京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「思い捨てず」

2013年01月06日 | 日々の暮らしの中で

    「本年も何卒よろしくお願い申し上げます」

家内安全・無病息災で仲睦まじく暮らせますようにと願ってはや六日が過ぎようとしている。
一年の計に思いを巡らす機会も持てぬまま、三日・四日と過ぎ今日にいたってしまった。けれど、胸に抱いた大志二つ三つ、その実現に向けて歩き出したい。新たな年の始まりには、「リセット」という言葉に助けられることが多い気がする。過去の日々の続きに明日への夢があり希望が生まれる。計画立案こそ自分への励まし。となると、やはりリセットはこの上なく便利な手といえそうだ。

ちょっと威勢が良すぎるか。しかし、口にしてみる事で不思議な力が働くということはあるというもの。言葉通りの成り行きになる、と信じてみたい。思い深ければ言葉少なし、とは誰が言ったのだったか。
もっと具体的にお話できる時があることを楽しみに、今は静かにスタートを切ろうと思う。

「年をとったからといって自分をあきらめず、思い捨てず、できるだけ明るみに心を切り替えて、生きていきたい」
こう語る90歳を迎えられた清川妙さんだが、その佇まいの上等さに触発される。
                                       
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする