「Abuela」、「アブウエラ」と表記してよいのでしょうか。スペイン語で「おばあさん・祖母」を表わす言葉です。英語でなら「grandmother」です。絵本のタイトルは『Abuela』
おばあちゃんと、孫の私はいつも一緒にいろいろな場所に行きます。バスに乗って、今日は公園に行きます。
“El parque es lindo. ”(エル パルケ エス リンド)
“The park is beautiful.” おばあさんはこう言ったのです。
私の名前はRosalba(ロサルバ)です。
Rosalba el pajaro. (ロサルバ エル パハロ) Rosalba the bird.
“Ven,Abuela.” (ヴェン、アブウエラ) Come, Abuela.
“Mira,Abuela.”(ミラ、アブウエラ) Look,Abuera.
本文におばあさんが話すスペイン語が混じっています。最後のページにはその索引があって英訳されていますが、文脈から意味を読みとることは可能です。ですが、この短い表現も、なかなか頭に定着しないものです。わかりやすく言えば、覚えられない。そうは言っても、前後の流れでわかるのなら、その場の解釈はできますから、まあよしとするしかありません。これって、記憶力の衰えなんでしょうか。
カラフルで、日本語の一部が絵の背景にも見て取れますし、細密でカラフルで、しかも国際色豊かな絵本であることに驚かされます。
犬が6匹います。ネコは何匹いますか? 目がおかしくなったという声が聞こえてきます。「4匹」「5匹います」「えー!?どこどこ??」
「これは違いますか」と示された先に目を凝らして、出てきたベッキー先生の言葉は「うーん、微妙かな」でした。
How many peole are there… ? 私から、ホームワークにしましょうかと提言です。さて、何人いるでしょう。窓からもたくさんの顔がのぞいています。「チェックしないと間違えそう」とT子さん。
空に舞い上がったロサルバ。「来て、おばあちゃん」「は~い、おばあちゃんも飛びたいわ~」おばあさんも風にスカートをはためかして舞い上がっていくのです。孫のロサルバと二人、街の上を飛んで、見て!見て!っと指さしながら楽しそうです。
もちろん夢のようなお話ですが、もし空を鳥のように飛べるとしたら、何処へ行ってみたいですか?
京都の街をぐるりと見渡せる高いところは何処でしょう。高さの規制があるし…、高い山もないし…
京都タワーは上ってみなくては駄目だというほどの価値がありますか?
高所恐怖症ではないですか?
会話はあれこれ続きます。