Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

多摩川七福神巡り

2021-02-09 18:35:09 | 国内旅行

七福神巡り第三弾で今度は多摩川べりへ。

出発点は東急多摩川線の武蔵新田駅。初めて降り立ったのだが、駅名を「むさししんでん」だと思い込んでいたところ「むさしにった」だったと発見。

まずは駅からすぐ、線路脇に小さな祠があって、これが福禄寿を祀る矢口中稲荷神社。
  
 両脇のキツネがなぜか赤い檻に入れられている。

ここから線路脇を歩いて少し行くと頓兵衛地蔵。
  
頓兵衛とは南朝の忠臣、新田義興を溺死させてしまった矢口の渡し守で、後に改心してお地蔵さんを建てたとか。
 その堂内のお地蔵さんの前に布袋さんがいる。

駅名の新田はこの義興にちなんでいるわけで、非業の死を遂げた霊を鎮めるために建てられたのが次の新田神社。
  
 なのでうなる狛犬なんて面白いものもあるが、新田義貞の次男のことなんて正直全く知らなかった。

こちらの神社はなかなか商売上手らしく
 
願い事を書くキツネとか、なぜかやなせたかしのお守りとか、もちろん疫病退散祈願も受け付けている。

 こちらには恵比寿様がいらっしゃって、社務所では七福神の色紙が売られ、七福神すべてのスタンプをここ一か所で押すことができる。
実はこの前に寄った2ヶ所には小さなスタンプ台になかなかしっかりした説明書が置かれていた。
 
なので他でもこの説明書にスタンプをもらおうと思ったら、この2ヶ所以外にはなくてがっかり。そうと知っていたら新田神社で7つスタンプを押したのに。

新田神社を出たら昔ながらの商店街をまっすぐ歩いて十寄神社へ。
 
小さな神社だが義興と共に討ち死にした側近10名が祀られているそう。
その勇ましい由来にちなんでか、こちらの七福神は毘沙門天。

ここからはしばらく歩いて多摩川べりへ。
 
広々とした境内にこじんまりした東八幡神社。
 覗き込むとかわいらしい弁財天がいらっしゃった。

この神社のすぐ目の前が多摩川の土手で
 
 真っ青な空に真っ白な富士山も見える。

駅方向に引き返してしばらく行った所に今回唯一のお寺、浄土宗の延命寺。
  
 
本堂の脇、地蔵堂の中に寿老人が見えるが、扉に付けられた小さなお賽銭入れがポストみたい。
 境内の紅梅が咲き始めている。

さらに駅の方へ戻って、最後は氷川神社。
 
マンションに囲まれ、境内は児童公園になっていてここにいらっしゃるはずの大黒天の姿も見えないけれど
 こちらの梅も見事な枝ぶり。

これにて多摩川七福神巡りは終了、1時間半で武蔵新田の駅に戻って来たが、線路を越えて今度は池上線の千鳥町駅へ。
線路わきの目立たない小路のマンションに看板があって
 
急階段を上った2階の廊下の端に「The Living」というカフェがある。

扉を開けると「靴を靴箱に入れてスリッパに履き替えてください」と言われて驚くが
 
マンションの1室を改装した店内はアジアチックな内装にゆったりしたソファが5組。
この店は豪華なフルーツパフェで有名だそうで、実際先客の3組は皆さんすごいボリュームのいちごパフェをシェアして召し上がっている。
 これはHPからお借りしたが、本当にこの姿(笑)。
しかしこれは要予約のメニューなので
 
今回はエッグベネディクトに普通のパフェ1つは今回同行の友人と二人でシェア。
付け合わせの小皿がどれもおいしく、パフェもこれで十分。

腹ごなしのためにここから大岡山までまた歩いて、この日の総歩数は15,952歩、移動距離11.5㎞。
七福神巡りだけなら7,000歩ほどでちょっと物足りない。


これまでの七福神巡り:

日本橋七福神
山手七福神
荏原七福神


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コメント (2)
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