Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

春のオランダ 6 アムス散策

2016-04-24 23:43:44 | ヨーロッパ
3月27日 続き

国立美術館を出たのが午後2時過ぎ。
さすがにお腹が空いたので、目星をつけていた店に行こうとトラムに乗って Spuiという所で下車。

お目当てはインドネシア料理の Kantjil & de Tijger と言う店。
  
Tijger とは虎のことなのだろう、店の奥には虎がいる。

わざわざここまで来たのはこの店にインドネシアン・ハイティーがあると知ったからなのだが、イケメンのウェイターに注文すると、「ごめん、今日はやってないんだ」と無情の答え。
インドネシア菓子が食べられるかと期待していただけにがっかりだが、仕方がないのでライスターフェルを注文。
オランダのライスターフェルとは小皿料理がいろいろ並ぶセットメニューのことで、
 この店ではチキンサテー、ビーフレンダン、ガドガドサラダにインゲンの炒め物、きゅうりの甘酢漬けにご飯とエビクラッカーとインドネシア料理入門編のような品揃え。
しかしガドガドのソースは結構しっかり辛く、インゲン炒めはエキゾチックなスパイス使いでご飯によく合い、インドネシア本国の味と比べても遜色ない。
 店オリジナルらしいレモングラスと柑橘の入ったアイスティーもおいしくて、オランダでインドネシア料理を食べると言う目的も達成。

食後はショッピングでも、と運河沿いをぶらぶらと散歩。

 
間口が狭く、ひょろりと背の高い建物に大きな窓が並び、一軒一軒かわいい軒の形が違いながら全体に統一感があるのがアムステルダムの街並みの魅力。
そんな家々の前、運河沿いには路上駐車の車がずらり。 
 運河にかかる橋の欄干にはどこも自転車がずらり。

  
入口ドアも建物同様、なんだか細くてひょろ長いが、
 不思議なのは運河沿いでも半地下の入り口があること。
ここの運河は大雨などで氾濫することはないのだろうか。

 その運河にはハウスボートが並ぶ場所がいくつもあり
  
中には上甲板が庭のようになっているものも。これらのボートは動くことなく電気やガスも引かれていて、中にはアパート同様借りられるものもあるので検討もしたが、この時期ではまだ寒そうなので今回は見送った。

こちらはガイドブックなどでおしゃれショッピングストリートと紹介されている9ストラーチェス
 
だけれど、若い子向けなのか、特に興味を引く店はなし。
  
窓辺の看板猫と、アムステルダム名物、マリファナを吸えるコーヒーショップが目を引くぐらい。
 
大量のチーズが並ぶ専門店はあちらこちらにあるが、どこでも試食が好きなだけできるのでつい食べちゃう。

匂いに誘われて入ってしまったのはこちらのお店。チョコレートクッキーの専門店のようで
  
  
カウンターの向こうではきれいなお姉さんたちが中にバターのような塊を入れてクッキー生地を団子に丸め、それをそのままオーブンに入れるとつぶれて平らなクッキーになる。
 
アパートに持ち帰って割ってみると中は甘いホワイトチョコ。苦みの効いたチョコレートクッキーも濃厚で、甘いけれどこれはおいしい! 1つ1.85ユーロ(240円くらい)とちょっとお高いが、大きくて食べでがあるし、もっと買っておみやにすればよかった。

夕食はお昼が遅くてたっぷりだったので、今度はオランダの成城石井、高級スーパーのMarqtでスープとサラダを買ってまたお家ごはん。
 スープは「スリナム風」とあったが、食べてみると中華風の醤油味にチキンがいっぱい入ってとても食べやすい。
スリナムってどこだっけ、と調べてみると南米の元オランダ領。東インド会社がインド人やインドネシア人をたくさん送り込んだので、元黒人奴隷とともに多民族国家になったのだそうだ。

おいしいものがあるとなれば南米のスリナムにも興味が湧く。


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コメント (4)
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