Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

はじめてのチェンマイ 4 市内寺院めぐり

2010-02-10 02:54:41 | 東南アジア
1月29日 続き

午後、ホテルから旧市街の入り口、ターぺー門まで歩く。

 
旧市街はぐるりと四角くお堀に囲まれ、お堀の内側にはところどころに城壁が残り、四方に門がある。
お堀には噴水が上がり、夜はライトアップされて、いささか作りすぎの感はあるが観光地らしくきれいだ。

門のところで手を挙げてソンテウを停める。
 
ソンテウは小型トラックを改造した乗り合いタクシー。はじめは乗り方がよくわからなくて躊躇したが、行きたい方向に向かって走っているやつを停め、行き先を言って値段を確認すれば大丈夫ということがわかってからはこればかり。市内ならほぼ20バーツで行くのだからトゥクトゥクよりずっと安い。窓が小さいので見晴らしはよくないが、風は良く通ってよくできている。

これでまず向かったのは旧市街西の端にあるワット・プラシン。
 
中央の大きなお堂に入ると正面にはちょっと頭の大きなお釈迦様。

その脇にかなりのお年と見えるお坊さんがいらっしゃって、大勢の人が拝んでいる。
これは徳の高い高僧かしらと近寄ってびっくり。
 これがなんと、皮膚のシミまで再現した蝋人形なのだ。

あとでチェンマイ在住Yunkaoさんのブログで知ったのだが、やはりこの方は北タイでもっとも位の高いお坊さんだったとのこと。ごく最近、盛大なお葬式があったのだそうだ。

この大きなお堂の隣には小さな書庫がある。
 
オリジナルは15世紀、20世紀の初頭に改築されたそうだが、壁の天女たちがたおやかで美しい。

このお寺の境内には建物がたくさんあって、書庫の後ろのこの小さなお堂。
 
 
中央に4面に仏像がはめ込まれた仏塔があり、これも華やかな細工で美しい。
タイの人は座ってお参りする時、横座りをするのだが、男性もこの座り方なのがおもしろい。

さらに奥にはおなじみの大きな仏塔があり  

もう一つ、大勢の人が入っていくお堂がある。
   
中はJTBのお客さんでいっぱいだったが、正面の仏像は小さいながら均整の取れた美しいもの。

そしてまわりの壁は壁画だらけ!
 
もちろん団体さんが消えるのを待ってじっくり見せていただく。

  
  
左手の壁画はあまり状態が良くなく、右手の方が絵も精巧な感じ。どちらも100年ほど前のものだそうだが、いかにもタイ風な絵柄で人の表情も楽しく、見ていて飽きない。

ワット・プラシンを満喫したら、来た道を少し戻ってワット・チェディルアンへ向かう。

目的地の手前で渋いお寺を見つけたのでちょっと寄り道。
 
チーク材でできたこのお寺はワット・パンタオ。14世紀のお寺を最近建て直したのだそうだが
 日本人的にはこの渋い落ち着きがお寺らしく感じてしまう。

そして隣のワット・チェディルアン。ここも境内にたくさんのお堂があるが、中央のお堂は他にもまして巨大で立派。
  
 
柱の金蒔絵が一本一本図柄が違ってきれい。

このお堂を回って裏を見ると
 
びっくりするほど巨大な崩れかけた仏塔がある。14世紀に建てられた時は90メートルの高さだったものが地震で現在の60メートルになってしまったというから、創建当時はどれだけすごかったことか。

さらにこの裏に回ると
 涅槃仏と
 布袋様?

玉石混合、チェンマイのお寺をお腹一杯楽しんだ。


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コメント (3)
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