今回のミャンマー行きはタイ航空。
前回ミャンマーに行った時以来の利用なのでこちらも5年ぶり。
羽田からバンコクへは昨年のフィンエアに続いてエアバスA350。
この飛行機は天井が高くて明るいのが好き。
なによりエアアジアのように寒くないのがありがたい(笑)。
寒くないので冷たいジンジャーエールをいただいていると
昼食にはまだ早すぎるがすぐに機内食サービス。
ビーフは辛くないグリーンカレーで、これはおいしかった。
食べながら映画1本目。これはぜひ見たいと思っていた
「スリー・ビルボード」 Three Billboards Outside Ebbing Missouri
今年のアカデミー賞で主演女優賞と助演男優賞を取った、この二人の演技が圧巻。
どちらも一筋縄ではいかない複雑な人間を演じていて、アメリカでもちゃんとこういう人間性を描けるんだ、と感心。
プッツン役の多いウッディ・ハレルソンが一応善人役だったのもちょっと意外。
ミズーリ州は随分昔に一度行ったことがあるが、まっ平らで広大な土地の小さな町は誰もが知り合いでさぞ息苦しいだろう、とこの映画を見ているとひしひしと感じる。
ラストはどう解釈すべきか、いろいろな意味で今のアメリカが良く表れていると思う。
2本目にもアカデミー賞を取った「シェイプ・オブ・ウォーター」がぜひ見たかったのだが、機内誌には載っているのにモニターの選択肢にはない。
仕方がないのでこちらを選択。
Goodbye Christopher Robin
子供の頃、一番の愛読書だった「クマのプーさん」の作者とその息子、クリストファー・ロビンのお話。
息子の子供時代を演じる子役のえくぼがかわいくて、衣装も挿絵のまんま。
ロケは原作に描かれた舞台の森で行われたようで、本が描かれるまでの親子の場面がとても美しい。
しかし息子の本名を本に使ってしまったために、成長したクリストファー・ロビンは生涯その名前に苦しむことになる。
映画では親子の確執をうまく納めさせていたが、実際にはもっと厳しい関係だったようで、それを知ると「クマのプーさん」もほろ苦い。
バンコク到着の前にはピザパンが出て、7時間のフライトでは映画2本がせいいっぱい。
帰路は早朝発の成田行きで、A380の予定が747に機材変更。
おかげでせっかく取れていた通路席が真ん中の席になってしまい、設備も古くて何かと残念。
すぐに提供される機内食は朝食メニューだが
オムレツよりはチキンが正解。
あまり食指の動くもののない映画メニューからはこんなものを選んでみた。
Far from the Madding Crowd
トーマス・ハーディ原作、「遥か群衆を離れて」の2015年の再映画化。日本では劇場公開はされなかったよう。
19世紀としては非常に自立した女農場主を演じるのはキャリー・マリガン。
キャリーちゃんはとてもかわいくて、19世紀の衣装も良く似合うが、どうも独立独歩の意志の強い女には見えない。
随分昔にテレビで見た1967年の前作ではジュリー・クリスティーが主人公を演じていて、やはり彼女ほどの強さがなければ2人の理想的な男達からの求婚をはねつけながら、しょうもない男と結婚してしまう女の悲劇が浮き立たない。
キャリーちゃんをけなげにサポートする理想の男はマティアス・スーナールツ。いかにも農夫らしいたくましい体つきがこの役にぴったりで、この人は時代劇がよく似合う。
この後はイギリスの「建物探訪」みたいなTVシリーズを見て
クリームソースチキンのトルティーヤを食べたらもう成田到着。
5時間のフライトは短い。
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前回ミャンマーに行った時以来の利用なのでこちらも5年ぶり。
羽田からバンコクへは昨年のフィンエアに続いてエアバスA350。
この飛行機は天井が高くて明るいのが好き。
なによりエアアジアのように寒くないのがありがたい(笑)。
寒くないので冷たいジンジャーエールをいただいていると
昼食にはまだ早すぎるがすぐに機内食サービス。
ビーフは辛くないグリーンカレーで、これはおいしかった。
食べながら映画1本目。これはぜひ見たいと思っていた
「スリー・ビルボード」 Three Billboards Outside Ebbing Missouri
今年のアカデミー賞で主演女優賞と助演男優賞を取った、この二人の演技が圧巻。
どちらも一筋縄ではいかない複雑な人間を演じていて、アメリカでもちゃんとこういう人間性を描けるんだ、と感心。
プッツン役の多いウッディ・ハレルソンが一応善人役だったのもちょっと意外。
ミズーリ州は随分昔に一度行ったことがあるが、まっ平らで広大な土地の小さな町は誰もが知り合いでさぞ息苦しいだろう、とこの映画を見ているとひしひしと感じる。
ラストはどう解釈すべきか、いろいろな意味で今のアメリカが良く表れていると思う。
2本目にもアカデミー賞を取った「シェイプ・オブ・ウォーター」がぜひ見たかったのだが、機内誌には載っているのにモニターの選択肢にはない。
仕方がないのでこちらを選択。
Goodbye Christopher Robin
子供の頃、一番の愛読書だった「クマのプーさん」の作者とその息子、クリストファー・ロビンのお話。
息子の子供時代を演じる子役のえくぼがかわいくて、衣装も挿絵のまんま。
ロケは原作に描かれた舞台の森で行われたようで、本が描かれるまでの親子の場面がとても美しい。
しかし息子の本名を本に使ってしまったために、成長したクリストファー・ロビンは生涯その名前に苦しむことになる。
映画では親子の確執をうまく納めさせていたが、実際にはもっと厳しい関係だったようで、それを知ると「クマのプーさん」もほろ苦い。
バンコク到着の前にはピザパンが出て、7時間のフライトでは映画2本がせいいっぱい。
帰路は早朝発の成田行きで、A380の予定が747に機材変更。
おかげでせっかく取れていた通路席が真ん中の席になってしまい、設備も古くて何かと残念。
すぐに提供される機内食は朝食メニューだが
オムレツよりはチキンが正解。
あまり食指の動くもののない映画メニューからはこんなものを選んでみた。
Far from the Madding Crowd
トーマス・ハーディ原作、「遥か群衆を離れて」の2015年の再映画化。日本では劇場公開はされなかったよう。
19世紀としては非常に自立した女農場主を演じるのはキャリー・マリガン。
キャリーちゃんはとてもかわいくて、19世紀の衣装も良く似合うが、どうも独立独歩の意志の強い女には見えない。
随分昔にテレビで見た1967年の前作ではジュリー・クリスティーが主人公を演じていて、やはり彼女ほどの強さがなければ2人の理想的な男達からの求婚をはねつけながら、しょうもない男と結婚してしまう女の悲劇が浮き立たない。
キャリーちゃんをけなげにサポートする理想の男はマティアス・スーナールツ。いかにも農夫らしいたくましい体つきがこの役にぴったりで、この人は時代劇がよく似合う。
この後はイギリスの「建物探訪」みたいなTVシリーズを見て
クリームソースチキンのトルティーヤを食べたらもう成田到着。
5時間のフライトは短い。
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