Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

鹿児島で年越し 3 指宿方面ドライブ

2017-01-25 11:20:46 | 国内旅行
年が明けた元旦、まずはご先祖の墓参りに。

前回もやっとだった足腰の弱った父親、しかしここは車いすと言うわけにはいかない。
 なにしろこんな急斜面にびっしりと墓石が並ぶのだから。

亀のような歩みでなんとか墓参を果たしたが、感心したのは他にも家族総出で元旦からお墓詣りに来ている人たちの多いこと。
しかも皆さん、すれ違うとにこやかに挨拶をしてくださる。関東辺りではこうはいかない。

過酷(笑)な墓参りから無事生還を果たすと時刻はすでにお昼。
そこで天文館で昼食をとることにしたが、さすがに元旦では開いている店が少ない。

 
どうにか営業中のラーメン屋さんはおばちゃんが一人で切り盛りするカウンターだけの小さなお店。
ラーメンは正直いまいちだったが、カウンターで昼から酒盛りの常連さんたち、隣に座った旅行者家族ともすぐに仲良くなって、九州はやっぱり暖かい。

午後は父を親戚宅に送り届けて、自分と弟はドライブへ。
指宿方面に行こうと言うことになったので砂蒸し風呂に行ってみたかったが、経験者の弟に「熱いからいやだ」と拒否されて、結局いつもの道の駅めぐり(またかよ!)。

まずは目の前に巨大な石油基地のある喜入。

57基のタンクに735万kl、日本の石油消費量2週間分を貯蔵できるこの基地は世界最大級だとか。
 
道の駅は売店よりも建物の2階にある温泉の方が売りのようだが、ちょっと買い物をしたら甘~い焼き芋がおまけで付いてきた。

 さらに進んで「道の駅いぶすき」

展望台に上がると錦江湾越しに大隅半島が見えてとても景色がいい。

ここの売店は充実していてお客さんも多いが、圧巻なのはあちこちの高校で作られた豚味噌缶詰がずらりと揃っていること。
 
中でも伊佐農林高校の「更生乃素」なる缶詰が目につくが、調べてみるとこれが1957年から作られている高校豚味噌缶の元祖だった。名前の由来は豚肉価格の暴落で困窮していた養豚農家の更生のためだそうで、ぐれた高校生の更生のためじゃなかった。

道の駅を出た後は池田湖へ。
 イッシ―が騒がれたのは昭和53年だそうなのでもう39年も前のこと。

本日もイッシ―出現の兆候はなし。
 夕空に映える開聞岳を拝んで鹿児島市内に戻った。  


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コメント (4)
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