Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

北東アフリカの旅 7 セマラ~アフデラ湖

2019-03-18 17:26:01 | アフリカ
2月13日

ホテルの立派なレストランで朝ご飯。
 
手前の大きなボウルに入っているのはエチオピア料理で有名なインジェラというクレープのようなものを少しの野菜とドレッシングであえたもの。
かわいいお姉さんに「これはインジェラ?」と聞くとうれしそうににっこりしてくれたが、前日に余った食材を再利用した料理のような気がする。

本日の出発は珍しく10時半とゆっくりなので、無駄に広いホテルの庭を探索。

門の脇のお粗末な囲いにはダチョウがいて
 
この子は時々敷地内で放し飼いになっているらしい。

レストランの前の木には面白い形をした鳥の巣があるのを同行者の一人が発見。
  
 
入り口が下向きに開いたこの巣を顔の黒い、黄色い鳥が一生懸命に作っている。
 奥さんはこちらの地味な羽色。

添乗員が紹介してくれたのは「ソドムのリンゴ」という植物。
 今までも中近東や北アフリカなど、あちらこちらの乾燥した道端でよく見かけたこの花だが
 
実を見たのは初めて。紙風船のように膨らんだ中に種ができていたが、この植物から出る白い樹液はブッシュマンが狩りに使うほど毒があるのだそうだ。

 
オートリキシャも走る町を出ると道は上り勾配になって

ジブチからつながる大地溝帯をまた見る。

 
乾燥しきった景色の中、快適な道路を順調に飛ばして
 
昼食のために停まったのは西部劇に出てくるゴーストタウンのような所の「ドライブイン」。

 
ここにはエチオピアらしくコーヒー係のお姉さんがいるが
 
キッチンでできるのはインジェラだけ。どうもこのあたりのドライブインでは一つの料理しか作らないようだ。

そしてこのインジェラ、ちょっと見汚れた台ぶきんのようだが、味はちょっと酸味のある厚手のクレープで、決してまずいものではない。
しかしこの日はエチオピアで頻繁にある菜食の日とやらで、かかっているソースにはなんの具もなく、ピリ辛だけれど味に深みもない。これまでのパスタのソースも同じで、どうも出汁の観念がないよう。
この一皿を3人でシェアしたが、これで240円ぐらいだとか。

 ここからさらに進んで、標高500mほどの所から坂を下っていくと前方に湖が見えてくる。

周りを塩田に囲まれた、これがアフデラ湖、標高ー100m。

湖畔には午後3時に着いたが、宿泊所に行く前に町にちょっと立ち寄り。
 ここは塩田で働く労働者や、塩を運ぶドライバーたちのための町なので
 
雑貨屋の他は飲み屋ばかり。他の町とは明らかに雰囲気が違う。

中で大きなこちらのカフェで、冷たい飲み物をもらって一休み。
 
と言うのも、早く宿泊地に行っても日陰がなくて暑いばかりだから、とのことだが
 ジモティーがビリヤードの球を転がして遊んでいたゲーム、しばらく見ていてもちっともルールはわからなかった。


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北東アフリカの旅 6 エチオピア入国

2019-03-15 18:46:50 | アフリカ
2月12日

電気のないキャンプでの夜は早い。
9時ごろには寝る体制に入ったけれど、暑いわ、隣のいびきはうるさいわで朝の4時には起床。

しかし今朝はアベ湖の日の出を見に行くことになっているのでちょうどいい。

6時前に車でチムニー群の近くまで来ると
 明けの明星がきれいに見える。

次第に明るくなる中、それぞれ好きな所で写真を撮って
 
 予想外に遅かったが無事に日の出を確認。

しかし朝のアベ湖には思わぬ伏兵がいた。
キャンプのテントには蚊がたくさんいると事前に言われていたので蚊取り線香や携帯用の虫よけなどで完全装備、おかげで蚊には刺されずに済んだのだが、昨日の夕方にはなんともなかったこの岩場、日の出間近になったらコバエより小さなブヨが大量発生して、サンダルの足や半そでの腕を刺されまくり。
おかげで旅行の間中かゆみに悩まされ、帰国してお風呂に浸かったらやっとかゆみは取れたが、虫刺されの痕はまだ残っている。
夏までにきれいになってくれるだろうか。

キャンプに戻って朝食をいただき、出発の準備をしているうちに日もすっかり上がった。
 
  
見ているとヤギの群れやラクダの群れが行き交って、朝はなかなか忙しい。

我々も8時には出発してディキルまで戻り、その後は幹線道路をエチオピア方面に向かう。

途中、お昼はトラックなどもたくさん停まっているドライブインで。
  
 
謎の日本紹介ビデオを見ながら、今日も辛いソースのスパゲティ。コーラは珍しや、ジブチ50周年の記念ボトル。

店の奥には売店もあったので覗いてみると
 
大量に積まれたパスタはトルコ製だった。

食後はひたすら国境を目指す。
 
道はまっすぐで遠目にはよく舗装されているようだが、実はあちこち穴があってデコボコ、さらに暑いとアスファルトが溶けてタイヤが傷む、ということで
 どの車も道路に乗ったり、はずれたり、好きな所を走る。

風景は乾ききって町や村もほとんどないが
 道端にはヒヒがいたり
 
ハゲワシの群れが羽を広げているところにも出くわした。

 ジブチ側の国境には15時に到着。
ガイド氏が出国手続きをしている間待っていると
 ラクダの行列がジブチからエチオピアへと歩いて行った。

ジブチの出国には45分かかり、
 3キロの緩衝地帯を車で走ってエチオピア国境へ。

こちらの通関には時間がかかるということで、立ち並ぶお茶屋さんの一つでアムハラ語のコーラを飲んでいたが
 
今回は思いのほか緩かった、ということで30分で手続きが終わってくれた。

国境からは道路の状況も良くなって、2時間で今夜の宿泊地、セマラの町に到着。
 アパートなどの並ぶこの町はこのあたりの行政の中心、軍の施設や大学があるらしい。

 
宿泊するAgda Hotelもずいぶん立派に見えるが、敷地が広すぎて宿泊棟までえらく遠い。
 
ロビーに比べてだいぶ質素な部屋だが、日向水のシャワーにももう慣れた。

夕食はえらく時間のかかるレストランで
 
とてもしっかり揚げたフライドチキン。またスパゲティじゃなかっただけいいとしよう。


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北東アフリカの旅 5 アベ湖

2019-03-14 17:38:16 | アフリカ
2月11日

朝、海からの日の出を期待したが雲が多くてちょっと残念。
 
しかしオムレツなどの朝食をいただいて出発する頃には快晴になった。

 
アッサル湖やタジュラ湾を見ながら来た道を戻り、さらに南へ。

すると道中には2,3人づつ連れ立って歩く男たちがたくさんいるが
 
彼らはエチオピアから歩いてジブチの港を目指し、ドバイなど中東で働くために密出国しようとしているのだとか。
ほとんどは手ぶら、水を持っていればいい方なのだから、その執念というか必死さには驚く。

ジブチも南端に近いディキルという町の入り口で昼食休憩。
  
 
できますものはスパゲティの一択なのだが、ミートソースのように見える赤い汁に入っているのはツナ缶だったか、かなり辛い。

 
雑然として町はずれなどゴミだらけのディキルの町で現地ガイドを一人ピックアップして
 
ここからは舗装されたメインロードをはずれて、乾燥しきった風景の中のオフロードへ。

  
 こんな所にも村があり、町があって
 
一体どれだけ歩くのか、ラクダやヤギを追う人がいる。

 
途中、ロバに交じってイボイノシシとガゼル、ダチョウがいると教えられたが
 望遠を使ってもこんな景色の中、現地ガイドが目ざとく見分けるのだそうだ。

 やがて前方に特徴的な風景が見え始めて
 
 
本日の目的地、アベ湖に到着。
ここは元々大きな塩湖だったのだが川の上流にダムが作られて湖が干上がり、すると湖底のチムニーと呼ばれる火山性の噴出孔が見えるようになったのだとか。 

面白い風景だが、まずはねぐらを確保するためキャンプへ。
 
ここには石造りの小屋などが密集して建てられているが、石小屋は暑いということで
 
我々はアファール族のアリと呼ばれるテント、一張りに一人づつ。
中には蚊帳で覆われる簡易ベッドがあり、
 
外にはちゃんと水洗のトイレとシャワー室まである。

しかしこのテント内、4時ごろでも37℃もあって、とても中にはいられない。
少ない日陰で少し休んだら、
 夕陽に照らされるチムニーを見に、また車でキャンプ場から下へ。

 
 
煙を吐いているもの(もあるらしい)は見られなかったが、とがった形は確かに煙突のようで
 
近くで見ると噴気孔や、噴出したものが固まった跡もよく見える。

この景色、オリジナルの「猿の惑星」のロケ地と言われるそうだが、実は候補地ではあったけれど実際にはアクセスが悪すぎて採用されなかったとか。

こんなところでも近所には住人がいて
 
ロバさんたちも家に帰って行く。

 日が落ちるのを確認して、我々もキャンプへ帰還。

かなり待たされた夕食はこのキャンプのコックが用意してくれたもの。
 
たっぷりのサラダと焼肉はうれしかったが
 ソフト麺のようなスパゲティにコクのない野菜ソースは、う~ん。

しかし隣のテーブルのイタリア人たちはこれを平らげていて、イタリア人はこのパスタが許せるのか、とびっくりした。


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北東アフリカの旅 4 タジュラ

2019-03-12 17:11:13 | アフリカ
2月10日 続き

3時少し前に到着したのはタジュラ湾をはさんでジブチ・シティの対岸にあるタジュラの町はずれのLe Golfeというホテル。
 Golfeと言ってもスポーツのゴルフではなく、フランス語で湾のこと。

その名前の通り宿はタジュラ湾に面していて
 
主な顧客である各国駐留軍のキャップをたくさん飾ったバーの表には気持ちのいいテラスがある。

 部屋はコテージ形式で
 
中はシンプルそのものだが、クーラーに扇風機、テレビに冷蔵庫(電源が入っていなかったけど)、それに日向水のような温水シャワーがあれば十分。

夕食の時間までは自由だというので、日が少し傾き始めた頃、もう一人のツアー参加者と町の探索に出かける。

ホテルはタジュラの町の中心からは1.5キロほど離れているので一本道をてくてくと歩いていくと
 結構需要があるのか、オートリキシャが走っている。

 仲良く手をつなぐ男たちの歩く町の中心に近づくと
  
電話屋やパン屋
 
ヤギもくつろぐ雑貨屋などが出現する。

 道端ではドーナッツなどの揚げ物を売る女性たちがいて、おいしそうだけれど現地通貨を持っていないので買えない。眺めていると皆さん人懐っこく相手をしてくれるが、カメラはノン、ノン。
 
ただし子供ならばOKはどこの国でも同じ。

 メインストリートが内陸に曲がるあたりはこの町の「官庁街」らしくて、ちょっときれいな建物が見える。
ここから海の方へ行ってみると
 
浜辺には漁船が浮かび
 
海岸沿いのプロムナードではヤギを連れておデートするカップルもいた。

  
この町にもカート売りの屋台がいくつも出ていて、一束500フラン(約300円)とお兄さんは言っていたけれど、屋台の壁に値段が書いてあるということは定額なのだろうか。

  
古いミシンが飾られていたり、古着が売られていたりするのを眺めて町を一周したら、元来た道を戻る。
 するとラクダの親子がやってきたが、ラクダも牛のように自力で家に帰れるのだろうか。

シャワーを浴びてさっぱりしたら、夕食はテラスで7時から。
 
さっきまでいたタジュラの町にも明かりが灯り始めている。

 メニューは海辺らしく、カジキのような魚だったけれど、可もなし不可もなし。
 運転手さんたちはエチオピア人らしくインジェラに肉の炒め物やパスタを乗せたものを食べている。ちょっと味見をさせてもらったら、こっちの方がおいしい!

ところでエチオピア、お相伴をお願いするとゲストには手で取ったインジェラを相手の口元に持っていく習慣がある。これをそのまま口で受け取るのが礼儀だそうで、そうしていただいた料理をほめたらとてもうれしそうにしてくれた。


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北東アフリカの旅 3 大地溝帯とアッサル湖

2019-03-11 21:26:08 | アフリカ
2月10日

ホテルのごくありきたりな朝食。
 ではあるけれど、元フランス領はどこでもパンとコーヒーがおいしいのがありがたい。

ジブチ・シティを離れる前に、この国のほとんど唯一の「産業」である港を見学。

海に面したこのエリアをフランスに取られ、さらに独立されてしまったためにエチオピアには港がない。
そのため船で運ばれる物資はすべてこの港を経由しなければならず、おかげで一人当たりのGDP統計ではジブチがエチオピアを上回っているのだとか。

しかし港にそびえるほぼ唯一の高層ビルや、周りの工事現場でも見えるのは漢字ばかり。
 
町を出る時に見えたジブチとアジスアベバを繋ぐ新しい鉄道も中国製だと言うし、郊外に建設中のフリートレードゾーンの施設に至ってはジブチの国旗と並んで堂々と赤い旗がはためき、この国は大丈夫なのかといささか心配になってしまう。
 貿易関係の施設に比べて道路脇には掘立小屋のような住居が見えるし、首都の中心でさえみすぼらしい状態だったのだから。
  
店の壁に描かれた絵はかわいいけど。

 町を出るとまっすぐな舗装路はひたすら乾燥地帯を行く。

道路脇にはあちらこちらにポリタンクが置かれていて、そんな集落の一つで小休止。
 
これは井戸のない村に定期的に給水しているのだそうで、JICAの活動の一つなのだそう。

この少し先でまた停まったのはアフリカ大地溝帯の最深部を見るため。

ジブチからタンザニアまで走るこの谷はプレート境界で、何十万年か後にはアフリカ大陸がここでぱっくり割れてしまうのだとか。
  
ここでは谷の深さが350mあるそうだが、当然柵などはなくて、谷底をのぞき込むとスリル満点。

ここにどれだけ観光客が来るのか、駐車場には土産物売りがいて
 
軽石を削ったラクダが最近はトラックやヘリに進化しているらしい。


タジュラ湾の一番奥で海を遠望したら車は少し内陸に向かい、
 丘の上からどんどん降りていくと前方にきれいな湖が見えてくる。

これがアフリカ大陸最低標高にあるアッサル湖。
 
 自分の高度計ではー125m、公式にはー155m。
塩分濃度が34.8%もあるという塩湖なので、白いのは砂ではなくすべて塩だ。

 
日陰もないところなので、車の陰に入ってチキンサンドのお弁当でお昼。

するとどこからかやって来る塩売りのおじさん。
 
売っているのはパールソルトという丸い塩の塊。これは浅い湖水の中で塩の塊が転がって自然に丸くなるのだそうで、大きいのも小さいのも一袋2ドル。

昼食後はまたタジュラ湾方面へ戻るが、この辺りはいつも風が強いらしく
 こんな形になった木がいっぱい。

こんな厳しい生活環境にも遊牧民のアファール族がいて
 
ひしゃげたお椀を伏せたような形に木の枝を組み、ヤシの繊維を織った布をかぶせたテントに住んでいる。

海岸沿いに出ると家の数も増えて
 
今日の宿も近い。 


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北東アフリカの旅 2 ジブチ・シティ

2019-03-06 14:08:38 | アフリカ
2月9日 続き

昼食後の昼下がり、一番暑い時間ではあるが4時までは自由だと言うのでホテルの周りの散歩へ。
今回このツアーを選んだのはこんな機会でもなければジブチに足を踏み入れることなどないと思ったから。
であるからには貧乏性としては部屋でゆっくりしてなどいられない。

ホテルの周りはジブチ・シティの中心、ヨーロピアン地区だそうだが
 
低層の建物の並ぶ街並みにこの時間では人の姿もない。

 
しかし植民地時代からの建物だろう、テラスのアーチがかわいくて
 
しかし保存状態は悪いので町全体はかなりみすぼらしい。

 
この国はムスリムが多いのでモスクもそこここに見える。
そのためかこの国では写真を撮られることを嫌い、女性はおろか街並みを撮っていても止められることがあると添乗員から注意されていたのでおっかなびっくり撮っていたのだが
  
ケバブ屋のイケメンのお兄さんは喜んで被写体になってくれた。

 
昼下がりなので営業はしていなかったが、さすが町の中心というだけあって周りに食べ物屋は多く、どこかで見たことのあるようなキャラクターも。
 
絵がかわいいカフェや、ブルターニュ・ガレットの店まである。

 この広い道の先には大統領府があるらしいが、やっぱり閑散。

一度部屋に戻って涼み、時間になったらグループの皆様と一緒に車で観光に出発。

 道はきれいで、走っているのはほぼ日本車。

 
あちろこちら道端の屋台で売られているのはイエメンでよく見たカート
この国でもよく嗜まれているらしく、売り子は女性が多く、布がかけられているのは葉っぱを乾燥させないためらしい。

さて、観光と言っても見るもののないジブチ・シティ、まずやってきたのはリヤド市場。
 
ここは地元民のための昔ながらの市場で規模が大きく
 
仕立て屋さんもいる衣料品売り場の商品はもちろんほとんど中国製。

肉屋エリアではラクダ肉が多く売られているそうだが、昼下がりでは営業は終わっていて
 これは決して売り物ではない。

野菜・果物売り場は広くて店もいっぱいあるが
 
商品の鮮度は気の毒になるほど悪い。
それというのもこの国では野菜などほとんど採れず、多くはエチオピアから運ばれてくるからだそうで
 この日はちょうどバナナが入荷していた。

ローカル市場を見た後はこの国のスーパーへ。
 こちらはフランス資本のスーパーで商品もほとんどフランス製、フランスパン1本が120円と値段もフランス並みで、ここは当然駐在員御用達だろう。

と、これにてジブチ・シティの観光は終了。

夕食もホテルのレストランで
 
「ジブチらしさ」は皆無。そんなものがあればだけれど。


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北東アフリカの旅 1 ジブチ到着

2019-03-05 16:08:35 | アフリカ
2019年2月8日から20日まで ジブチからダナキル砂漠の旅

2月8日

地中海沿岸より南のアフリカへは初めての旅、おなじみS社のツアーに参加すると9名の同行者。
18時に成田空港に着いたが、団体チケットのためにネット・チェックインはできなくて、カウンター前に1時間15分も並ぶ羽目になった。

それでも旅行社の事前手配で無事に通路側席を確保し、
 T1ではいつもお世話になる大韓航空のラウンジへ。
しかしここのおにぎり、なぜいつもパサパサなんだろう。

エチオピア航空は定時に出発し、定時に仁川空港に到着。
この先も同じ飛行機でアジスアベバに向かうのだが、警戒厳重なソウルでは一度降機してセキュリティチェックを通り、さらに搭乗券までわざわざ新しいものに交換しなければならず、しかも離陸まで1時間しかないのだ。

売店もすでに店じまいしてしまった空港内を大急ぎで移動し、ゲートに到着すれば
 すでにこの行列。

以前は香港経由で中国人労働者を輸送していたこのルート、今は韓国人観光客やビジネス客を主に運び、いずれにしろ日本人だけでは席が埋まらないのだそうだ。

2月9日

13時間のフライトで、エチオピア航空しか見えないアジスアベバへは朝の7時40分に到着。
 
外の気温は16℃でさわやか。

ここからジブチ・シティ行きに乗り継ぐのだが、きれいな国際線ターミナルは通り抜け
 
一度外に出て国内線ターミナルへ移動。
 
いかにも古いこちらのターミナル、ジブチ・シティ行きは一応国際線なのだが。

そのジブチ・シティには10時半に到着。気温はアナウンスによれば29℃。
 
小さな空港内に飛行機はほとんど見当たらないが、元宗主国のエールフランスは来ていた。

 
入国するとエチオピア人ガイドやドライバーたちが迎えてくれて、これからの移動に使うトヨタの4WD4台で早速ホテルへ。

町の中心にあるホテルまでは20分。
 
交番のある広場に面したメネリク・ホテル。
 
入り口脇のテラスはちょっと雰囲気があるが部屋は狭く
 
もらった部屋の窓の外は裏道だし、バスルームの設備もいかにも古いが、まがりなりにもお湯が出るありがたさはこの後実感する。

 
ホテルのレストランでお昼をいただいたら、しばし自由時間。


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