Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

品川で薬膳鍋 「10zen」

2009-05-27 20:06:48 | 食べ歩き
最近どうもハーブ系とか薬膳ものに弱い。

一説によると年をとると味覚も嗅覚も衰えてくるので、それで香りの強い食べ物でも平気で食べられるようになるのだとか。健康を気にする所といい、要するに年取ったって証明。

そんなわけで同年齢の友人達と品川へ薬膳鍋を食べにでかけた。
薬膳・漢方料理 10-ZEN (品川):Vegetable Esthetic Restaurant 10ZEN

品川の駅から線路沿いに5分ほどの所に漢方薬屋さん、日本堂の「漢方ミュージアム」というアンテナショップがある。
 
ハーブショップのようにおしゃれな作りで若いお客を呼び寄せようという戦略。店員さんも若い人ばかりで、確かに入りやすく、おもしろい。
目指す食事処はその店の一角なので広くないが
 オープンキッチンにカウンター席もあってカジュアルな雰囲気。

本日のお目当てはその名もすごい「毒素排出鍋」。

 まずはサービスで真珠粉入りのグレープフルーツジュース。
真珠粉って中国でも人気があるが、要するにカルシウムよね。

そしてすぐにお鍋登場。
 
スープは2種類あり、どちらもウコッケイがベース。右の辛くないスープにはナツメやクコ、蓮の実など、漢方でおなじみの食材が入っている。左のピリ辛スープにはニンニクや八角が入り、さらに生薬入りの袋と紅花が目の前で入れられる。プ~ンと薬くさい香りがして、いい感じだ。

 具材はレンコン、山芋、かぼちゃなどの野菜に
 肉は1人前一品づつ選択。我々は鯛と豚、ダチョウにしたが、他に軍鶏、牛モツのチョイスがある。

先に野菜を投入し、肉や魚をしゃぶしゃぶすると、お肉にちょっと漢方くさい癖がついておいし~。さらにスープにおだしが良く出て、スープの方もゴクゴク。

それにしても写真の肉、野菜で3人前はちと少ない。特にお肉なんて、他の国なら1人前だ。というわけで野菜と肉を追加注文。

これを食べつくすとレンコンを練りこんだという稲庭のようなうどんが来て、最後の〆はデザート。
 パワフル美肌ゼリーは「すっぽんの生き血入り」とすごいが、食べれば普通においしいクランベリー・ゼリー。もちろんこういうのがお嫌いな方には普通の杏仁アイスやマンゴープリンの選択肢もある。

スープも具材も飲み物もおいしくて、気持ちだけでも体にいいものを食べた気がして満足度は高い。サービスの女性もちゃんと食材の効果、効能を説明してくれて非常に好印象。

これでお値段さえ台湾のきのこ鍋なみだったらもっと頻繁に通えるんだけどね。コース4800円+αは東京値段。

また毒素がたまったら行きましょう。


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コメント (3)
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