Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

荏原七福神巡り

2021-02-01 13:13:30 | 国内旅行

七福神巡り第二弾はこれまたご近所の荏原。

まずは隣駅の西小山まで歩き、昨年11月にできたという西小山Craft Villageへ。

線路脇から1分ほどの所にコンテナの集合体が見えたらそれが目的地。
  
 
コンテナの中は飲食店になっていて、それらをつなぐウッドデッキにテーブルやイス、真ん中には季節柄こたつスペースもあって、さらに屋上のテラスにも上がることができる。

中の一軒がトルコ料理屋なので、本日のお昼はこちらのキョフテサンド。
 
トルコ人料理人が注文を受けてから作ってくれたこのサンド、スパイスの効いたキョフテに野菜もたっぷり、特にパンがモチモチとおいしくて、そう言うとおじさん、「うちのは自家製ですから」と自慢そう。小さな店内でいただいたらチャイもサービスに付けてくれた。

こちらに入っているお店は近辺で評判のいいお店の二号店的な所が多い様子。
今の季節の昼間もいいし、暑い季節には夜のテラスも良さそう。
いかにも若い人たちが始めたらしいこのプロジェクト、ぜひ成功してほしい。

と腹ごしらえを済ませて、七福神巡りに出発。

西小山の駅を越えて小さな飲食店街を過ぎ、住宅街の中に緑が見えたらそれが小山八幡神社。
  
 拝殿の脇に大黒天を祀る小さなお堂がある。

ここでお参りをしているとやたらにカラスの鳴き声がする。
 見るとこの中にカラスが3羽ほどいて、これはカラストラップだそうな。カラスが増えすぎるのも困るが、それより個人的には鳩を撲滅してほしい。

小山八幡神社はちょっと小高い所にあって、ここから坂を下りるとすぐ下に次の摩耶寺がある。
名前の通りお釈迦様のお母さん、摩耶夫人を祀る日蓮宗のお寺だが、本堂は新しくてモダンな造り。
 
この中に寿老人も祀られているらしいが、手前にあるのは2015年に作られたという七福神キャラ。各寺社に普通のスタンプとこのキャラクタースタンプが置かれていて1月7日を過ぎても勝手に押すことができる。品川区の努力は認めるが、う~ん、ちと若いもんに媚び売りすぎじゃないか。

ここからは結構距離があり、昭和医大の脇を通り、旗の台駅も通り過ぎて荏原町商店街へ。
荏原町は以前6年ほど住んでいた所。引っ越してから15年も経つのでさすがにお店も変わった、と感慨深い。

荏原町の駅で線路を越えるとすぐあるのが日蓮宗の法連寺。
 立派な本堂ではお葬式の準備中。
 
恵比寿堂は門のすぐ脇にあったが、ここも荏原町在住中に来たことなし。

商店街に戻り、さらに先にまっすぐ歩いて行くと
 やがて街灯が白蛇になり
 
この白蛇と弁財天を祀る上神明天祖神社に到着。
境内に音楽が流れていたり、なかなか派手な神社だが
 手水舎にアルコール消毒器が置かれているのは初めて見た。

しばらく地味な住宅街の中を行き、新幹線の高架が見えて来たらその手前にあるのが天台宗の養玉院・如来寺。
 
立派な門は閉まっているのでその脇の坂を上がっていくと
 大きな赤いお堂が見えてくる。
 
脇の小さな扉をくぐって中に入ると大井のおおぼとけと呼ばれる五智如来が並び、その手前に福々しい布袋様が寝転んでいらっしゃる。
3mを越える大仏はピカピカなので新しいものかと思ったが、江戸時代に作られて高輪から引っ越してこられたものだそうだ。

このお寺を出たら横須賀線の線路沿いを歩き、西大井の駅から立会道路をしばらく行ってまた住宅街に入り込むとお客さんが何人も営業開始を待つ銭湯があって、
 その先が東光寺の入り口。
 
こちらはまるで民家の脇にお寺がめり込んでいるように見えるが、1534年開山のれっきとした天台宗のお寺だそうで、表に小さな毘沙門天の石像が置かれていた。

ところでこの記事のために検索してみたらこちらには「参道の中程に東司(トウス)トイレ守護の烏樞瑟摩明王堂(お堂全部がトイレ)」というのがあるそうで、これを見逃すとは残念なことをした。

ここからは立会道路をまっすぐ歩いて大井町駅を目指すと途中に最後の大井蔵王権現神社があるのだが
 
立派な名前の割に小さなお堂がビルの間に埋もれていて、その脇にさらに小さな福禄寿のお堂がある。

 大井町駅はここからすぐ。
帰りは電車で帰って、本日は寄り道も含めて13,905歩、10km移動。
西小山から大井町までは休憩もせずに歩いてしまったのでさすがに疲れた。
目黒の時のように途中にランチ休憩を入れるのが正解と学んだ。


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コメント (2)
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