4月30日 続き
ウマイヤド・モスクを出た後は城壁に沿ってシタデルを廻ってみる。
11世紀に建てられ、その後代々の統治者によって改修され、フランス統治以降、最近まで刑務所だったという城砦は現在内部を工事中。ロンプラによるとビジターセンターなど旅行者向けの施設ができる予定だそうだ。
ぐるっと回って城壁の西に出てみると、大通りに面してサラディーンのかっこいい銅像がある。
日本製だという古~いポラロイドを持った写真屋のおじちゃんが話しかけてきた。
「君たち日本人を我々は大好きだよ。嫌いなのは君たちと同じ、アメリカ人とイスラエル人だけだ。この国ではイスラム教徒もキリスト教徒も仲良く暮らしている。攻撃してくるものを憎むだけだ。」別にアメリカ人を憎んじゃいないけど、おっしゃりたいことはよ~くわかりますよ。
この銅像のすぐ脇を入ればアーケードの連なるスーク・ハミディーエ。
ここでは重要な任務がある。
それはブログのおともらち、Kmala KMARさんのお言いつけどおりこの店↓へ行くこと。
アイスクリーム・ショップ、「バクダッシュ」
ここはロンプラにも「絶対行くべし」と書かれるほどの有名店。とにかく人気があって、このあたりを歩いている人はみんなここのアイスクリームを持っているほど。
それでは、とテイクアウトで混雑する店頭をすり抜けて奥に入ると中は細長く、たくさんのテーブルにたくさんのお客が座っている。
メニューは二つ、アイスクリームとムハラビーヤだけ。ムハラビーヤはバラ水で香りをつけたぽってりしたミルク・プディング。上にアーモンドとピスタチオがたっぷりかかっている。
これまたピスタチオがたくさんまぶされたアイスクリームはトルコのドンドルマと同じくサーレップが入っているので粘りがある。これを重い木の杵でついて、手で取り分ける。
どちらもあっさりした甘さで食べやすく、でもたっぷりの量とナッツで満腹になる。ふう、もうお昼は入らない。
老若男女、楽しそうなジモティーと一緒に食べるおやつはおいしい。
ミッションを一つ達成した後はスークの中を歩き、アゼム宮殿へ。
あまり目立たない入り口だが、チケットを買って中に入ると広い中庭の周りをぐるっと低層の建物が囲む。
18世紀、ダマスカスの統治者によって建てられたという白、黒、黄色の縞模様の建物はディテールまで凝っていて美しい。
なんてセンスがいいんだろう。
宮殿のたくさんの部屋は今は民族博物館になっていて、楽器や陶器、調度品などがとても素朴に並べられている。
本当は撮影禁止なのだけれど、知らずにこれだけ撮っちゃった。すみません、あまり見事だったもので。
室内のこれまた凝った装飾を楽しみ、中庭の木陰で涼むとゆったりと実に気持ちいい。
センスのいい暮らしっていいなあ。
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ウマイヤド・モスクを出た後は城壁に沿ってシタデルを廻ってみる。
11世紀に建てられ、その後代々の統治者によって改修され、フランス統治以降、最近まで刑務所だったという城砦は現在内部を工事中。ロンプラによるとビジターセンターなど旅行者向けの施設ができる予定だそうだ。
ぐるっと回って城壁の西に出てみると、大通りに面してサラディーンのかっこいい銅像がある。
日本製だという古~いポラロイドを持った写真屋のおじちゃんが話しかけてきた。
「君たち日本人を我々は大好きだよ。嫌いなのは君たちと同じ、アメリカ人とイスラエル人だけだ。この国ではイスラム教徒もキリスト教徒も仲良く暮らしている。攻撃してくるものを憎むだけだ。」別にアメリカ人を憎んじゃいないけど、おっしゃりたいことはよ~くわかりますよ。
この銅像のすぐ脇を入ればアーケードの連なるスーク・ハミディーエ。
ここでは重要な任務がある。
それはブログのおともらち、Kmala KMARさんのお言いつけどおりこの店↓へ行くこと。
アイスクリーム・ショップ、「バクダッシュ」
ここはロンプラにも「絶対行くべし」と書かれるほどの有名店。とにかく人気があって、このあたりを歩いている人はみんなここのアイスクリームを持っているほど。
それでは、とテイクアウトで混雑する店頭をすり抜けて奥に入ると中は細長く、たくさんのテーブルにたくさんのお客が座っている。
メニューは二つ、アイスクリームとムハラビーヤだけ。ムハラビーヤはバラ水で香りをつけたぽってりしたミルク・プディング。上にアーモンドとピスタチオがたっぷりかかっている。
これまたピスタチオがたくさんまぶされたアイスクリームはトルコのドンドルマと同じくサーレップが入っているので粘りがある。これを重い木の杵でついて、手で取り分ける。
どちらもあっさりした甘さで食べやすく、でもたっぷりの量とナッツで満腹になる。ふう、もうお昼は入らない。
老若男女、楽しそうなジモティーと一緒に食べるおやつはおいしい。
ミッションを一つ達成した後はスークの中を歩き、アゼム宮殿へ。
あまり目立たない入り口だが、チケットを買って中に入ると広い中庭の周りをぐるっと低層の建物が囲む。
18世紀、ダマスカスの統治者によって建てられたという白、黒、黄色の縞模様の建物はディテールまで凝っていて美しい。
なんてセンスがいいんだろう。
宮殿のたくさんの部屋は今は民族博物館になっていて、楽器や陶器、調度品などがとても素朴に並べられている。
本当は撮影禁止なのだけれど、知らずにこれだけ撮っちゃった。すみません、あまり見事だったもので。
室内のこれまた凝った装飾を楽しみ、中庭の木陰で涼むとゆったりと実に気持ちいい。
センスのいい暮らしっていいなあ。
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