京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

うららかな良き日

2022年11月09日 | 日々の暮らしの中で
昨夜は皆既月食の余韻のままに10時半、ほぼ真上に見上げたお月さんの静かな輝きの美しかったこと。
今宵もまた、ちょうどよい角度に仰ぎ見る月は明るく、孤高を保つ美しさに感じ入るばかり。あたりにはネオンもないし、暗い夜空に冴える月あかり。何を思うでもないまま見あげていた。


うららかな良き日だった。
図書館で返却の用を済ませて帰宅。おにぎりを作って、外でお昼をいただくことにした。
ウルシの葉はひときわ目を引く鮮やかさで、夏場ははびこって鬱陶しいだけの蔓ものが、
この時季には赤く染まって初冬の彩りを増している。
 ♪秋の夕日に 照るやま もみじ~
ちょっと遠慮気味に口ずさんでみた

「食べんとかいや!」「食べたらあかんで」
近くにやってきた女性のグループが賑やかだ。「お父さんのみそ汁に入れるわ」
キノコ談義に笑わせてもらった。


「日本行きのチケットがえらいたっけーーっ」と悲鳴が聞こえてきた。
2回乗り換えで格安便を使ってでも…。 孫娘一人で2回乗り換えて、はきついだろう。
コロナが“第八波入り”とは思ってもいなかったようだ。インフルエンザの流行も懸念される国に、迎える側にも緊張感がある。

コメント (2)
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