Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

五反田でペルー料理 「アルコ・イリス」

2013-07-24 11:38:55 | 食べ歩き
近い割にはめったに降り立つことのない五反田、用事のついでにまた変わったものでも食べようと検索してみるとペルー料理屋がある。

というわけで駅前の猥雑な飲み屋街の中にあるこちらの店へ。
 レストラン アルコ・イリス
飲み屋街の中と言っても大通りからそば屋の角を曲がればすぐなので怪しい店の間を歩く必要はない。
上を見上げていないと見落とすが、窓に大きく店名が書かれている。

狭くて暗い階段を上がると大きなペルー国旗。
 
店内は明るく、壁にはマチュピチュやナスカのポスターが貼られているが、陽が良く当たるのか色あせている。

迎えてくれたのはまたも愛想のないおっさん。チープなTシャツ姿で無口だが、どうも日系ペルー人っぽい。
すぐにメニューやお水を出してくれたので、今度の愛想のなさは無問題。
しかしこのところ愛想のないおやじに良く当たる。

ランチメニューには6種類ほどの料理があり、どれにもスープが付く。
 すぐに出てきたこちら、マカロニや野菜も入っているが牛肉のお出汁が濃厚。かなり肉々しいにおいなので、肉嫌いには厳しいかもしれない。お肉は好きなのでおいしくいただいたが。

メニューから選んだのはこちら。
 Cau Cau という牛のハチノスとポテトの煮込み。
名前の通り、皿の上にはハチノスがてんこ盛り。ポテトの他にはグリーンピースが入っているだけのシンプルさ。
黄色いのはターメリックで、ちょっと変わった風味があるのはなんだろうと思ったら香草が少し入っている。たぶんバジルだと思うが、これと青っぽいグリーンピースがハチノスのくせを和らげている。と言ってもハチノスに臭みはなく、柔らかくて食べやすい。
マイルドな味付けで、シンプルな分途中でちょっと飽きてくるが、その時には添えられたチリソースを加えるとおいしい。

店内のボードには夜のおすすめとしてハツやらホルモンやらが紹介されているので、ここは臓物料理が得意らしい。ペルー料理がそういうものなのだろうか。

がっつりボリュームのあるランチはこれで750円。
気取らない店内と言い、シンプルな料理と言い、ペルーの大衆食堂はこんな感じかなと思わせる。

男性向けの料理だと思ったが、1時過ぎの先客は女性の二人組で、後から入って来たのも女性の4人グループだった。
こと食べ物に関しては男性よりも女性の方が冒険心があるからだろうか。

珍しいものが食べられて面白かった。


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コメント (6)
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