Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

鎌先温泉 みちのく庵

2007-11-19 00:58:56 | 国内旅行
出張の前の週末、旅仲間と4人で温泉に行った。
宮城県白石市の鎌先温泉 みちのく庵
四季の宿 みちのく庵

東京からは東北新幹線の「やまびこ」で白石蔵王までちょうど2時間。駅からは宿の車で15分ほど。
旅館が数軒寄せ集まった鎌先温泉の集落を抜けて、「みちのく庵」はちょっと離れた小高いところにある。
 きれいな玄関を入って
 明るいロビーでお茶をいただきながらチェックイン。
 通された12畳のお部屋は新しくてとてもきれい。ベランダに通じる窓がとても大きいので部屋全体が明るい。椅子のある板の間が床暖でほんのり暖かいのも珍しく、ポイント高し。防音もしっかりしていて、近くの部屋に子供連れがいたようだがまったく聞こえなかった。ということはおばさんたちのかしましいおしゃべりも聞かれなかったと言うことで一安心。

一しゃべりしてお風呂へ。
 
高野槙の内風呂はたっぷりの大きさ、外の露天も4人ぐらいは一度に入れる。
お湯はわずかに茶色いがほとんど無色無臭。ただし最初に入った時は塩素のにおいがちょっと鼻をついた。源泉は23度と書いてあったから加温して循環していると思われる。
 秋らしく色づいた山を見ながらぬるめの露天にゆっくり入る。日本人でよかった~。

のんびりしていたらすぐに夕食の時間になった。食事はすべてお部屋出し。
 先付けと前菜。
鮎の甘露煮がおいしかったー。
 甘鯛とムラサキシメジの土瓶蒸し。松茸じゃないところがいい。
 これも珍しいブドウエビ。甘くて食べ応えあり。
 陶板焼きは仙台牛に大きなホタテと蟹。あ、ここでも蟹食べたんだっけ。どれもおいしゅうございました~。
 海老芋の蟹あんかけ
 鯛、あわ麩、蓮根もちの揚げだし
 温麺は白石の名物。きのこがいっぱい入っているのが嬉しい。
 デザートの抹茶ようかんも甘くなくていい。

地元のいい素材を使った、上品な味付けのお食事で大満足。

ふかふかのお布団でぐっすり眠って、朝風呂を堪能したあとはまたごはん。
 たっぷりのおかずに
 お餅の入った五穀粥。
食後はコーヒーも出る。
最近、旅館の朝食でもコーヒーを出してくれるところが増えたのは嬉しい。朝のコーヒーはやっぱりおいしいものね。

居心地の良さにお風呂以外は一歩も部屋の外に出ることなく、10時にチェックアウト。
会計を済ませて玄関を出ると、門の前で女将が記念のポラロイドを撮ってくれる。

普段は夕食の時にあいさつ回りにこられると言う女将、満室だった昨晩はお目にかかれなかったが、お話しするととてきさくな方。お客の少ない時に来たらさぞ楽しいだろうと思わせる。

お部屋に風呂は付いていないし、温泉はちょっと物足りない。これで2万5千円でも満足なのは食事に手をかけ、部屋にお金をかけているのがわかるから、そして女将が魅力的だからだろう。

インドで知り合った友人たちと東北の温泉でのんびりできる幸せ。
すごく楽しかったです、また誘ってください!

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コメント (4)
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