Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

池上七福神巡り

2021-02-24 16:45:15 | 国内旅行

先日の池上梅園、ついでと言うかこちらが主と言うか、池上の七福神もお参りしてきた。

出発は東急池上線の池上駅。
降りてみるとしょぼかった駅舎が最近はやりのおしゃれな木の内装になっていて、駅の上にはビルが開業間近で驚いた。

その駅を出たら本門寺とは反対の静かな住宅街の方へ歩き、5分ほどで最初の曹禅寺へ。
 こちらは曹洞宗のお寺。池上七福神は日蓮宗のお寺ばかりかと思ったらそういうわけではないらしい。
 
布袋様は本堂脇の小さな祠の中にいらっしゃって、隣に建つ筆塚のお地蔵さんは赤い帽子とポシェットがかわいい

ここから駅方向に戻ると、
 途中にミモザの木がもう真っ黄色の花をいっぱいつけて華やか。

線路を越えて商店街を少し歩き、池上通りを渡ると次は微妙庵。
 コンクリート造りのあまり風情のないお堂だがこの中にいらっしゃるのは毘沙門天。姿は見えるが堂内撮影禁止とあるのでスタンプだけいただいた。

次は第二京浜を少し歩き、また静かな住宅街に入っていくと
 日蓮宗の本光寺。
 
真新しい小さなお堂の中に大黒天がいらっしゃるが、本来は現在改修工事中の馬頭観音堂というところにお住まいらしい。

ここから池上梅園で花見をして、山すそに本門寺に連なるお寺がいくつも並ぶ中、その一つの厳定院へ。
 
ここでは石造りの祠の中に弁天様がいらっしゃるが
 
本堂の脇にも紅白の梅が見事に咲いていた。

七福神も半分回ったし、時間も1時をだいぶ過ぎたので、ここでランチ休憩を取ることにする。
 
連月」さんは昭和8年に建てられた元蕎麦屋。今は古民家カフェになっていて
 
1階はテーブル席、2階はお座敷で結構な席数があるが、平日のお昼過ぎでもほぼ満席になる人気ぶり。
入ってすぐにレジで注文と支払い、あとはすべてセルフサービスだが、用意されたお水までおしゃれで
 
友人は日替わりのプレートランチ、自分が頼んだ鱈のカスエラはレモンの思い切り効いたソースがおいしい!これは真似してみよう。
 他のお客さんたちが飲んでいたソーダ類やお菓子もおいしそうだったし、ここは人気があるのも当然かも。

エネルギー補給をしたらすぐそばの本成院で福禄寿を拝み
 
本門寺の総門をくぐって階段を上がると
 
途中に河津桜が満開。ピンクの色が濃くて、やっぱり桜は梅に比べて派手だ。

 本堂で手を合わせ
 
お掃除日蓮君(?)や五重塔を見ながら墓地を抜けると
 妙見堂の裏手に出た。表に回っても小さなお堂だが、この中には加藤清正の娘が奉納した妙見菩薩が収められているそうで
 
その脇のさらに小さな祠に樹老人。
 手前の手水舎ではカラスが派手にしぶきをあげながら水浴びをしていてびっくり。そんなことするんだ。

ここから急階段を降り、ちょっと折れたらすぐに最後の養源寺。
  
恵比寿様はどこかと探すと本堂の隣の民家の玄関のような所にここだと張り紙があり
 
恐る恐る開けると確かに正面にいらっしゃった。

これにて池上七福神巡りは終了。
 初めのお寺にあったわかりやすい地図にスタンプも無事に7つ押せた。

最後は総門前のごま屋さんで買い物、と相変わらず手ぶらでは帰らない。
  
 
今回買ってみたおはぎは細長い一本の真ん中で二色に分かれていて、黒い方はこし餡、白い方は粒あんと面白い。

本日の総歩数は13,900歩、移動距離10kmになったが、七福神めぐりだけなら5km程度のはず。平坦な道でわかりやすいし、静かでいい散歩コースだ。

これまでの七福神巡り:

日本橋七福神
山手七福神
荏原七福神
多摩川七福神巡り


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コメント
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