11月6日 続き
島原駅前からバスに乗ること一時間弱、多くの旅館が並ぶ雲仙温泉を抜けて終点の小地獄温泉へ。
玄関前にバス停のある「青雲荘」が今夜の宿。
こちらは元国民宿舎だが2021年夏の土砂災害で被災し、2022年にリニューアル再開したとのことでロビーなどとてもおしゃれ。
通された部屋は琉球畳にベッドの置かれた部屋でとても広く
窓の外は緑で静か。
一息入れた所で早速お風呂へ。
こちらには内湯と露天があるが繋がっていないので、まだ明るいうちにまずは露天に入りに行く。
入口を入ると大きな窓のあるしゃれた休憩スペースがあり、左右に男女別露天。
写真はHPから
洗い場も外にある露天は広々。お湯は真っ白で強い硫黄臭、湯口で53℃のお湯は浴槽内ではちょうどいい40℃に調整されているが、こちらのお湯は小地獄の自家源泉でかけ流し。いかにも温泉らしくて気持ちいい~。
内湯の方は露天の手前に男女並んで暖簾がかかっている。
こちらも40℃の真っ白なお湯がかけ流されているが、外の方が温度調整のためにお湯の量が多いのか、硫黄臭は露天の方が強かった。
夕食は18時から、大きな食堂へ。
テーブルには前菜やメインの長崎和牛のすき焼きが並び、後から温かい料理も来て
ご飯はキノコ釜めしだったけれど、昨晩の食事の後ではいかにも普通。
11月7日
翌朝の食事も同じ食堂の同じテーブルで。
テーブルには定番おかずの入った箱が置かれ、その他にもサラダや洋食系などビュッフェで取ることができる。
品数は多いが、やっぱり普通で特筆すべきことなし。
食事の後はチェックアウトをして荷物をフロントに預け、ホテルの外へ。
目の前の道路を渡ると雲仙小地獄温泉の看板が立っていて
その奥にあるのが小地獄温泉館。こここそ源泉の直下にある共同浴場で九州八十八湯にも選ばれている。
ここに入りたくて青雲荘に泊まったのだが、水曜日は休館ということで朝やってきた。
青雲荘の宿泊者は500円の入浴料が半額になる。
9時半と共同浴場にしては遅い開館をたくさんいる猫と遊んで待つ。
時間ぴったりに扉が開いて、一番乗りでお風呂へ。
入ると六角形の浴室の高い窓から日が差してなんともいい雰囲気。
湯花がたくさん舞って真っ白なお湯は片方の浴槽は40℃、もう片方は42℃。青雲荘と同じお湯だけれど、この浴室で入ると一層気分がいい。
浴室の先には休憩所もあるけれど、きれいな青雲荘のロビーに戻ってコーヒー牛乳を一本。
呑み終わったらホテルの車で雲仙のバス乗り場まで送ってもらい
雲仙地獄を車窓から眺めて山を下った。
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