Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

シンガポールでB級三昧

2011-05-21 01:58:31 | 東南アジア
映画を見ながらやってきたのはシンガポール。
年に1,2度しか来ないところなので、今回は何を食べようかと思い悩む。だってここ、食べる以外に楽しみははないんだもの。

高級なところももちろんあるけれど、今回はいつもに輪をかけてB級尽くし。

まずは朝食のためにわざわざMRTに乗ってタンジョン・パガーまでおでかけ。
 
椰子の木の向こうには近未来的な高層ビルがそびえているが、目的は手前の古ぼけたビル。1階にはトロピカル・フルーツでいっぱいの果物屋さんが並ぶ庶民のための台所。
 2階は駐車場のような吹き抜けになっていて、ここに食べ物屋台が並ぶ。シンガポールで典型的なホーカーセンターだ。

お目当てはこちらの小さな屋台、Makan Sutra Nasi Lemak Pandan Rice
 
本当にどこにでもある屋台だけれど、ガイドブックにはおすすめと書いてあるし、店先にもなにやら賞を取った雑誌記事などが貼ってある。
ガラスケースには揚げ物がいろいろ並び、中にいるお姉さんは愛想がいい。

見ているとジモティーは揚げ物の指定をいろいろしているみたいだけれど、よくわからないので「鶏モモのナシ・レマ1つ」とお願いしたらこれが出てきた。
 ナシ・レマとは典型的なマレーの朝食。
真ん中のご飯はパンダンという香草とココナッツミルクで炊かれているのでうっすらと緑色がかり、そのまわりにフライドチキン、揚げた魚、オタオタという魚のすり身で出来たかまぼこのようなもの、イカンビリというピーナッツと小魚のミックス、薄焼き卵、きゅうり、それにサンバルという辛いソースがのっている。
これを混ぜ合わせながら食べるのだが、鶏も魚もからっと揚がって実においしく、オタオタはかなり辛いのだけれどピーナッツの甘さがこれを中和する。
そして何よりもご飯がおいしい!パサパサの長粒米は普通に炊くと癖のある香りがして日本人にはおいしく感じられないが、これは適度に味がついて本当においしい。
ものすごく辛いサンバル以外はきれいに平らげて、これでS$2.5(約160円)。
この地味なメニューにしばらくはまりそうだ。

夜は以前にも行った Song Fa Bak Kut Teh
前回は朝、1人で行ったが、夜に行ってもここは大賑わい。
  
連れがいる今回は肉骨茶に加えて豚足と鶏爪も注文してコラーゲンを大量摂取。
スープに油條を浸して食べるのがおいし~。

翌日の晩は仕事の終了が遅くなったのでチョイスがあまりない。
「ツーリスト向けだね」とジモティーには受けが悪いようだが、エスプラネードにある Makansutra Gllutons Bay という屋台街に行く。
 屋台は10軒ほど、なるほどお客さんは外国人が多いようだが、なにしろここは景色が良い。
 これはネットから拝借した写真だけれど、この通りの景色が目の前に見える。
ビルの上に船かサーフボードをのっけたような建物は今話題のマリーナ・ベイ・サンズ。カジノがあることでも話題だが、不況の日本ではもうこんな建物は建たないね、と日本人同士嘆息する。

 マレー系のサテーにインド系のロティ・プラタ、中華系のチャー・クェイ・ティアオといろいろ取り揃えて食べられるところがシンガポール風。
でもジモティーの言うとおり、ここのお味はごく普通。やっぱり朝行ったようなローカルなホーカーの味にはかなわない。

 最後は甘ーいサワーソップとマンゴーのかき氷でしめて、さあ、次は香港に飲茶を食べに行こう。


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コメント
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