中学生も高校生もみなそれぞれに進路を決めて、さっぱりとした軽やかな表情で集えた寺子屋エッセイサロンでした。
晴れやかな顔、顔、顔。若い盛りの美しさです。もちろん「老麗」を刻んだ人生の先輩もたくさん同席しています。
私には年子で弟が二人。その昔、親から言われるままにある女子大の付属高校を受験し合格しました。その先は短大へ、というのが父の思いだったみたいで…。けれど嫌でしたね、女子ばかりってのが。で都立を選択。そこで将来の道を決める恩師との出会いがあって、我が道を得ました。
感謝しつつも十分な恩返しをできぬまま両親を見送りました。
でもいいんですってね。そのぶんを誰かに返していけば。
どんな将来を思い描くのか。「素晴らしき人生を得よ」。
そう祈りたくなる良い一日でした。
我が家には紫木蓮があるのですが、白木蓮が欲しかった。挿し木をしてみないかという人がいて、さあて、私にできるのかどうか(挿しておけばいいん違う?)。お彼岸前後から八十八夜までの間にしたらよいとかで、一つ、楽しみをもってみようかと思い始めているところです。
〈挿し木せしゆゑ日に一度ここに来る〉(山口波津子) きっとこうなりそうです。
ところで、鶴見俊輔さんは俳句を「言葉の挿し木」だと呼んだそうで、
「子供の心に挿した五七五音の短い言葉は、やがて根をおろし言葉にかかわるセンスなどを育てる」といわれていた。
…ということを坪内稔典氏の「季語集」の中で教えられたのでした。
俳句に限らない。
思いを言葉に託して、どう人の心に届けるか。まだまだ若い人と一緒に学ばなければならない。
晴れやかな顔、顔、顔。若い盛りの美しさです。もちろん「老麗」を刻んだ人生の先輩もたくさん同席しています。
私には年子で弟が二人。その昔、親から言われるままにある女子大の付属高校を受験し合格しました。その先は短大へ、というのが父の思いだったみたいで…。けれど嫌でしたね、女子ばかりってのが。で都立を選択。そこで将来の道を決める恩師との出会いがあって、我が道を得ました。
感謝しつつも十分な恩返しをできぬまま両親を見送りました。
でもいいんですってね。そのぶんを誰かに返していけば。
どんな将来を思い描くのか。「素晴らしき人生を得よ」。
そう祈りたくなる良い一日でした。
我が家には紫木蓮があるのですが、白木蓮が欲しかった。挿し木をしてみないかという人がいて、さあて、私にできるのかどうか(挿しておけばいいん違う?)。お彼岸前後から八十八夜までの間にしたらよいとかで、一つ、楽しみをもってみようかと思い始めているところです。
〈挿し木せしゆゑ日に一度ここに来る〉(山口波津子) きっとこうなりそうです。
ところで、鶴見俊輔さんは俳句を「言葉の挿し木」だと呼んだそうで、
「子供の心に挿した五七五音の短い言葉は、やがて根をおろし言葉にかかわるセンスなどを育てる」といわれていた。
…ということを坪内稔典氏の「季語集」の中で教えられたのでした。
俳句に限らない。
思いを言葉に託して、どう人の心に届けるか。まだまだ若い人と一緒に学ばなければならない。
人生いろいろですね。
長く生きていると、老人になってから思うことが出てきますね。
そうして人々は若い人たちを励まし、教えをして
きた事ですね。
立派に「寺子屋エッセイサロン」をされていて、
若い人から学ぶこともあり、こちらが教えることもあり、誰もが「すばらしき人生を得る」ことは
すべての人が、そうありたいと願っていることですね。kei様の人生は素晴らしい!!
素晴らしいですね、Keiさんは若者から
若者はKeiさんから・・・
それぞれ多くのことを得られますね。
前にもお話したような気がしますが
俳句は「削ぎの文学」とか聞きました。
角川通信講座でしばらく続きましたが
次第に添削してくださる先生のコメントが
厳しくなり挫折しました。
何事も全うするのは難しいです。
何かをやってみたいと思う時、ふと頭に浮かぶ賢人の一言。
挿し木って、立派に成長させるには経験とコツが要るという人もいます。
でもやってみきゃ結果は見えませんね。
寺子屋エッセイサロンで、若さゆえのエネルギーと「老麓」を刻んだ人生の先輩のゆるやかなエネルギーを思い起こしながら
ゆゑ日に一度ここに来る、そんなロマンあふれる時間がもてることは幸せですよね。やってみなはれ、ですよ。
若い人には及ばないもの、それは齢を重ねた人の「年輪」だと読んだことがありました。
異なる意見にも耳を傾けながら学び合い、人とつながる楽しさは生まれます。
子どもたちには、合格を手にして今一番ほっとしているときでしょうね。
どんな夢を描いて、どんな道を進むのか。
人生それぞれですね。誰に取りましても、よき人生であってほしいですね。
自分の好みのようなものがはっきりしている方ですので、
そこを打ち崩すような刺激を求めたりします。
ところが刺激的過ぎると反発。
修行みたいです、異なった意見や考えを、そのまま受け止めることの。
受け止めたあとは、…私の判断によることが多いですが。
「削ぎの文学」、教えていただいたことありましたね。
芭蕉さんの「いひおほせてなにかある」に通じますでしょうか。
ほんとです、全うすることは難しい。ですがその努力は尊いことですね。
「コツ」が要りますか。私にはないものですね…。
根を張り、花を咲かすまでには、どれだけの年月がかかるのでしょね。
毎日覗いても、そんなにすぐに変化はないでしょうに。
それでも楽しみがそうさせるとしたら、やってみる価値はありそうですね。