Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

アルバニア周遊 23 ローマに寄り道して帰国

2024-12-09 10:49:29 | ヨーロッパ

9月29日

 アルバニアのパイの朝食もとうとう最後。
ティラナのKotoni Hotelは家庭的で実に気持ちのいいホテルだった。

到着した時に出迎えてくれた運転手さんに送られて空港へ。
 
大きな空港ではないが、チェックイン・ロビーはたくさんの旅行客でいっぱい。
まだ残っていた現地通貨はイタリア系コンビニでなんとか使い切った。

出発ロビーはワンフロアーで窓が大きく明るい。
 
旅の初めの方で行ったクルヤの町が滑走路の向こうに見える。

 
周りには飲食店やデューティーフリー、お土産屋さんなど意外なほどの充実ぶり。しかし土産物屋の値段は「まじか」と言うほど高くて、売る気があるとは思えない。

そこですぐにプライオリティパスで入れるラウンジへ。
 
入口は本当にここでいいのかと疑うような地味さだが、入ってみればおしゃれな内装で人も少なく静か。
 
食べるものも結構豊富で、マウンテンティーがあるのもいい。
 
機内ではスナックしか出ないとわかっているので豆のスープとチョコレートケーキをいただいておいた。

 
11:30予定のITA Airwaysは15分遅れで出発。

 
アドリア海を一跨ぎすればすぐにイタリア、1時間25分でローマに到着。

さて、次のソウル行きまでには7時間もある。どうせ乗り継ぎのために一度入国しなければならないので、荷物を預けて近場に遊びに行くことにした。
ところがローマの空港、荷物預けの場所がわかりにくい。ネットで事前に見ていたのでわかったが、一度外に出て別の入り口から入りなおさないとたどり着けないなんて、どうしてこんな作りになっているのだろう。

が、どうにか荷物一つを10€で預けて、次は空港鉄道の駅へ。
 ここからすぐ隣の駅にあるショッピングセンターへ行こうと思うのだが、券売機の前には長い列、しかもみんなうまく行かなくて戸惑っている。こういう機械には慣れているはずの我が同胞でさえ使えないのだからこれは無理、と判断してこれまた列の出来ている有人窓口へ。
 
こちらではすぐに切符を買えたが、たった一駅の乗車がなんと8€(約1200円)!どうやらゾーン制のようで、おそらくローマ中心部まで行っても同じ値段なのだろうが高~い!

すぐに出発する列車に乗って、10分ほどで最初の駅、Parco Leonardoで下車。
 
こちら、まわりはがらんとした中に駅前にはビジネスホテルやショッピングモール、マンションなどが立ち並ぶ新興住宅地らしい。

すぐ駅に繋がるモールに入って
  
 ジェラートを食べて一息。
周りには日曜のためか中学生ぐらいの子供たちがいっぱい。日本の地方都市のイオンモールみたいだ。

ショッピングモールとは言え、円安日本人ではスーパーぐらいでしか買い物はできない。
 大きいわりにあまり品揃えの良くない安売りスーパーだったけれど、お目当てのチーズは買えて、これがさすがにおいしくて安かった。

それでは早めに空港へ帰ろうと駅に戻ると、ここは当然のように無人で券売機しかない。
 
と、この券売機がまたダメで現金もカードも使えない。無賃乗車にはやたらに罰金の高いヨーロッパだけれど、カードも使えなかったというレシートがあるからなんとかなるだろうと空港に戻ると、こちらの改札は素通りだった。結局片道運賃で往復したことになるが、それでもこの運賃は高すぎる。そして機械類がすべてポンコツのイタリア、この国は大丈夫なのだろうか。

空港ではすごい数の中国人をかき分けてチェックイン、広いけれどわさわさして食べるものもあまりないプラザプレミアム・ラウンジでまた2時間ほど過ごし、暗くなってから無事にアシアナ航空に搭乗。

 仁川空港ではおなじみの王様の行列を眺めながら
 
ラウンジで友人と辛ラーメンを味見。周り中でズルズルやられるとやっぱり食べたくなっちゃう。

羽田空港には21時過ぎに到着。家には真夜中に着いた。
乗り継ぎは面倒だけれど、時間がたっぷりあればこれもまた楽しい。


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