業するまで1度も追試験を受けたことの無い人間は、よほど優秀か勉強一筋の人だと思います。思い出に残るテストは、正しいものに×、間違いに○、をつけなさい、と言う問題。普通なら逆の×○ですが、思い込みの激しい当時の私は見事に引っかかりました。意地の悪い先生もいるものです。「注意力を試す問題だ」「就職試験には良く出る」当時商業高校生でしたがその9割以上は就職でした。今考えると良い先生だったのかも知れません。今から50年以上も前の話です。陸上競技が好きで、50名程のクラスで2・3名の進学、体育大学に入り、そこでも器械体操で追試験を受けました。監督から、「陸上競技なら予選落ちで終わりだよ」その言葉が心に残りました。全てに真剣と集中、そして努力、陸上競技の大会で追試験はないと言う事です。部員の皆さん、何かを感じましたか、頑張ろう。今日は休養日です。
久しぶりに青空の広がる米沢でした。初雪以来雪は降らず昨年とは全然違います。気温6℃とやや低い感じもしましたが、この時期としたら最高の練習日和です。今日は種目練習に取り組みました。走り幅跳び、ハードル、ミニハードル走、SD、短・跳・ブロックは生き生きと練習していました。気温が低く、この時期のハ―ドル練習は寒い中ですので厳しいのですが、男子1年生2名と3年生・卒業生の4人でSDからの競争をしていました。向かい風の中でしたが成長しているのが分ります。条件の悪い中では3歩で行くのも大変です。春の大会が待ちどうしく感じました。走り幅の方もシーズン以上の跳躍をしている部員もいました。純短距離の走りも好調です。種目練習が待ちどうしかったのか、勢いのある走りをしていました。オ-ストラリアから昨日帰国した3名は、最初の内は鈍い動きでしたが後半は心配なく動けていました。今週は気温も更に高くなりそうですので安心しています。競歩の3人はシーズン後、安達先輩の指導で更にアップしています。中長距離の男女もまとまりのある練習をしていました。此れからは体調管理が大切です。真夏から真冬に戻ったオ-ストラリア組は特に注意して下さい。
朝から雨降りの米沢です。午後からの練習でしたので午前中よりは少し回復したものの、時折強い雨も降り2時間で切り上げました。基本走の後に短跳距離は走り込み、投擲は芝での投げ込み、中長距離はぺ-ス走をしました。気温6℃と低いのでスピ-ドを上げると下肢部の筋肉にハリが出ていました。部員のスピードはシーズンと変わらないほどの勢いがあるので、競い合いながらの走りは少し気になる事もありました。フォームを崩さないようにスピ-ドにのせ正確な動きを求めていきたいと思います。来週は天候も回復傾向にあり気温も高くなりそうですのでHBG合宿まで順調に練習できるような気がします。明日は9時から米沢市営陸上競技場で練習の予定です。半月間、オ-ストラリア研修旅行に出かけていた2年生3名が今日の21時に学校着の予定です。明日は顔を出すと思いますので、体形が同じかどうか確かめたいと思います。おそらく休んでいた分、他の部員についていけない様な気もします。11月修学旅行の始まりから、全員そろっての練習は1ヶ月振りになるかも知れません。室内冬期練習の前に筋力強化を入れながら、走・跳・投・に取り組んで行きたいと思います。明日は久しぶりに種目練習をします。
数年前に岩手県を旅した時に花巻市にある宮沢賢治記念館に行きました。その時に印象に残ったのが「雨にも負けず」でした。
雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち、慾はなく決して怒らずいつも静かに笑っている、1日に玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ、あらゆる事を自分を勘定に入れずに、良く見聞きし分かり、そして忘れず・・・。詩のモデルは斉藤宗次郎です。
斉藤宗次郎(禅寺の三男、小学校教師)
内村鑑三の影響を受けキリスト教の洗礼を受けてクリスチャンになりましたが、当時のキリスト教は「ヤソ教」「国賊」と呼ばれ、住民から迫害を受けることとなりました。石を投げられ、ガラスを割られ、家を壊され、数々の嫌がらせに合い、小学校の教員をやめさせられ、家族にも危害が及び、9歳の長女が腹をけられ腹膜炎で死亡、それでも宗次郎は苦しみの中にキリスト教を信じ、毎日40キロの牛乳配達と新聞配達しながら、キリスト教を宣べ伝えました。月日が流れ、内村鑑三に招かれ東京に引っ越すことになりましたが、見送りには誰も来ないだろうと駅に行くと、学校の教師、生徒、神主、僧侶、一般人、身動きが取れないほど人が集まり、停車時間を延長したと伝えられています。その群集の中に若き日の宮沢賢治がいたとの事です。
「雨にも負けず」の全文を読むとよくわかります。
人には色々な生き方がありますが、忍耐力や包容力を持ち、頑張る力を持つ事は何時の時代も変わりません。今は民主的で自由で平和な日本ですが、自分の心を強くする為の陸上競技であってほしいと願う指導者です。
雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち、慾はなく決して怒らずいつも静かに笑っている、1日に玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ、あらゆる事を自分を勘定に入れずに、良く見聞きし分かり、そして忘れず・・・。詩のモデルは斉藤宗次郎です。
斉藤宗次郎(禅寺の三男、小学校教師)
内村鑑三の影響を受けキリスト教の洗礼を受けてクリスチャンになりましたが、当時のキリスト教は「ヤソ教」「国賊」と呼ばれ、住民から迫害を受けることとなりました。石を投げられ、ガラスを割られ、家を壊され、数々の嫌がらせに合い、小学校の教員をやめさせられ、家族にも危害が及び、9歳の長女が腹をけられ腹膜炎で死亡、それでも宗次郎は苦しみの中にキリスト教を信じ、毎日40キロの牛乳配達と新聞配達しながら、キリスト教を宣べ伝えました。月日が流れ、内村鑑三に招かれ東京に引っ越すことになりましたが、見送りには誰も来ないだろうと駅に行くと、学校の教師、生徒、神主、僧侶、一般人、身動きが取れないほど人が集まり、停車時間を延長したと伝えられています。その群集の中に若き日の宮沢賢治がいたとの事です。
「雨にも負けず」の全文を読むとよくわかります。
人には色々な生き方がありますが、忍耐力や包容力を持ち、頑張る力を持つ事は何時の時代も変わりません。今は民主的で自由で平和な日本ですが、自分の心を強くする為の陸上競技であってほしいと願う指導者です。