Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

佐賀・長崎の旅 7 出島と稲佐山

2024-12-25 15:51:35 | 国内旅行

11月7日 続き

長崎駅前に着いてみると、駅前は大工事中。
 ここに来るのは14年ぶり、当然駅も随分変わっている。
 これは変わっていない市電で2駅のホテルに荷物を置いて、もう夕方になるけれど長崎市内の観光へ。なにしろ前回来た時はほぼチャンポンを食べただけで、市内はまったく見ていなかったのだ。

と言うことでやって来たのは出島。
 
一度は完全に埋め立てられてしまった島を何年もかけて復元しているとのことで、対岸には実際の景色に重ねてみるガラスの説明版などもあってブラタモリみたい♡

 
立派な橋を渡って表門を入れば、通り沿いに木造の建物が思ったよりもたくさん復元されている。

展示はもちろん主にオランダとの貿易に関することだが
  
 
思った以上に充実していてつい読みふけってしまう。

 
船長や商館員の部屋の復元も畳にベッドでかわいいけれど
 
立派なカピタン部屋が見事に復元されていて
 
ダイニングルームのテーブルはクリスマス・ディナーの再現だとか。

各部屋の壁紙がとてもきれいで

これも残された資料から復元したものとか。

 
一番端にある明治時代に建てられた神学校にたどり着いた時にはもう日が暮れてしまったけれど、ここは午後9時まで開いているので大丈夫。
 おかげでこんなミッフィーちゃんも見ることができた。

復元された建物ばかりの施設なのであまり期待していなかったが、内容は予想以上の充実ぶり。
ここは来て良かった。

ここからは歩いて中華街へ行ってみたが
 にぎわっているのは団体客が来ているような大型店ばかり。
そう言えば以前来た時もあまりぱっとしていなかった。

また市電に乗ってめがね橋へ。
 
夜ではめがねに見えないけれど、暗い中サップの練習をしている人たちのボードにはライトが点いて幻想的。ナイトサップというそうで、こんな遊び方があるとは知らなかった。
しかしわざわざここまで来たのは橋を見るためでもサップを見るためでもなく、ここにおいしいチャンポン屋があると知ったからなのだが
 店にたどり着いてみるとなんと、「売り切れ、閉店」の張り紙。ああ、無情。

周辺には店もまばらで、
 仕方ないので長崎駅まで戻って駅ビル内の店へ。
 
こちらの皿うどんは長崎でも一番細い麺とのことで確かにパリパリ。しかし上にかかった餡はもやしばかりが目立ち、味はしょっぱい。「長崎で一番おいしいチャンポンはリンガーハット」という噂は本当だったか。

さて、今夜泊まるホテルの裏にはロープウェイのある稲佐山がある。
無料の循環バスもあるが、歩いて行けそうなのでちょっと暗くて人通りの少ない道をテクテク。
思ったよりも遠かったが、大きなサッカー場などの脇を歩いて坂を上がると
 
なぜか神社の境内の奥にロープウェイ乗り場がある。
 驚くほどたくさんのインバウンドの皆様とロープウェイに乗り込み
  
頂上駅からカラフルな電飾の通路を歩くと3本の電波塔、その先の展望台の屋上へ。

ここも外国人だらけだけれど

駅と港の周辺がきれい。ここ、最近は1000万ドルの「世界新三大夜景」と称しているそうな。
 よく見ると駅の向こうの山にはハートが見える。

1000万ドルの価値があるかどうかは疑問だが、夜のロープウェイが楽しいのは確か。
しかし山の上は吹きさらしで寒い!
いい加減にホテルに戻ろう。


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コメント (3)
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