Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

五島列島の旅 11 エピローグ・長崎

2010-12-05 14:16:16 | 国内旅行
11月3日・4日

 福江港からはジェットフォイルに乗って長崎へ。
  
全席指定だけれど船内はガラガラ、時速80キロ以上出るのでわずか1時間半の快適な船旅。
 
初めて見る長崎の町はなるほど坂が多そう。到着したターミナルが立派だ。

 今夜のお泊りは長崎駅前のアパ・ホテル。
へんな帽子のおばさんのCMで有名だけれど、寝るためだけなら必要十分な設備で便利で安い。

一晩しか滞在しない長崎、隠れキリシタンの旅の締めくくりということでホテルのすぐ裏手にある日本二十六聖人の殉教碑を見学に坂を上る。
 この丘で処刑された日本人信者20名のうちの1人は五島出身だったのだそうだ。

この碑の奥に建つ記念館にも入ってみたかったけれど残念ながらすでに閉館。

ということでキリスト教世界からは離れて市電に乗り 
  
祝日なのに、なのか、祝日だからなのか、あまり人がいなくて寂しい中華街へ。 

 目指すは五島在住のお友達推薦の「江山楼」。
他の店が閑散としている中、さすが人気店らしく席待ちの人が2,3組いる。

10分ほどで一階のテーブル席に通され、早速注文。
  
まずはトロトロに煮込まれた東坡肉。万頭にはさんで食べさせるところが長崎らしく、これはおいしい。
 定番の上チャンポンはクリーミーなスープがさすが。
 久しぶりにパリパリの麺が食べたくて頼んだ皿うどんも期待にたがわぬお味。
観光客が多く慣れているためか、二人で別のものを頼んだらすぐに取り分け用の小皿を持ってきてくれるところも気が利いていて○。
長崎の名物が食べられて、満足、満足。

アパ・ホテルでぐっすり眠った翌朝は朝食を調達に目の前の長崎駅へ。
 
  
目をつけておいたのは桃太呂の豚まん。一口サイズの小さな万頭の中身は玉ねぎの勝った味でシンプル。一緒に入れてくれるお酢をつけて食べるとさっぱりしていい。
それにしてもこの豚まん、お店に「一人前10個」と書いてあるので素直に10個買ったけれど、小さいとは言え5個食べれば十分。長崎の人は一度に10個食べるのだろうか。

長崎駅ではもう一つ、鯨の駅弁が買いたかったのだが見当たらず。竜馬ばかりなのであきらめて、リムジンバスで空港へ。
 市内から空港へは40分ほどかかる。

この空港の中はお土産屋さんが大充実。札幌には及ばないとは言え、さすが名物の多いところは強い。
目移りしつつ選んだのは
 中が空洞になった甘いお菓子の一口香に、きのこの入ったビーフン「養々麺」。
うに豆は長崎好きのLumiereさんが絶賛していたので買ってみたが、これはやばい。からっと揚がったそら豆にウニの風味でとまらなくなるおいしさ。次回長崎に行ったら大量買いせねば。
  
鯨弁当の代わりに持ち帰った大村ずしも中にしっかり味付けされた具がはさまっていておいしい。

ついでに五島のお土産はこちら。
  
右の「治安孝行(ちゃんここ)」と言うお菓子は五島のお友達にいただいたのだが、中に餡が入り、黄な粉にまぶされた餅菓子ですごくおいしい。これで御殿が建ったというさすがの銘菓。

というわけで、お土産を一杯抱えて無事帰京。
6泊7日、実に充実した五島の旅であった。


にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする