Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

池上梅園

2016-03-10 23:44:23 | 国内旅行
桜の季節には花見に行くことが多いが、考えてみると梅の花はあまり見に行っていない。
たまには梅の香りでも嗅ごう、水戸にでも足を伸ばそうか、と調べてみたら、なんだ、近所にも梅園があるじゃないか。

と言うことで西馬込の駅から徒歩10分、やってきたのは
  
池上梅園
本門寺さんのすぐ裏手にあるがここはお寺とは関係なく、大田区の公園。入場料100円とお安い。

 
入るとすぐ木の階段が伸びていて、斜面には赤や白の梅が370本。
梅はなぜか大田区の花なんだそうで。
  
花の向こうに見えるのは東海道の線路やビルといささか味気ないが、暖かな午後だったので子供連れやカップル、お年寄りと結構な人出。

 さほど広い公園ではないが20種類以上の梅があるようで
  
見驚、月の桂、豊後など、木にかけられた札の名前も優雅だ。

 
白梅もちょっと緑がかったものから 
 
がくのピンクが透けるもの
 
枝振りや花の付き方も様々。   
 
ピンクの八重はかわいらしく 
 
紅梅は華やかでひときわ人気がある。
  
 
枝垂れ梅やおもしろい枝ぶりの木も多いが、期待した梅の香りがほとんどしなかったのはもう花も終わりに近づいていたせいだろうか。
梅の花を見るのに3月ではもう遅かったらしい。

コンパクトな園内には茶室も3室あって
 
  
ここで必要とも思えないが雪吊りが美しい。
梅のピークを過ぎていたとは言え、100円でこれだけ楽しめれば満足。

梅園を出た後はせっかくなので本門寺さんへ。
  
多宝塔を見ながら大堂の裏から入り、
  
仁王門を抜けて日蓮上人にご挨拶。
 
階段を下りて総門を抜ける逆コースをたどってしまった。

この総門を出てちょっと行くと池上名物のくず餅屋さんが2軒並んでいるので、花の後は団子と池田屋さんで一休み。
 
この東京のくず餅というのは葛粉ではなく小麦粉を発酵させて作るものだそうで、ちょっと酸っぱいような香りがあるがモチモチしたところにたっぷりと黄な粉と黒蜜をかけて食べるのは結構好き。
池田屋さんではテーブルに黒蜜の大きな入れ物が置いてあるのでかけ放題、この蜜がどろりと濃厚で、一皿600円とちょっとお高いがおいしくいただいた。

ここから今度は池上駅まで歩くと、駅前にもう一軒のくず餅屋、浅野屋さんがあって、
  
いつもの悪い癖でつい食べ比べ用にとまた一人前買ってしまった。
こちらは330円とお安いが、くせがちょっと強く、食感も固めだったのは翌朝食べたせいだろうか。
黒蜜も少し薄めで、個人的には池田屋さんが好み。

さらに池上の戦利品は池田屋さんの向かいのゴマ屋さんのドレッシングに
 
本門寺境内で売っている桜ジャム。これはさくらんぼ果汁と蜂蜜を使ったジェリーに桜の花も入っていてちゃんと桜の香り。ヨーグルトに入れるとおいしい。

結局やっぱり花より団子で終わってしまった。


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コメント (2)
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